オマーン現地視察報告 - JATA-NET...オマーン側のAl Raffd Fund のCEOである Mr....

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JATA JOTC 中近東・アフリカ部会企画 オマーン現地視察報告 実施期間: 2018 年 2 月 23 日(金)~ 3 月1日(金) 6 泊 8 日 訪問地: オマーン・マスカットおよび近郊都市 参加者: 10 名 (別紙参加者リスト参照) 協力: オマーン政府 外務省・観光省 Bahwan Touirism LLC スワーダ・アルムダファーラ女史 (在オマーン) 今回の企画は、日本オマーン国交樹立 45 周年企画として、オマーン政府関係者による 「オマーン・日本中小ビジネス経済協力フォーラム」を中心とする各産業関係者の現地訪 問団企画のひとつとして、観光関係者による現地視察が実現しました。 参加者が分担して作成した報告書のため、一部記載方法や表現に各担当日により違い がありますが、ご了承願います。 *写真圧縮版

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JATA JOTC 中近東・アフリカ部会企画

オマーン現地視察報告

実施期間: 2018 年 2 月 23 日(金)~ 3 月1日(金) 6 泊 8 日

訪問地: オマーン・マスカットおよび近郊都市

参加者: 10 名 (別紙参加者リスト参照)

協力: オマーン政府 外務省・観光省

Bahwan Touirism LLC

スワーダ・アルムダファーラ女史 (在オマーン)

今回の企画は、日本オマーン国交樹立 45 周年企画として、オマーン政府関係者による

「オマーン・日本中小ビジネス経済協力フォーラム」を中心とする各産業関係者の現地訪

問団企画のひとつとして、観光関係者による現地視察が実現しました。

参加者が分担して作成した報告書のため、一部記載方法や表現に各担当日により違い

がありますが、ご了承願います。

*写真圧縮版

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氏 名

敬称略会 社 名 役 職 名 RMKS

1 角田 みずき クラブツーリズム株式会社企画担当

海外テーマ旅行センター

2 齋藤 緩子 (株)読売旅行係長

関東海外旅行部

3 齋藤 晃子 (株)ユーラシア旅行社 係長

4 田上 亮子 株式会社エイチ・アイ・エス

イスタンブール支店

マネージャー

アウトバウンド&日本法人担当

5 星合 祐里 株式会社エイチ・アイ・エスツアーコンサルタント

秘境旅行専門デスク

6 飯田 誠 コックスアンドキングス・ジャパン リージョナルマネージャー

7 永盛 英治 ㈱デスティネーションコンサルタンツ 代表取締役

8 佐藤 壽邦 株式会社 ミキ・ツーリスト デスティネーション開発部 課長

9 西口 実 有限会社 南都観光社 代表取締役

10 飯田 祐二 (一社)日本旅行業協会 海外旅行推進部 副部長

オマーン視察 参加メンバーリスト

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第 1 日 2 月 24 日(土)

◆マスカット空港到着

到着時に利用出来る無料 Wi-Fi 無し

出口前、小規模な免税店有

出口後、両替所 2~3 箇所有/日本円取り扱い OK

アライバルビザは長蛇の列でした

◆宮殿、フォート、美術館およびその周辺徒歩観光

アラム・パレス、ミラニフォート、ジャラリフォートは外観のみ観光可

オマーン国立博物館はアジアらしい雰囲気とアラブが融合している印象的な内装で、充実したミュージアムショップもあるも

のの、オマーン随一の物価高な印象を受けるものばかりでした

Bait Al Zubair Museumでは館内撮影不可な点が残念なものの、20 分程でさっとオマーンの概要を知ることが出来

初日訪問に組み込む場所としては打ってつけと思いました

◆マスカット・ヒルズ・リゾート

遠浅のビーチに豊富なビーチアクティビティー、カヤック等の有料オプションも 1,000 円前後~とお手頃な料金設定

スキューバダイビングの講習を受けることも出来、ビーチアクティビティーを重視するリゾート滞在型のお客様へはとてもお勧

め出来るホテルと思いました

◆スーク

日没前と後で雰囲気が異なるので、双方を楽しむ為に日没前に訪れたいスポット

スーク内のメイン通りはクンマや乳香等の、オマーンらしい土産物の他、トルコからの輸入品と思われるものも多数有り

メインから 1 本入ると、ローカルの人々で混み合う手芸品店やモスクがあり、生活感が感じられる

購入価格目安:乳香一式セット 6OMR

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◆BAIT AL LUND(4 つ星レストラン)

