手押しポンプの発明toho-tobo.co.jp/pump-history.pdf3 このようにして周期的に作動し、水を汲み上げる。 日本での手押しポンプの由来 日本では、天明年間
直結型油回転真空ポンプ - yamato-net.co.jp · PD-52 PD-102...
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No.11700-2-04-1
制 N(:正三 鵬 榊
議醐3㎜訓脳
直結型油回転真空ポンプ
取 扱 説 明 書
型 式 名
P D - 5 2
P D - 1 0 2
● この 度は、 ヤマト科 学の小型油回 転真空ポンプをお買 い
上 げ い た だ き ま し て、 誠 に あ り が と う ご ざい ま す。
● 本 器 を 正 しく 使 っ て いた だ く た め に、 お 使 い の 前 に こ の
「取扱説明書」と『保 証書」をよくお読 みください。 お読み
になった後 はr保証 書」と ともにいつ でも使用 できる よう
に、 大 切 に保 管 し て く だ さ い。
蔓冬 生.言 口 .取 扱説明書本 文に出てくる 重要警 告事項 の部
分は製品 を使用 する前 に注意深く 読み、 よく▲ 理 解 し て く だ さ い。
}7ト刑 学株弍合杜
O. ま え が き
0.1 真 空 ポ ン プ を ご 使 用 に な る 前 に
当社の 真空ポ ンプ (以下ポン ブ) をお買い上 げ頂きま して、 有り難う ございま ず。
ま ず、 お 手 元1こ届 き ま し た ら、 ポ ン プ が ご 注 文 の 内 容 と 同 一 であ る こ と、 及 び、 輸
送等1こよる破損が 無 いことをご確認下さい。
△ 警告こ の ポ ン プ を 末 永 く ご利 用 頂 く た め に、 取 り 付 け、 運 転、 点 検、 或 い は 保 守 を す る
前 に、 必 ず こ の 取 扱 説 明 書 を お 読 み 頂 き、 安 全 上 の 注 意、 こ の ポ ン プ の 仕 様、 及 び
操作方法に関わる 事項 を十分理解して下さい。
△ 留意尚、 こ の 取 扱 説 明 書 は い か な る 部 分 も、 第三 者 の 使 用 の た め に、 当 社 の 許 諾 な し に
コ ピー す る こ と は 出 来 ま せ ん。
一〇1一
0.2 安 全 シ ン ボ ル マ ー ク
この取扱説明書及 び、 ポンブの警 告表示には守るべき事項を理 解して頂 <ため、 安
全 に つ い て のミノン ボ ル マ ー ク を 掲 げ て い ま す。
ミノン ボ ル マ ー ク1こ用 いて い る 言 葉 は次 のよ う に 使 い 分 け て い ま ず。
△ 危険取 扱 い を 誤っ た 場 合 に、 使 用 者 が 死 亡、 ま た は、 重 傷 を 負 う 危 険 な 状 態 が 切 迫 し て
生 じる 可能牲を示しています。
△ 警告取 扱 い を 誤 っ た 場 合 に、 使 用 者 が 死 亡、 ま た は、 重 傷 を 負 う 危 険 な 状 態 の 生 じ る 可
能 性 を 示 し て い ま す。
△ 注意取扱 いを誤った場合 に、 使用者 が軽傷、 または、 中程 度の障害 を負う危 険の 生じる
可 能 性 か、 ま た は、 物 的 損 害 の み が発 生す る 危 険 の 可 能 性 を 示 し て い ま す。
△ 留意取 扱い を誤った場 合に、 機 械の損傷 を起こ したり、 正常 な動 作を損ね る 可能性 を示
し て い ま す。
一02一
O.3 安 全 上 の 注 意 事 項
△ 危険有毒 及び 可燃性 ガスをポ ンプで排気する 場合、 ポ ンプの 排気口以外 にも、 ポ ンプ 本
体が ら漏れること があります。 ガスの 種類に応じた適切 な対策 を講じて下さ い。
△ 危険有毒 ガスの 排気に使用 した場合
、ポ ンプ は勿 論のこ と
、 真空 ポン プ油 (以下 ポンプ
油) も 有 毒 に な り ま す。 メ ン テ ナ ン ス 時 に は、 ご留 意 下 さ い。
△ 警告修 理 技 術 者 以 外 の 人 は、 絶 対 に 分 解 し た り 修 理 を 行 わ な い で 下 さ い。 発 火 ま た は、
異常 動作 して けがを したり、 感電する 恐れがあります。
△ 警告点 検 ・ 修 理 の 時 は、 必 ず 電 源 スイ ッ チ を切 っ て か ら 作 業 を 行 っ て 下 さ い。 感 電 し た
り、 急 に ポ ン プが 始 動 して けが を す る こ と が あ り ま す。
△ 警告アー スを確 実に接地 して下さ い。 又、 専用 の漏電遮 断機 を設置する こ とをお勧 め致
し ま す。 ア ー ス を 接 地 し な い と、 故 障 や 漏 電 の 時 に 感 電 す る 恐 れ が あ り ま す。
△ 警告破裂の 恐れ がありま す。 排気口 を塞 いだり、 排気口側 にガスの通過 を妨 害する機器
を 付 けた 状 態 で、 ポ ン プ を 運 転 し な い で 下 さ い。 ポ ン プ 内 圧 が 上 昇 し て、 ポ ン プ本
体が破 裂したり、 オイ ルレベルゲー ジが飛 び出 した り、 モータが過 負荷 になる恐れ
が あ り ま す。
こ の ポ ン プ は、 耐 圧 構 造 と な っ て お り ま せ ん。 ポ ン プ の 内 部 圧力 の 限 界 値 は、
O.03 MPa (ゲ ー ジ 圧) です。
一03一
△ 警告爆 発 性 雰 囲 気 で は 使 用 しな い で 下 さ い。 け が、 火 災 の 原 因 に な り ま す。
△ 注意モ ー タ の 開 口 部 に、 指 や 物 を 入 れ な い で 下 さ い。 感 電、 け が、 火 災 等 の 恐れ が あ り
ま す。
△ 注意ポ ン プ 運 転 中 に、 モ ー タ、 主 軸、 軸 継 手 な どの 回 転 部 分 に は、 絶 対 に 触 れ な い で 下
さ い。 け が の 原因 に な り ま す。
△ 注意電動機 やポン プの周 囲には、 可燃物 を絶対 に置かない で下さ い。 火災の 恐れがあ り
ま す。
また、 電動機の周 辺に通風 を妨 げるよ う な障害物を置 かな いで下さい。 異常発 熱に
よ る 火 傷、 火 災の 恐 れ があ り ま す。
△ 注意ポ ン プ運 転 中ま た は、 停 止 直 後 で ポ ン プ本 体 が 温 ま っ て い る 時 は、 電 動 機 や ポ ン プ ・
配 管 に 触れ な い で 下 さ い。 高 熱 に な っ て い ま す の で火 傷 の 原 因 に な りま す。
△ 注意配 線 工 事 は、 電 気 設 備 技 術 基 準 や 内 線 規 定 に 従 っ て、 正 し く 行 っ て 下 さ い。 誤 っ た
配 線 工 事 は、 火災 の 原 因と な り ま す。
△ 注意動 か な く な っ た り、 異 常 が あ る 場 合 は、 事 故 防 止 のた め す ぐ に 電 源 スイ ッ チ を切 り、
ご注文先、 若 しく は当 社に必 ず点検修理 をご依頼下さい。
△ 留意ポンプにポン プ油 を入 れない状 態で運転 しないで下さい。 ポ ンプが壊れます。
一04一
O.4 ポ ン プの 受 入 と 保 管
0.