アラブらしい内装で、テラスからの海岸線の眺めも良いレストラン

乳香の香りをうつしたお水や郷土料理等、その国らしさと距離間の良いサービスが好感

サーブまでの時間も長すぎず、頃合い

◆クラウン・プラザ・ホテル

ロビー・レストラン・客室内:無料 Wi-Fi 有

朝食・昼食ともにビュッフェで種類も豊富、朝食時はエッグステーション有。豚のソーセージを置いている等、中東地域の割

に外国人向けの寛容なメニュー構成。レストランの内装は SNS 映えを意識したかのようなフォトジェニックさ。

客室のベッドメイキングは昼・夜の 1 日 2 回、枕の並べ方を変える等の細やかなサービスが感じられ、アメニティーも基本

的なセットの他にフロスやソーイングセット等、5 つ星レベルの品ぞろえ。

唯一の難点は廊下の絨毯で、大型のスーツケースをお持ちになられるお客様へは事前 INFO が必要と思われました。

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第 2 日:2 月 25 日(日)

<イベントタイトル>

オマーン・日本中小ビジネス経済協力フォーラムおよび観光ワークショップ 2/24~3/2

“Omani Japanese Economic Collaboration Forum for SMEs”

第一日

オマーンと日本との協力事業のための機会検討

“Seeking Opportunities for Collaboration Between Oman & Japan”

時間: 9:00 ~ 17:30

会場: Convention Center

ビジネスフォーラム

09:00~

オマーン側の Al Raffd Fund の CEO である Mr. Tariq Al Farsi による Welcome スピーチにつづき、在オマーン日

本国大使館・齋藤貢大使による返礼のご挨拶のち

全体セッションの発表として、オマーン側より 3 名、日本側から 3 名の発表と Q&A セッションが設けられる。

観光については、オマーンを紹介するプロモーションビデオにつづき、研究セクションの責任者である、Dr.Lubna Al

Marzoei 氏により、2040 年に向けた国の“戦略的ロードマップ”策定の具体的な中身を説明。国家としての GDP 比率

の目標設定や雇用拡大に取り組むという説明があった。

日本側からは具体的な中小企業ビジネス案件に関する官の取組として 経産省経済産業政策局の畑田統括補佐より

説明、そしてイノベーションの観点から、アクティブラーニングの羽根代表、農業振興・イチゴファームの成功事例として農楽

武下ファームの代表である武下博次代表より、ご自身の成功体験の発表があった。

同タイミングで展示スペースにおいて、日本側からは上述の羽根代表が監修して成功を収めている食料品を五庵愛する

ブースを展示、一方オマーン側からは 20 程度のオマーン産業・工芸品などをしょうかいするブースが並び日本人参加者に

具体的に

説明などを展開した。

駐オマーン斉藤大使ご挨拶 日本中小ビジネス成果紹介ブース 経産省 畑田統括よりプレゼン

観光ワークショップ(14:00~17:30)

午後からはそれぞれの産業別に、実践的な取り組みプログラムとなり、ファンクションルームにて、観光関係者だけが集まり

ワークショップを実施した。

オマーン側から 400 以上のツアーオペレーターの中から日本とのビジネスの関心が高く、取組が期待できる 20 社を選定

し、

今回の日本から訪問した視察メンバー9 社がデスクに座り、現地側オペレーターが各デスクを訪問して、会社案内・サービ

ス内容の説明や具体的な見積もり、今後の連携の可能性について、積極的なビジネスミーティングを実施。

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開催に先立ち、オマーン観光省次官 Maitha Bit Saif Bin Majid Al Mahroqi 氏よりご挨拶をいただき今後の 2

国間

の観光交流の発展、特に午前の発表で言及をされていた 2040 年に向けたロードマップの実践に国を挙げて取り組む

を進めるにあたり、日本からの観光客拡大を期待されているコメントをいただく。

日本側からは飯田より、1)外務省危険情報が発出されていない貴重なデスティネーションであること。 2)観光コン

テンツがありながら、十分な PR 活動が展開されていないこと 3)PR を展開する有効な手段の一つとしてツーリズム

EXPO ジャパンへの出展継続 等を行政関係者や民間のオペレーターおよびサプライヤー関係者に説明を行った。

マファロキ次官によるプレゼン 飯田よりオマーン関係者への提案 商談会全容

個別商談(クラブツーリズム社) 個別商談 (読売旅行) 全産業関係者による歓迎夕食会

(シェラトン・マスカットホテルにて)

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第 3 日 2 月 26 日(月)

行程

マスカット→ナハル→アル・ワカン(ハジャル山)→ワディ・アビヤット周辺→ナハル→アイン・アットワラ→砂丘(デューン)→

HTL

宿泊先:Dunes By Al Nahda Resort

詳細 & メンバー

ガイド兼ドライバー サラーMR ドライバーズ 3 名 ラシッド MR(ジャイアン) イマッド MR(のび太 デューンを最後まで登り

きれなかった) モルシード MR(スネ夫) 手配会社のお目付け役 Yousra ユスラ MS(Bahwan Tours executive)

+10 名

9:00 CROWNE PLAZA CONVENTION CENTER HTL ロビー 各自 C/O

ガイド兼ドライバー サラーMR より本日の行程案内。

9:20 パジェロ4台に分乗で出発。

10:23-33 ナハルの街の GS にて WCSTOP 生活雑貨は比較的安い。

11:20 アル・ワカン村着 山の上部が村のた

め、上に伸びる形に発展。上の方がアル・ワカン

の下にある村を見下ろせる。伝統的な家や畑、

灌漑設備がみれるが階段が多い。トイレはきれ

い。

12:35 出発

13:08 側道へ WADI を走る。

13:26-37 奥まで行き PHOTO TIME、川と地層の話。

マントルが地上で見られるというめずらしいところモホ面

(モホロビチッチ不連続面,地殻とマントルの境界)の話

などやや専門的 13:57WADI 脱出。

途中スルタン・カブース・モスク通過(何度も通過してる)

14:10 LCH 「STOP & TASTE」 前菜(きゅうり 人参 フライドポテ

ト)チキン、ビーフ、フィッシュ、シュリンプ各グリルにピリヤニ 水 フレッシュジュー

ス (ミルクバナナ マンゴー ザクロ オレンジ など) 質素だが、サーブも早

く、トイレもきれい。

15:20 出発 ※レストランは朝の WCSTOP 時利用した GS の隣

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15:27 ナハルフォート着 P で G の説明後

見学は各自で。 トイレはきれい。

各自で回る。部屋の前にはどういう部屋かしか

書いてないので、できれば G が同行して中の

説明をしてからフリーが望ましいか?

16:15 出発 ※入口のスタッフにオマーンのお

やつハルワとアラビアコーヒーをごちそうになる。

16:21 アイン・アットワラ(温泉) P から 2 分ほど歩

くが屋台や移動風トイレがある。

足場が滑りやすいところが多い。源泉は上の方だが

現地人が入って泳いで遊んでいた。

下はドクターフィッシュがいる温泉(ぬるめ)裸足で入

ると大変なことに魚が足の周りにじょわじょわ来るが

楽しい。河のようになっていて岩に藻が多く滑るので歩く、立つなどは注意しながら。

16:41 出発

17:40 砂丘(デューン)着(舗装道路が途

切れて土漠のようになり、そこから砂丘へ突

っ込む)

アラビアコーヒーとなつめやし(おいしい フレッ

シュなもの)おもてなし+日の入りを見る。

18:20 出発

18:30 Dunes By Al Nahda Resort 着 C/I テント風コテージなのでバイク?で送ってもらう。

19:30 Dr.Mary Ann とカクテルタイム+ディナ- イン 曇り夜空

22:00 ランタン

解散

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第 4 日 2 月 27 日(火)