4.
1 ポ ンプの受入
細 心 の 注 意 を 払 って 出 荷 し て お り ま ず が、 念 の ため、 荷 造 り を 解 か れ ま し た
ら、 次 の こ と をお 確 か め 下 さ い。
(1)ご請求の 製品と■ 致してい るか。
(2)付 属 晶(ポ ン プ 油1 回 分、 オ ブミノヨ ン 部 品)は、 所 定 晶 が 付 い て い る か。
(3)輸 送中1こ破損した箇所が 無い か。
(4)輸 送 中 に ネ ジや ナ ツ ト 等 の 緩 み が 出 て い ない か。 外 れて い る 所 は無 い か。
万一不具 合がありま したら、 ご注文先、 また は当社営業部ま でご連絡下さ い。
O.4.2 保 管、 据 え 付 け及 び、 運 転 時 周 囲 条 件
こ の ポ ン ブ は、 精 密 な ク リ ア ラ=ソブ を も つ 機 械 でず か ら、 保 管、 据 え 付 け 及
び、 運 転 時1こ は、 次 の こ と を 満 足 ず る よ う1こし て 下 さ い。
①運転時温度及 び湿度1 7℃~40℃ 85%RH以下
② 保 管 時 及 び、 運 転日寺標 高 : 1000m以 下
③その他 (保管時 運転時共)
a. 腐 蝕 性 及 び、 爆 発 性 ガ フ の 無 い こ と。
b. 結 露 の 無 い こ と。
C. 塵 挨 の 無 い こ と。
d.
屋 内 で あ る こ と。
e. ポ ン ブ の 二 段 積 み や横 倒 し は し な い こ と。
f. 直 射 日 光 が 当 た ら な い こ と。
g. 熱 源 か ら 遠 ざ け る こ と。
△ 留意ポ ン プ に 衝 撃 を与 えた り、 横倒 し に し な い で下 さ い。 ポ ン プに 障 害 を 与 え ま す。
一05一
0.5 保 護 装 置
こ の ポ ン プ1こ は、 単 相 100V 50/60Hz用 の モ ー タ が 付 い て い ま ず。
この二E一タに は、 過負荷保護 装置 (手動復帰型 のサーマ ルブロテクタ ー) が 内蔵 さ
れ て いま す。
過負荷保護装置以外 の保護装置 (漏 電遮断器等) も併設ず ることを推 奨しま ず。
△ 留意モータ の定格電圧 以外で使用 しな いで下 さい。 過負荷保護 装置 が正常に作動 せず、
モ ー タ の 焼 損、 火 災 の 原 因 と な りま す。
一06一
1. 安 全 に お 使 い い た だ く た め に
1.1 製品固有の危険性と安全 対策
ポンブの運転また は点検 を行う前 に、 この項目を良<お読み になり、 潜 在ず る危 険
や回避の方法につ いて十分王里解 して から作業を行って下さい。
1.1.1 ∠』 危 険
要因
危険ガス、 危 険物質の漏洩
回 避 方 法 ・ 対 策
有毒および可燃ガスの漏洩 ⇒ ポンブの吸 気口1こ八る前に・ 危 険 ガプを安全
な 濃 度ま で 希 釈 し て 下 さ い。
ポ ン プ内 部 で有 毒 に な っ た
ポ ン プ油、 ま た は ポ ン プ に
付 着 した 有 害物 質 を 点 検 ・
廃 棄 時 に 触 って 負 傷 す る
⇒ ①使用ずる 有毒物質に適した保 護具を看 用し
て、 点 検 等 の 作 業 を 行 っ て 下 さ い。
②分解修理、 廃棄の時1こは、 廃 棄物処理 の専
門業者1こ依頼して無害化処理 を行って 下さ
い 。
③廃棄は、 行政の 認可を受 けた廃棄 物処理業
者 に 委 託 して 下 さ い。
1.1.2 ∠㌧ 警 告 感 電
要因 回 避 方 法 ・ 対 策
モータ通電部に触れて感電
する
⇒ ①電気結線は、 必 ず電源を切 って から行って
下 さ い。 ア ー フ は、 必 ず 取 っ て 下 さ い。
②点検 移設の 際1こは、 必 ず電源 を切 って作
業 し て 下 さ い。
③二E一 タ の 開 口 部 か ら、 手 や 指 ま た は、 細 い
棒 な ど を 入 れ な い で 下さ い。
一1一
1.1.3 ∠込 警 告 破 裂
要因 回 避 方 法 ・ 対 策
ポンプ内部圧力が上昇し
て、 ポ ン プ が破 裂す る
⇒ この ポンブの内部圧カの限界値 はO-03MPa
(ゲ ーミゾ圧) で ず。
ポ ン プ の 排 気 側 の 圧 カ を 測 定 し て0.03MPa(ゲ
ージ 圧) 以 上ならば、 排気口側の ガフの通 過
を 妨 げ て い る も の を 取 り 除 い て 下 さ い。 オ イ
ル ミ ブ トト ラ ツ ブ を ご 使用 の 場 合 は、 交 換 ま
たは洗 浄を行ってガブの通過の 抵抗にな らな
い よ う に して 下 さ い。
1.1.4 ∠L 注 意 高 温
要因 回 避 方 法 ・ 対 策
高温で火傷をする ⇒ ①運転 時ポンプは高温になりまず。
ポ ン ブ 本 体 → 50~80℃
=E 一タ 部 → 40~80℃
②表面温度が 高温のため、 手などの偶 発的な
接触1こよ り火傷の危 険性が 有りまず。 運転
中 は、 ポ ン ブ1こ触 ら な い で 下 さ い。
点検作業 は、 ポンブ停止後、 温度が 十分に
下 が っ て か ら 行 って 下さ い。
一2一
i.2 化 学物質 安全データ シート(MSDS)
この ポンブを運転ずる上で、 使 用ま たは、 触る可能性のある化学物 質 を紹介 して い
ま ず。 MSDSに 記 載 さ れ て い る 有 害 特 性 を王里解 して 頂 < た め1こ、 良 < 読 ん で下 さ い。
この取 扱説明書1こ言己載されてい る化学 物質 (真空ポンブ油) 以外の 化学物質を ご使
用1こな る 場合 は、 別 途 お間 い 合 わ せ 下 さ い。
△ 注意MSDSは、 危 険有害な化学物質 につい て、 安全 な取扱い を確保するた め の参考惰 報と
して、 提 示 する も の で す。 ポ ン プ 油 を 取 り 扱 う 方 は、 こ れ を 参 考 と し て、 自 ら の 責
任 にお いて、 個々 の取扱い等 の実態 に応 じた適切な処置 を講ずるこ と が必要で ある
こ と を 理 解 し た 上 で、 活用 さ れ る よ う お 願し1しま す。 従 っ て、 こ のMSDSそ の も の は、
安全 の保証 書ではありません。
一3一
目 次
0. ま え が き
O.1 ご使 用 に なる 前 に
0.2 安 全 シ ン ボ ルマ ーク
O.3 安全 上 の 注 意 事 項
0.4 ポ ン プ の 受 入 と 保 管
O.4.1 ポ ン プ の 受 入
0.4.2 保 管、 据 え 付 け及 び、 運 転 時 周 囲 条 件
0.5 保 護 装 置
1. 安 全 に お 使 い いた だく た め に
1.1 製品固 有の危 険性と安全対策
1.1.1 ∠L 危 険 危 険 ガ ス、 危 険 物 質 の 漏 洩
1.1.2 ∠㌧ 書 告 感 電
1.1.3∠㌧ 警 告 破裂
1.1.4 ∠」 注 意 高 温
1.2 化学物 質安全データシー ト (MSDS)
2. ポ ン プ概 要
2.1 性 能 諸 元
2.2 寸 法 図
3. 取 付
3.1 据 付
3.2 注 油
3.3 真 空 配 管
3.4 電気 結 線
3.4.1 単 相 モ ー タ 仕 様 の 場 合
3.5 電源 電圧及び周波数の変動
01
01
02
03
05
05
05
06
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 7
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 7
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 7
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 9
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 1 0
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 1 0
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 1 1
目 次一1
4. 運
4.1
4.