【コースマスター】

6:15~7:20 OP砂漠バイクドライブ⇒7:30~8:30朝食⇒8:30~9:25「Dunes By Al

Nahda Resort」視察⇒9:40ホテル出発。Wadi Bani Awf へ⇒10:45~10:55渓谷写真ストップ

⇒ 10:55~11:05山羊と養蜂の村⇒11:35~11:40 写真ストップ⇒12:00~1

2:15 Bilad Sayt⇒12:55~13:00 展望台⇒13:00~14:50 SHORFET AL

ALAMIN にてランチ⇒15:30~16:05Misfat al Abryeen⇒16:30~16:40 Wadi Ghul

写真ストップ⇒16:50~17:45Wadi 散策とコーヒーブレイク⇒18:15Hali Al Shass「View hotel」

到着

【全体の印象と注意点など】

4WDでしか行けない個人ではアクセスしにくい場所で本当の冒険をしてみたい方にはお薦めできる観光内容。 実

際にレンタカーでの個人旅行やキャンプをしているヨーロピアンを目にした。4WD で、深い渓谷に沿ったスリルある道を辿

り、岩だらけのハジャル山脈の峰々をいくつも超え、途中に点在する伝統的なオマーンらしい美しい村や川底が残された渓

谷ワディを訪れるアドベンチャー感満載でオマーンの山岳地帯の自然・歴史を肌で感じることができる。

Wadi Bani Awf は山岳道で、険しい山道を上ったり下ったりとアップダウンが激しく、石・岩・ジャリや土のガタガタした

道を飛び跳ねながら走行していく。土埃が舞い、窓を閉めていても埃っぽい。ミネラルウォーター、サングラス、マスク、目薬、

日焼け止め、リップクリーム、ウェットティッシュなど必携。S字続きの険しい山道のため、車酔いする方は酔い止め薬は必

需品。

WCについてだが、朝の出発から13時頃のホテルでのランチまで条件の整ったWCがないのは女性にはきつい。

アドベンチャーツアーと分かって参加している方や、若年層にはアトラクション感覚で大変楽しいが、一般ツアー・シニアの

顧客層のグループツアーには組み込みは厳しい。終日の4WD走行が体力的にも精神的にも大変疲れる事と特色があ

りすぎて雨天の場合の相応代替案が難しい事がネックとなる。逆にマスカット滞在フリープランなどでオプショナルツアー設定

しチョイスの一つとするならば素材としては面白い。

【各観光箇所】

■Dunes By Al Nahda Resort のホテルインスペクション

アクティビティ砂漠バイク体験・・・基本行程にはなかったが、この砂漠ホテルでは様々なホテルアクティビティが用意されてい

る。今回は、別途代金のアクティビティの一つである砂漠のバイクを体験してみた。朝6:00~6:30スタートでバ

イクは二人乗り、インストラターが付いてくれる。代金は、2名1台であれば一人当たり日本円換算で約4000円

(税サ込)。私、も運転に挑戦したが、何度も砂漠にはまってしまい脱出に焦り、同行者を砂まみれにしてしまう大失態

だったが、普段バイクに乗っている方や運動神経が長けている方は全く問題なく、早朝の爽快砂漠ドライブを楽しむことが

できる。

朝食レストラン・・・屋根はあるがオープンスペース。7:00~10:00オープン。セットメニューでチョイスができる。サ

ーブが非常に遅いのでグループの際は若干の心配がある。レセプション・・・オープンスペース。

視察個所は、バンケット、プレイルーム(ジムマシーン2台)、屋外プール、スパ、部屋は3タイプ、キャメルライド。

■山羊と蜂の巣の村(所要約10分)

養蜂が盛んなエリアでオマーンの伝統的な方法を受け継ぐ村。丸太の中にハチの巣がある。

■途中、突如サッカーコートが出現。これは、アウディのCEOがCM撮影で訪れた際、記念に寄付したもの。

■Bilad Sayt (所要約15分)オマーンで最も美しい景色の一つといわれる、山岳地帯に突如現れる緑溢れるのどか

な村。伝統な家屋や棚田が岩の斜面に立ち並ぶ。村の中を散策するのではなく、降車して4~5分程歩き、村の全体

像を遠望するイメージ。WCは男女1つずつあるが汚い。緊急時のみペットボトルの水と紙を持参し利用。1時間後に

清潔なWCあり。

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■展望台 (所要約10分)

標高2700mのところにある景観のすばらしい展望台。写真ストップ。風が強く温度が下がるので防寒用上着必要。

■SHORFET AL ALAMIN HOTEL (所要約1時間50分)

ホテル内1Fレストランにてランチ。メニュー:キュウリとトマトのサラダ・インドカレー・チャイ。オマーンは全体的にインド料理

のレベルが高いが、こちらのインドカレーも非常に美味であった。サーブが遅い。

ホテルの売店があり、ラクダのぬいぐるみやキーホルダーなど日本人にとって手頃で購入しやすい土産物があった。

■Misfat al Abryeen (所要約35分)

オマーンで最も美しい村の一つといわれる。荒野の中の緑豊かなオアシス、山の中腹にあり標高約1000m。世界遺

産に登録された灌漑用水路ファラジが村中に張り巡らされ、緑豊かで古き良きオマーンの伝統的な生活が残る村。村の

中を散策するが、きれいに舗装されており歩きやすい。石造りの建物が残る村の旧市街の奥にはナツメヤシやバナナの木

が広がるが、ファラジという灌漑システムにより潤っている。WC有(無料)

■Wadi Ghul (所要約10分) 写真ストップ。ワディと崖にへばりくっついているナハルビレッジの景観。

■Wadi 散策 (所要約55分)

断崖切り立つワディ散策とファラジの水路見物。焚火で湯を沸かし、オマニーコーヒーとデーツでコーヒーブレイク。

■Hali Al Shass「View hotel」

このホテル宿泊がこの地に訪れる目的になり得る特徴のあるデラックスホテル。山の中腹に建っており、空中に飛び出すよ

うな作りで、ホテル名に違わず、景観が素晴らしい。今回は叶わなかったがホテルからの沈む夕日と夜景は必見。ただ、日

本人は1泊が主流となるが、ヨーロピアンは3~4泊するため予約が非常に取りにくいとの事。設備は素晴らしいが、部

屋は普通、広いバルコニー付き。夕食:ブッフェスタイル。特にパスタが大好評。ソースが選べ、味付けも美味。コックも陽

気でサービス良し。アルコールはノンアルコールビールのみ。朝食:ブッフェスタイル。ジュース、チーズ、キュウリ・トマトなどの

生野菜、エッグスタンド、ウィンナー、パン、果物、コーヒー・紅茶など一通りのものはあるが、種類豊富ではない。

アメニティー:シャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・石鹸・歯ブラシ・ドライヤー・セーフディーボックス・コーヒー紅茶パッ

ク・ポット・無料ミネラルウォーター・コンセントマルチなど充分。シャワーとバスタブ別。お湯回りも問題なし。

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第 5 日 2 月 28 日(水)

行程 THE VIEW ホテル→ジュベル・シャムス→ニズワ→マスカット

6:00~ 朝食 ビュッフェスタイル(約 10 種類+パン類+ドリンク)

8:50 THE VIEW ホテル出発。ジュベル・シャムスの展望スポットへ。

9 : 06 アルハムラの町(旧市街)を通過。建物は古いが、中東の田舎の雰囲気はある。

9 : 12 アルハムラの町(新市街)を通過。この辺りでは、ニズワ・バハラに次いで 3 番目に大きな町。

9:15 ガソリンスタンド立寄

途中、オフロードの山道をくねくねと登る。

10:20~11:05

ジュベル・シャムス ビューポイント標高約 2200m地点。山頂 3075mを望むビューポイント。THE VIEW ホテルから、こ

こまで約 52km。柵の下は昨日訪れた大渓谷の地点(Wadi Ghoul)になる。ビューポイントからはジュベル・シャムスを

含む大渓谷を望むことが出来る。ビューポイントの先端まで5分ほどの距離があり、散策が出来るが、途中から柵はなく、

強風も吹いているため注意が必要。駐車スペースの側に露店があり、地元の人々が作った手作りの民芸品が販売されて

いる。

11:10~11:20

ジュメルシャムス・リゾート(WC休憩)ビューポイントにWCがないため、休息のために立寄り。屋外のお手洗いを利用。

当施設はコテージタイプの部屋が並び、1 泊 2 万円ほど。

12:40~14:20

ゴールデンチューリップ・ニズワ(昼食・ホテルインスペクション)に到着。ジュベル・シャムス展望台から、約 97km。ニズワ

市内から約 30 分の郊外にあり、近辺では1番クラスの高いホテル。全 120 室(うち 70 部屋がスタンダードクラス)。

同じカテゴリーの部屋はすべて同じサイズだが、景観が異なる。プール側・ガーデン側。また館内にはバーも 3 つあり、アルコ

ールの取扱いもある。室内の設備も各種揃っており、ポット・ドライヤー・WIFI・バスタブも揃う。見学当日も満室のカテゴ

リーがあり、長期滞在をする西洋人マーケットとの取り合いに注意が必要となりそうでした。昼食は、フロント側のレストラン

にてビュッフェスタイル。種類も豊富で、西洋料理やアジア風の麺類も楽しむことが出来た。

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14:40~16:05 ニズワスーク・フォートに到着(ゴールデンチューリップから約 20 分/約 32km)。砦の中にスーク、