2
4.
3
4.
4
4.5
4.6
4.
7
4.8
転
運 転上 の注意点
運転開始
運転停止
寒冷時の 運転
逆流防止機構
ガスバラス トバルブ
オ イ ル ミ ス ト トラ ッ プ (オ プ シ ョ ン) の 取 付 け
オイ ルミスト トラ ップ取付時の運転制 限
11
11
12
12
13
13
14
15
15
5. ポ ン プ 性 能
5.1 到 達 圧 力
5,2 排 気 速 度
5.3 所 要 動 力
16
16
16
16
6. 保 全 ・ 点 検 ・ 修 理
6.1
6.2
6.
3
6.
4
6.
5
保全
定期点検
ポ ンプ油の交 換
カ ップリン グの スパイ ダー交換
トラ ブ ル チ ェ ッ ク リ ス ト
17
17
17
19
21
22
7.
廃 棄 ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 4
8. 保 証 条 項 ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 4
9. 分解修 理時主要交 換部品
9.1 主 要 交 換 部 品 一 覧 表
9.2 分 解 図
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 5
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 5
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 7
化学物質 安全データシー ト (MSDS)
使用 状況 チェ ックシー ト (分解修理依 頼の場合 使用)
営 業,サ ー ビ ス 部 門 と そ の 連 絡 先
目 次一2
図表一覧表
図1. PD-52 油 回 転 真 空 ポ ン プ寸 法 図
図2. PD-102 油 回 転 真 空 ポ ン プ寸 法 図
図3. 油 回 転 真 空 ポ ン プ ヘ の 注 油(PD-52)
図4. 油 回 転 真 空 ポ ン プ ヘ の 注 油(PD-102)
図5. 真空室 と基本的 な配 管接続 図
図6. カ ッ プ リ ン グの ス パ イ ダ ー 交 換
図7. PD-52油 回 転 真 空 ポ ン プ分 解 図
図8, PO-102油 回 転 真 空 ポ ン プ 分 解 図
5
6
8
8
9
21
27
28
表1. 性 能 諸 元
表2. 定 期 点 検 表
表3. ト ラ ブ ル チ ェ ッ ク リ ス ト
表4. 交 換 部 品 一 覧 表(PD-52)
表5. 交 換 部 品 一 覧 表(PD-102)
別表. 化学物質安 全データシート (MSDS)
・ ・ … . … 4
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 1 8
・ … . ・ … 2 2
・ … . ・ ■ ・ . 2 5
・ ・ ・ ・ ・ ・ … 2 6
目 次一3
2. ポ ン プ の 概 要
2.1 性 能 諸 元
この油 回転真空ポン ブは、 回転翼 型 (以 下グーデ型) のポンブでず。 駆動 方 式は モ
ー タ 直結 式 で す。 こ の ポ ン ブ は、 小 型 軽 量 で非 常1こミノン ブ ル な 構 造 な の で、 保 守・修
理が大変や り易<なっていま ず。
表1. 性 能 諸 元
型 式 名PO-52 PD-102
回 転 翼型, 2段
排 気 速 度
L/min
50Hz 50 100
60Hz 60 120
到 違 圧 力
Pa
G.仏 開 6.7×10-2
G.
V.
閉 6.7
使 用 電 動 機 単相V lOO(50/60Hz) 100(50/60Hz)
W(極数) 200(4) 400(4)
全 負 荷 電 流 値
A単 相
50Hz 5.6 8.6
60Hz 4.8 7.7
回 転 遠 度
r/min単 相
50Hz 1450 1 430
60Hz 1730 1 720
使 用 油標 準 油 SMR-100 R-7
油 量 mL 430 800
吸 気 管 径
mm外 径 φ18 外 径 φ30
注1) 上 表の r到 達圧力」 はマクラ ウ ド真空計1こよ る指示値 でず。 ピラニ真 空計 ではマク
ラウ ド真空 計よ り約一 桁高い 値を示 しまず。
注2) 真 空 ポ ン プ油 は、 種 類1こよ っ て 蒸 気 圧、 粘 度、 油 性 等 が 異 な りま ず の で、 ポ ン ブ の
性能に影響を 及 ぽしまず。 当 社指定の 油回転真空ポンブ油を ご使用 下さ い。
指 定 油 : S M R -1 0 0
R - 7
注 3) G.V.
と は、 ガ ブ バ ラ フ ト バ ル フ“の 略 で ず。
一4一
2.2 寸 法 図
モータ仕様
総 質 量
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200W,4極,AC 100V 50/60Hz,単相,分 相 始 動 式 ・ 防 滴 保 護 型
約18 kg
図1. PD-52 油 回 転 真 空 ポ ン プ 寸 法図
一5一
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約22.