モスクを含む立地で、古きよきアラブの雰囲気を残すエリア。スークは 7~13 時、16 時~とオープン時間が限られる。古く

から農家やベドウィン、オアシスの民など、さまざまな人々が集まり、商売を通して情報交換をしていた。スークでは金やシル

クのスーク、ハンジャルなどの武器を取り扱うスークなどがあり、今も乳香や壷、各種お土産店などが残る。ニズワ・フォート

については、最近入場料が約 10 倍に上がり、現在は 5 リヤル(オマーン人は 2 リアル)。ポルトガルの支配の後に作ら

れ、当時はイマームや家来の住居としても使用されていた。入り口にはイギリスとスウェーデン産の大砲も置かれている。頂

上までの階段には、落とし穴や油落しなどの仕掛けが備わっており、敵から守る防衛柵がめぐらされている。その他、ハンジ

ャルや民族衣装、歴史に関わる展示もされている。フォートやスークを含めてフリータイムもお楽しみいただける

18:15 シャングリラホテル到着(途中、渋滞を避ける為に遠回りをしたが それでもニズワから約2時間 10 分で到着)

19:00~ 夕食プライベートビーチを目の前にしたバイト アル バールレストランにて会食。新鮮なシーフードを使用した

メニューで、牡蠣やホタテのシーフードタワーやロブスターのプレートなどを堪能した。ホテルのマネージャー(ドイツ出身の女

性)はミニマムスティ 7 泊~と話していたが、マスカットのオペレーターによるとそれは時期によってまちまちで、3 泊くらいから

も可能との事。

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第6日 3月 1 日(木) ホテルインスペクションレポート

◆Shangri-la Barr Al Jissah Resort and Spa

マスカット市内より車で 20 分、付近にダイビングセンターあり。3つのホテルからなる。総客室数 640 室。

1)AL BANDAR メインビルディング (FAM にて宿泊) お部屋の広さ 38 ㎡~

シックな室内。ウェルカムフルーツとデーツも豪華。バスタブが広く、浴衣サービスあり。

朝食会場 Al Tanoor レストラン 洋食、アラビア料理、サラダバー、フルーツバーの他、飲茶・中華粥あり。

ビーチ自体が海亀の保護区に指定されており、海亀が産卵した場所には木の枠が置かれている。

2)AL WAHA お部屋の広さ 32 ㎡~ *ファミリー向け

流れるプール、お部屋に Playstation、キッズルームなどファミリー向けの設備が充実

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3)AL HUSN お部屋の広さ 48 ㎡~ *VIP 向け、子供の宿泊禁止。

毎日生花を活け替え。図書室、ビリヤード室、ラウンジ(チェックイン前、チェックアウト後の利用可能)施設あり。

宿泊者以外はプライベートビーチ立ち入り禁止

◆Sheraton Muscat

日本人スタッフ有。2016 年リノベーション、Old Muscat 市内中心に位置。16 階建でマスカットで一番高いビル。

ラウンジ(チェックイン前、チェックアウト後の利用可能)宿泊者無料。 ジム 24 時間営業。

プールは 2 か所。インドアプールもあり、スパやヨガ教室など在住日本人の利用も多い。お部屋の広さ 36 ㎡~

◆Mysk by SHAZA Hotel

マリーナフロント地区。オマーン国際空港から市内へ移動途中。

開発地区で周囲は一部工事現場だが、カフェも数件オープンしており、洒落たマリーナフロントになる予定。

シンプル・モダンなデザインホテル。スパ無し。プール・フィットネス・サウナ有。スモーキングフロア有。

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デラックス ツイン又はダブル (シャワーオンリー)32 ㎡

グランドデラックス キングベッド 38 ㎡ /ジュニアスイート ダブル 42 ㎡

◆ROTANA Muscat Hotel

オマーン国際空港付近、空港まで車で 5 分。総客室 215 室、お部屋の広さ 32 ㎡~