5 kg
図2. PD-l02 油 回 転 真 空 ポ ン プ寸 法 図
様
量
仕夕
質
モ
総
-6-
3. 取 付
3.1 据 付
据 付 場 所 は、 塵 挨 及 び 湿 気 の 少 な い 所 を 選 び、 水 平1こ設 置 し て 下 さ い。 そ し て、 ポ
ン ブ の 取 付、 取 り 外 し、 点 検、 掃 除 等 の 作 業 を 考 慮 し た 配 置1こ し て 下 さ い。
装 置 等1こ組 み 込 む 場 合 は、 特1こ雰 囲 気 温 度1こ 注 意 し て 下さ い。 ま た、 防 振 ゴム 等 を
利 用 し て 装 置 か ら 浮 か し、 装 置 に 振 動 が 伝 わ ら な いよ う1こ取 り 付 けて 下 さ い。
周囲条件1こっいては、 r0.4.2 保 管、 据 え 付 け及 び
、 運 転 時 の 周 囲 条 件」 を参
照 し て 下 さ い。
△ 留意ポ ン プ を 傾 けた り、 横 倒 し に した り、 或 い は 逆 さ ま に運 転 す る と、 ポ ン プ が 壊 れ ま
す。 図1,2の よ う に 吸 気口 を 上 に し て、 水 平 に 設 置 し て 下 さ い。
3.2 注 油
注 油口か ら注油栓を取り外 し、 ポン ブに付 属 しているポンブ油、 或い は当社指定の
ポ=ソプ 油(SMR-100)を 才イ ル レ ペ ル ゲ ー ジ の 赤 線 ま た は赤 丸 の 範 囲 内 ま で 八 れま ず。
初 回 は オ イ ル し ベル ゲ ー ジ の 上 限 近 < ま で 入 れ ま ず。 注 油 の 後、 注 油 栓 を ポ:ノブ に
取 り 付 け て 下 さ い。 (図 3・4. 参 照)
ポ ンプの油面 は、 運転中常1こオイ ルしベル ゲージの赤丸 の範囲内1こあるように管 理
し て 下さ い。 油 量 が 適 量 で な い と ポ ン ブ の 性 能 を 低下 さ せ、 更に=故 障 の 原 因 に も な
り ま ず。
油 量 が オイ ル し ベ ル グーミゾの 赤 丸 よ り 見 え な い範 囲 に な ると、 到 達 圧 カ が 高 < な り、
ポ コ ポ コ と い う 排 気 音が 止 ま ら な い こと が あ りま ず。
一7一
① 鮒口
1蛆
赤帖
オイルレペルゲーリ
図3. 油 回 転 真 空 ポ ン プヘ の 注 油 (PD-52)
①注油口
明気管
オイルレペルゲージ
ドレーンブラク
ポ ン ブ
00000
(1) オイルしベルゲーミゾの油面 (2)注油方 法
図4. 油 回 転 真 空 ポ ン プ ヘ の 注 油 (PO-102)
△ 注意①
②
ゴ ム 手袋、 保 護 眼 鏡 等 の 保 護具 を 着用 し て 下 さ い。
注油作業前に 「1.2 化学物質 安全データ シート」 を予めお読み 下さい。 万一手
に付 いた 時 や、 誤 っ て 目 に ポ ン プ 油 が 入 っ て しま っ た 時 は、「1.2 化 学 物 質 安
全データシート」 の応 急処置の 項に従っ て下さい。
△ 留意ポ ンプ油は、 当社指定 以外のも のを ご使用 しない で下さい。 それ 以外 の油を使用 し
た 場 合、 ポ ン プ の 性 能 が 悪く な っ た り、 ポ ン プ の 寿 命 が 短 く な り ま す。
一8一
3.3 真 空 配 管
(1) 真 空 室、 配 管、 真 空 バ ル ブ 等 の 内 壁 は 清 浄 に し て、 水 分、 細 紛 及 び 塵 挨、 錆 等 を 十
分1こ 除 去 し て か ら ポ ン ブ1こ 接 続 し て 下さ い。
△ 留意細紛、 塵埃 等を吸引 しますと ポン プが故障する こ とがありま す。 また、 水分 を吸 引
しま すと到達圧 力が高くなる だけでなく、 ポ ンプ内 部を錆びさせて故 障の原因 に な
り ま す。
(2) 真 空 室 と ポ ン ブ の 間 に は、 図4. の よ う1こ、 真 空 バ ル ブ(A)及 び リ ー ク バル ブ(B)を耳又
り 付 けて 下 さ い。
リーク バルブ
(B)
真
空
(A〕
真空バルブポンプ
図5. 真空 室 と 基 本 的 な 配 管 接 続 図
(3) 吸 気 管 と 相 手 管 と の 接 続 は、 真 空 ゴ ムホ ー フ 等 で 配 管ず るよ う に な っ て い ま ず。
△ 留意吸気 管内の金網 は、 異物がポン プ内 に入る のを防 ぐものです。 外 さない でお使い 下
さ い。
一9一
3.4 電 気 結 線
3.4.1 単 相 モ ー タ 仕 様 の 場 合
(1) こ の ポ ン プ は、 ポ ン プ 側 で の 電 気 結 線 を 予 め 行 っ て い ま ず。
(2) ポンブの電源 コー ドのブラ ダを 単相100Vのコンセント1こ差し 込んで下さい。
(3) この二E一タ には、 過負荷保 護装 置 (手動復帰型サーマル ブロ テクター) が内蔵さ れ
て い ま ず。
3.5 電源電圧及び周 波数の変 動
このポ1ソブは、 電源電圧 及び周 波数が下記の範囲で変イヒして も実用上 支障な<使用
で き ま ず。 但 し、“実 用 上 支 障 な <” と は 寿 命 を 著 し < 短 縮 ず る 程 度1こ至 ら な い こ
とを意味し特性ならび1こ温度上 昇などは定格状態には準じませ ん。
・電源 電 圧 の 変 動 ±1O%
・電 源 周 波 数 の 変 動 ± 5%
・電源電圧と周 波数の同 時変動 両者絶対値 の和が1O%以 内。
△ 微 ま』■昌≡ 一コ
電 気 結 線 を行 う と き は、 電 源 スイ ッ チ を ”OFF” に し て か ら 作 業 を 行 っ て 下 さ い。 活
線作業 (電気を流したまま の作業) は絶対に行わ ないで下さい。 感電 します。
アース を確実に設置して下さ い。 故障や漏電の時に感電す る恐 れが有ります。
ま た、 専用の漏電遮断機の設 置も推 奨致します。
△ 注意配 線 工 事 は、 電 気 設備 技 術 基 準 や 内 線 規 定 に 従っ て、 正 しく 行 っ て 下 さ い。 誤 っ た
配 線 工 事 は、 火 災の 原 因 に な り ま す。
△ 注意モータ の容量に合った過 負荷 保護装 置を取付けて下さ い。 過負 荷保 護装置を取付 け
な が っ た り、 取 付 けて も モ ー タ の 容 量 に 合 っ て い な い場 合 は モ ー タ の 損 傷, 火 災 の
原 因 と な り ま す。
一10一
4. 運 転
4.1 運 転 上 の 注 意
△ 警告破裂 の恐 れがあります。 排気 口 を塞いだ り、 排気口側に ガスの通 過 を妨害する機 器
を つ け た 状 態 で、 ポ ン プ を 運 転 し な い で く だ さ い。 ポ ン プ 内 圧 が 上 昇 し て、 ポ ン プ
本体 が破裂 したり、 オイ ル レベ ル ゲージ が飛 び出したり、 モ ータ が過 負荷になる 恐
れ が あ り ま す。
こ の ポ ン プ は、 耐 圧 構 造 と な っ て お り ま せ ん。 ポ ン プ の 内 部 圧 力 の 限 界 値 は、
O.03 MPa (ゲ ー ジ 圧) で す。
△ 留意① 半導体 製造 プロセ スでは、 ポンプ 油がごく短時問 で劣化 するこ とがあります。
ポン プ油の交換 を初 回は1O日 以内に 行って、 ポンプ油の汚 れ具合 を判断 した後、
ポ ン プ油 の 交 換 サ イ ク ル を 決 め る よ う に す る こ と を、 お 勧 め い た し ま す。
② 水 分等を多量にポン プが吸い込 む場合は、 油の交換を頻繁 に行っ て下さ い。 水
分 を吸い込んだままで使用 して いますと、 ポンプ油の潤 滑性 が劣化 し、 更 にポ
ン プ 部 品 の 腐 蝕 を 促 進 し ま す の で、 ポ ン プの 故 障 につ な が り ま す。
③ 酸等の 薬品を吸引した場合 は、1晩の停 止期間中 に錆 び付き運 転不能 になる こと
も あ り ま す の で、 吸 引 後 直 ち に ポ ン プ油 を交 換 し て下 さ い。
④ ポン プ油の潤 滑性を劣化させ る溶剤等 を吸引 した場合も、 カジ リ等の原因にな
り ま す の で、 ポ ン プ油 を 交 換 し て 下 さ い。
⑤ lOkPa以上の高い吸入圧力 での 連続運転を行いますと、 ポン プ油の消耗が激 し
く、 油 量 不 足、 ポ ン プヘ の 油 供 給 不 足 に な り ま す。 不 足 が 過 ぎる と 部品 の 急 逮
な摩耗、 カジ リ等の原因 になりま す。 高い吸入 圧力での連続 運転 を出来る だけ
行 わ な い よ う に し、 ポ ン プ 油 の 補 給 も 忘 れ ず に 行 って 下 さ い。
一11一
4.2 運 転 開 始
リー グバ」レプ(B)を閉 じ、 吸気口に つながる真空 バル ブ(A)を開いて ホンプの スイ ッ
チ を ”0N” に し て 運 転 を 開 始 し て 下 さ い。 ボ ン プ が 排 気を 始 め ま す。 (図5. 参 照)
△ 注意火傷の恐れがあります。 ポンプ運転中 は高温になります (40~80℃) の で、
モータ やポンプ本体 には触らないで 下さ い。
高い圧力領域で運転する と、 排気側 より 油煙 (オ イルミスト) が発生しま す。
オイ ル ミ ス ト ト ラ ッ プ を 取 り 付 け る か、 ダ ク ト 配 管 を行 い、 屋 外 に放 出 す る か、
排 気装 置 を設 け て 下 さ い。
△ 留意回 転 の 調 子 が 悪い 場 合 は、 次 の 処 置 を 行 っ て 下 さ い。
イ) ま ず油 量 を点 検 し、 適 量 に しま す。
口) 雰囲気温度が低 い時期 に使用の場 合、 長期間 (3日以上) ポンプ を停止状 態 にし
て置きますと、 シリン ダ内にポン プ油が侵入します。 (前 回の停止時に ポン プ
内 を大気圧状態 にして置いても同 様です。 ) このままの状態 でポン プを再 起動
しますと過負荷のため に、 過負荷保 護装置 が作動すること があ ります。 こ の時
に は、 ポ ン プ の 寸 動(短 時 問 の0N-OFF運 転)を 数 回 行 っ て 下 さ い。
△ 留意数時間運転を継続する と、 ポンプ内の油温が70~80℃ に上昇します。
もしも、 油温 がこ れ以上の 時は、 異 常箇所が ある可能性 があります ので、 点 検す る
か 当 社 に、 ご連 絡 下 さ い。
4.3 運 転 停 止
ます真空バルブ(A)を閉 じ、速や かにリーグバルブ(B)を開 いてボン プのスイ ッチを
”0FF
”に し ま す
。 (図 5. 参 照)
△ 注意火傷の 恐れがあります。 ポン プ運 転中 は高温になります (40~80℃)。 停 止後も ポ
ン プ が 冷え る ま で は、 モ ータ や ポ ン プ本 体 に は 触 ら な い で 下 さ い。
一12一
4.4 寒 冷 時 の 運 転
冬季 において、 寒 冷地や屋 外 で使用 ずる場合1こ、 ポンブの起動 が困難1こなる こと が
あ り ま ず。 ポ ン プ油 の粘 度 が 高 < な っ た こと1こよ る、 過 負 荷 現 象 で ず。 ポ ン ブ油 を
温 め る か、 ポ ンプ の 寸動 (短 時 間 の0N-OFF運 転) を数 回 行 っ て 下 さ い。
数 秒間 回って停止ずる場合、 リークバルブ(B)を開けること で、 連 続運転出来るこ と
が ありまず。 ポンプが温ま った ところで、 リークバル ブ(B)を閉 じ正 規の運転1こ戻 し
て 下 さ い。
4.5 逆 流 防 止 機 構
この ボンブは逆 流防止機構が 組み 込ま れて いまず。 ポンブ停 止時の油の逆流 防止 に
有 効 で ず。
逆流防 止機構 は停電等の緊急 停止時用 であ り、 通常の運 転停止 では r4.3 運 転 停
止」 の 操 作 を 行 っ て 下 さ い。
△ 留意必 ず真空バルブ(A)を閉 じて から、 リークバル ブ(B)を開い て、 ポ ンプを停 止さ
せ て 下 さ い。 こ の 操 作 を 行 わ な い と、 ポ ン プ 油 が シ リ ン ダ内 に 充 満 して、 再 起
動 が 困 難 に なっ た り、 ポ ン プ に 損傷 を 与 える こ と が あ り ま す。
また、 真空室側 にポン プ油 が逆流する 場合も あります。
真 空バルブ(A)を閉じない場合 には、 大気側からポンプ内部 を通って真空 リーク
す る こ と があ り ま す。
一13一
4.6 ガ ス バ ラ ス ト バ ル ブ
このポ ンプはガ ブバラブトバ ルブを標準装備 して いまず。 水蒸 気や溶剤 蒸気等の 凝
縮 性 ガ フを 吸 引 ず る 場 合1こ有 効 で す。
凝縮性 ガスは吸弓1さ れた後、 ポン プの圧 縮加圧工程で液体 化してポンブ油1こ混八 し、
油と共にポンブ内を循 環し始 めまず。 こうなりまず と、 蒸気圧の 高い油 を使 った の
と同じ効果が 現われて、 ポンブ の到達圧カ が高<な りまず。 また、 油の潤滑 性が 低
下 し ま ず の で、 ミノ巾 フ トミノー ル 部 の 寿 命 を 縮 め ま ず。
ポンプの圧縮 加圧工程 の直前で ガスバラプトバル ブから空 気あるいは乾燥窒素 を八
れ ま ず と、 凝 縮 性 ガ フ は 液 化 せ ず に 排 気 弁 を 経 由 し て、 空 気 と 一 緒 に 排 気さ れ ま す。
ガフバラフト バル ブを使用ず る場合1こは、ポン ブ温度が高 い程 rガスバラ ブト効果」
が大き いので、 凝 縮性 ガプを 吸引ずる前1こガフバラプトバル ブを開いて約20分運 転
し、 ポ ン ブ温 度 を70℃ 程 度1こ 高 め て か ら、 真 空 バ ル ブ(A)を 開 い て 運 転 して 下 さ い。
温度が低いときの 「ガフバラ フト効果」 は処理 能カ を下回りま ず。
な お、 凝 縮 性 ガ プ を 吸弓1し な い 時1こガ ブ バ ラ ブト バル ブ を 開 け た ま ま1こ して お き ま
ず と、 ポ ン ブ 油 の 飛 散 およ び 動 カ ロ プ を 伴 う だ け で な<、到 達 圧 カ が 高 < な りま す。
ま た、 ガプ バ ラ ス ト バ ル ブ1こよ る 凝 縮 性 ガ フ の 処 理 能 カ に 限 界 が あ りま ず の で、 多
量 の 凝 縮」1佳ガ フ を 排 気 し た り、 ガ ブ バ ラ プ ト バ ルフ“を 開 け ず1こ凝 縮 性 が プ (油 を 汚
ず少量の水分や他の蒸 気を含 んだ空気やガフ) を排気 した後は、 ポッブ油1こ凝 縮性
ガブ が 残 存 し ま ず。 こ の 場 合、 真 空 バ ル ブ(A)を 閉 じて ガ フ バ ラ ブ ト バルフ“を 開 い て
空 運 転 しま す と、 油 温 が 上 昇 して、 ガ プ バ ラ ブ ト バル ブ効 果1こよ りポ ン ブ油 を 浄 化
ずることができます。 これは ガスバラブト バルブを閉 じた 状態で所定の到達圧力が
得られるまで行って< ださ い。 長 時間かけて も浄化が進ま ない場合はポンブ油の 交
換 が 必 要 で ず。
△ 注意真空 ポンプ は運転中高 温に なります(60℃ ~80℃)。 ガスバ ラス トバルブ操 作時はバ
ル ブ以外の場所に手 を触れない で下さい。
必ず ガスバラストバル ブを閉じて から運転を開始して 下さい。
△ 留意凝縮性 ガスを排気 しない 時に ガスバラ ストバルブを開 けたま まに しておきますと、
ポ ン プ 油 の 飛 散、 動 カ ロ ス、 或 い は 到 達 圧 カ の 上昇 を 伴 い ま す。
凝 縮 性 ガ ス を 排気 し な い 時 は、 ガ ス バ ラ ス ト バ ル ブ を 閉 めて 下 さ い。
一14一
4.7 オ イ ル ミ ス ト ト ラ ッ プ (オ プ シ ョ ン) の 取 付 け
ポンプの排気の油煙 を捕るため1こ、 オイ ルミ プトト ラツプを取り付ける ことが出 来
ま ず。 PD-521こはOMT-050A型, PD-1021こはOMT-lOOA型 が 取 付 可 能 で ず。 ポ ン プ の 排 気
口部 に取り付けて いる標準排気管を取 り去 り、 この代 わりにオイルミフト トラツ ブ
を取り付 けて 下さい。 これを取り付 けまず と、 排気の油 煙が出な<なると同 時1こ排
気 音 も 半 減 し ま ず。
詳細 はオ イ ル ミ ブ ト ト ラ ツ ブ の 取扱 説 明 書 を こ’覧 下 さ い。
4.8 オイ ル ミ ス ト ト ラ ッ プ 取 付 時 の 運 転 制 限
オ イ ル ミ ブ ト ト ラ ツ ブ を 使 用 ず る 場 合 は、 以 下 の 運 転 制 限 が あ りま ず。 フ イ」レタ ー
の 目 詰 ま り が 起 き た ら 交 換 し て 下 さ い。
ポ ン ブ の 内 部 圧 カ の 限 界 値 は、 O.03 MPa (ゲ ー ジ 圧) で ず。 排 気側 の 圧 カ を測 定 し
てO.03 MPa (ゲ ー ジ 圧) 以 上 で し た ら、 オ イ ル ミ プ ト ト ラ ツ プの フ イ ル タ ー の 交 換
を 行 って 下 さ い。
△ 警告破裂の 恐れがありま す。 オイ ルミストトラ ッ プ装着時の 運転 制限を必ず守っ て下さ
い。 フ ィ ル タ ー の 目 詰 ま り が 起 き た ら 交 換 し て 下 さ い。
一15一
5. ポ ン プ’性 能
5.1 到 達 圧カ
カタロク汲 びこの取扱説明 書に記載 した r到達圧カ」 は、 「ポン ブの 吸気口 から 気
体を導入しない状態 (無負荷 運転状態) で、 ポンブ1こよ って 得られる 最低の圧力」
を 意 味 し ま ず。 当 杜 で は、 指 定 の ポ ンフ 袖 を 用 い、 ポ ン ブの 吸 気 口1こピ ラニ 真 空 計
の み を 接 続 し て測 定 して い ま ず。
ピラニ真空計 では、 マクラウ ド真空計よ り、5~10倍 の高い圧カを示 ずことが 多い の
でご留意下さ い。 これは測 定気体中に 含まれる凝縮性 ガブ成分 (主 に水分) をマク
ラ ウ ド真 空 計 で は 除去 し て し ま う か ら で ず。
また1、 実 際 の 真 空 装 置 で は、 到 達 圧 カ が カ タ ロク“値 よ り 高 い 圧 カ1こ な り ま ず。 こ れ
に は 次 の よ う な 理 由 が あ り ま す。
① 真空計の取 付場所が ポンブか ら遠 い上に、 装 置内壁、 配管等1こ付看して いる水
滴や錆等 から発生ずる 水蒸気や種々 のガ ブが到達圧カ を高< しま ず。
② ポンブ油に溶 け込ん だ揮発成分が再 びガ ブイヒして、 到 達圧カを高< しまず。
(ポンブ油の劣化)
③ 真空経路内に、 真空漏れ (リーク) な どのガスの供給源が ある場合 は、 到達圧
カ が 高 < な り ま ず。
5.2 排 気 速 度
油 回転真空ポンブの排気速度は、 吸 気ずる ガブの種類と圧カ1こよ って 変化 しまず。
一 般に高い圧カ 領域で最大の排気速度 を示 し、 圧カが 低<なる1こつれて少し ずつ 低
下 しまず。 このポンブの 公称排気速度 は、 乾燥 した空 気を吸気した日寺の最大値 を示
し て い ま ず。
5.3 所 要 動 カ
ポンブを駆動ずるための動カは、 機 械要素の 回転摩 擦に対ずる仕 事 (機械仕事) と
空 気 を 圧 縮 ず るイ士事 (圧 縮 仕 事) の 合 計 値 で、 吸 入 圧 カ4×104~2.7×104 Pa付 近 で
最 大 と な りま ず。 13.3Pa以 下1こな り ま ず と、 圧 縮/士事 は 小 さ <、 動 カ の 殆 ど は機 械
/士事1こ 消費 さ れま ず。
一16一
6. 保 全 ・ 点 検 ・ 修 理
6.1 保 全
運転中は少なく とも3日に一度 は下 記の項目を確認 して下さ い。
(1) ボンプ油 量 は、 オイル レベ ルグージの赤線 まア三は赤丸の範 囲内 に ありますカ1。
(2) ボ ン プ油 は、 変 色 し て い ま せ ん か。
(3) 異 常琶 はして いませんか。
(4) モータ電 流値に異 常はありません か。
(5) 才イルシー ルから の油漏 れはあり ませんか。
異常がある場 合に は 「6.5 ト ラ ブ ル チ ェ ッ ク リ ス ト」 に従っ て処置 して下さ い。
6.2 定 期 点 検
貞 検内 容はボン プの使用状況に より変える必要 がありますが、 次のこ とを 定期 点検
し て 下 さ い。 故 障 を 回 避 した り、ボ ン プ寿 命 を 延 ばす の に 有 効 で す。
△ 注意① 点検前に は、 必ず電源 を切っ て下さい。 点検 時は絶対に電 源を入 れないで下さ
い。 け が の 原 因 に な り ま す。
② 停止直後は、 ポンプが高温で す。 ポン プ温度 が下がるまで 暫く待っ てから点検
を 行っ て 下 さ い。 火 傷 の 恐 れ が あ り ま す。
(1) ボンプ油 の定期 交換
ボンプ油 は運転 とともに劣化 します。 オイ ル レベルグージより、 汚物によ るボン プ
油 の汚濁 程度や 粘度状況を調べ て、 早 めにボン ブ油の交換を行 って下 さい。 定期的
にボン プ油 の交換を 行えば、 ボ ンプの 性能の劣化を抑えると同時 に、 ボン プの寿命
を 長 く し ま す。
ボ=ノプ油に 水分等が多量 に混入 した状態 で運転し続けますと、 ま す到 達圧カ の劣化
が始まって、ボン プの機械 的摩擦部分の動き が鈍く なり、 ついには ボンプが破損 し
ま す。 ボ ン プ油 の 交 換 は、「6.3 ポ ン プ 油 の 交 換」 に 従 っ て 下 さ い。
一17一
表2. 定期 点 検 表
点検周期 点検対象 点 検 内 容 対 応
油量 が規定 量あるか オイルの補充
オイ ルオイ ルの色 は正常か
(赤茶褐色, 白濁)は異常オイルの交換
1回/3日 音 平常 と変わった音 はないかボルト・ナット の緩みを確 認
不明の場合は当社 に連絡振動 平常と 変わった振動 はないか
電流値 定格電流 値以下で ある が過負荷の原因を確 認
不 明の場合は当社 に連絡
表面温度
1回/週
表 面温度 は正常か
室 温十45℃ 以上は異常
過負荷の 原因 を確認
不明の場合 は当 社に連絡
油漏れ軸 封部,
各 プラ グ等か らの油漏
れはない か
シール 類の交換
或い は当社 に連絡
1回/3000hr
Or
1回/6ケ月
吸 気金 網 ダス ト等が詰まってい ないか 金 網の掃除
オイ ル 異常 が無くても 必ず実施 オイ ルの交 換
1回/年 スパイ ダー 破損、 欠 けはな いが スパイ ダーの交 換
(2) ポンプ油 量の点検
運 転中にポンブ油 面がオイル しベルグージの赤 丸の範囲内1こあるよ うに、 所定の ポ
ン ブ油 を 補 充 し て 下さ い。
(3) 油漏 れの 点検
ミル フ トミノー ル 部、 ド し=ソ プラ ダ シ ー」レ部 等 か ら 油 漏 れが 起 こ っ た 時 は、 修 理 が 必
要 でず。 所 定 の O リ ン ダ や シ ール 類 を、 巻 末 記 載 の サ ー ビ ブ 部 門 に 常備 在 庫 し て お
り ま ず の で、 ご 連 絡 下 さ い。
(4) 吸気釜網の点検
吸気ガブに含ま れるダ スト 等が金網を詰ま らせ、 ポンプの能率 を損なうことが あり
ま ず。
(5) 異常音、 異常振動 の点検
ボ ル ト ナ ツ ト 等 の 緩 み も 併 せ て 点 検 し ま ず。
一18一
(6) カ ツ ブ リ ンク“ ス パ イ ダ ー の 点 検
ポン ブ本体と二E一 タをつな ぐカツ ブリンダの ブパイ ダー1こ破損はない か。 ブパイ ダ
ー1こ割 れ、 欠けが ある場合は、 r6.4 カ ツ プ リ ン グの ス パイ ダ ー 交 換」1こ従 っ
て ブ パ イ ダ ー を 交 換 し て 下 さ い。
(7) オ イルミ フトトラツ ブの点 検
標 準 排 気 管1こ 代 え て オイ ル ミ プ ト ト ラ ツ プ を 使 用 ず る 場 合 は、 オ イ ル ミ フ ト ト ラ ッ
プ 内 の フ イ ル タ ー の 目 詰ま り に 留 意 し て 下 さ い。 目 詰ま り が ひ ど < な り ま ず と、 排
気 ガプの逃 げ場が 無<なり、 ポン プ内圧が上が って、 オイ ル レペル ゲージが飛 び出
し た り、 シ 巾 フ トミノー ル 部 や ドし ン プ ラ ダミノー ル 部 等 か ら の 油 漏 れ の 原 因 に な り ま
ず。 ポ ン プ の 内 圧 限 界 はO.03 MPa (ゲー ジ 圧) で ず。
以上 の点検項目の 他1こ、 長期間運転 を継続した り、 吸気 ガブ1こよ るポ ンブの汚染 の
激 し い 場 合 は、 分 解 修 理が 有 効 で ず。 巻 末 記 載、 最 寄 り の 営 業、 サ ー ビ プ部 門 に お
申 し つ け 下さ い。
△ 危険当 社 サー ビス部門へ分 解修理 を依頼さ れる場合 は、 吸引 ガスの種類等 を必ず巻 末の
‘‘使 用 状 況 チ ェ ッ ク シ ー ド に 記 入 し 提 出 して く だ さ い。 有 毒 ガス の 排 気 に 使 用 し
た 場 合 は ポ ン プ 本 体 及 び、 ポ ン プ油 も 有 毒 に な り ま す。 ガ ス の 種 類 に よ っ て は、 分
解修理 出来ない場合も あります。 十分 ご留意 下さい。
6.3 ポ ン プ 油 交 換
ポ ンブ油の劣化 によ って、 真空装置の圧力が 高<な ることが ありまず。 ポン ブの吸
気 口 を 閉 じて、 所 定 の 到 達 圧 カ が 得 られ る か を 確 認 し て、 不 可 の 場 合 は ポ ン フ。油 を
交換 して下さい。 ポンブ油に低沸点分 (水分、 溶剤 等) が混 ざったり、 ポン ブの底
にヘ ドロ状の (スラ ツミゾ) の ものが溜まりまず と、 ・ 度の交 換ではポンブの到 達圧
カ は回復 せず、 数回 行う必要 がありまず。 ポ ンブ油の 劣化は吸 気ガプ1こよ る汚染 だ
け で な<、 運 転 時 間1こ 依存 ず る ポ ン ブ 油 目 身 の 性 状 変 化 に よ って も 起 こ り ま ず。
表2. 1こ示 ず 油 交 換 目 安 に 従 っ て、 定 期 的 交 換 を お 勧 め し ま ず。
一19一
△ 危険有毒ガスの排気に使用 した 場合 は、 ポン プ本体はもちろ んのこ と、 ポン プ油 も有毒
に な りま す。 十 分 ご留 意 下 さ い。
△ 注意① ゴム手袋、 保 護眼鏡 等の 保護具 を着用 して下さ い。
② 注油作業前に 「1.2 化 学物質 安全データシー ト」 を予め お読み下さい。
万一 手 に 付 い た と き や、 誤 っ て 目 に ポ ン プ 油 が 入 っ て し ま っ た 時 は、
r1.2 化学物質安 全 データシー ト」 の応 急処置 の項に従って 下さい。
△ 留意ポン プ油は、 当社指定 以外 のも のを ご使用 しないで下さ い。 そ れ以外の油 を便用 し
た 場 合、 ポ ン プの 性 能 が 悪 く な っ た り、 ポ ン プの 寿 命 が短 く な りま す。
< ポ=ソブ 油 交 換 手 順 〉
(1) ポ ンブ の 吸 気 管 を 大 気 に 開 放 し て、 5 秒 間 運 転 し て 下 さ い。
ポンブ内部に残った油 を効率よ <排出ずることが 出来ま ず。
(2) 排 気 管 を 外 し、 次1こ ド し ン ブ ラ ダ を 外 し て ポ ン ブ 油 を 抜 き ま ず。
(3) ド レン ブ ラク{を 取 り 付 け て、 所 定 の新 し い ポ ン ブ油 を 規 定 量 だ け、 注 油 口 よ り 八 れ
ま ず。 (図3・4. 参 照 )
(4) ポ ン プ 油 が 非 常 に 汚 れ て い る 場 合 は、 新 し いポ ン ブ 油 を 入 れて、 数 分 間 の 運 転1こよ
るポンブの洗浄を 行う必 要がありまず。 汚 れがひ どい場合 はこれを 数回繰り返しま
ず。
(5) 新 し い ポ ン ブ油 に 交 換 後、 ポ ン ブ を 運 転 して ポ1ソブ が 温 ま る の を 待 って、 到 達圧 カ
の確 認 を 行 い ま ず。
(6) 特 に汚れがひど<、 ポンブの 底部に油フラッミゾが 溜まりま ずと、 ポ ンブ油を交換 し
ても所定の到達圧カが 得られ ないことがありまず。 このよ うな場合は、 分解修理が
必 要 で ず。
一20一
6.4 カ ッ プ リ ン グの ス パ イ ダー 交 換
ポンブ 本体とモ ータの結合部に ゴム製 の ブパイ ダーを使用 していまず。 このプ パ イ
ダーの 旧 / 年程度の定期点検をお勧 めいた しまず。 コーナー部が欠けたり、 割 れが
発生して いる場含 は交換 して 下さ い。 起動と停止 を1日1こ数 百回行う場合に は、 点 検
期間を短< ずる必 要が ありまず。PD-52は ポ ン ブ油 を 抜 き、 べ 一 スの 裏 面 よ り カ ツ ブ リ ンク“を 止 め て いる 六 甫 只 付 止 め
ネ ジ を ゆ る め、 ケ ーミノン ダ を べ 一 フ1こ止 めて い る4本 の ボ ル ト を 外 しま ず。 次1こ ケ ー
ミノンク“側 の 六角 尺 付 止 め ネミゾを ゆ る め る と カ ツ ブ リ ンク“が 外 れ ま ず。PD-102は ポ ン ブ 油 を 抜 き、 べ 一 フ の 裏 面 よ り カ ツ ブ リ ンクそ 止 め て い る 六 角 尺 付 止
め ネ ブ を ゆ る め、 ケ ー シ ンク“と モ ータ を 止 めて い る4本 の ボ ル ト を 外 し ま ず。
カ ツ ブ リ ンク“の 点 検 の 後、 再 組 付 け は、 カ ツフ リ=ソダ を ケ ー シ ンク}側 ロ ー タ ー 軸 の
平 面 部 と 六 色 穴 付 止 め ネ ジ が 会 う よ う に 取 付 け て、 図6.に 示 ず 要 領 で行 っ て 下 さ い。
モータ
/ べ一 ス
カツ プリ ン グ
ケー シ ン グ
PD-52
モータ
カップリング ◆竸∵㌧
べ 一 ス
ケ ー シ ン ウI
PD-102
図6. カ ッ プリ ン グの ス パイ ダ ー 交 換
一21一
6.5 ト ラ ブ ル チ ェ ッ ク リ ス ト
表3. ト ラ ブ ル チ ェ ッ ク リ ス ト
問 題 点 原 因 処 理 方 法 参 照
ポ ン プ が 回 転 し ① 電源に接続 されていな い ① 電源に接続する 3. 4
な い② スイ ッ チ が0Nに な っ て い な ② ス イ ッ チ をONす る 4. 2
い
③入力 電源の 電圧異常 ③定 格電圧±lO% にする 3. 5
④過負荷保護装 置が作動 して ④リセ ットボタン を押す
いる
⑤モータ不良 ⑤モータ を交換する
⑥雰囲気温度が低く、 油の粘 ⑥雰囲 気温度を十7℃ 以上にす 4. 4
度が高くなった る
⑦ ポ ン プ 内 に 異 物 が 入 り、 ⑦ 分 解 修 理 (シ リ ン ダ ー、 6. 2
ローター等に焼き付き が生 ローター等の交換)
じた
⑧ 水 分、 溶剤 等 を 吸 引 し て ポ ⑧ 分 解 修 理 (シリ ン ダー、 6. 2
ンプ内部に錆が発生 した ロ ーター等の交 換)
⑨ 反応性ガスを排気後、 ポン ⑨分 解修理 (ポンプ内 部の洗
プを停止して いた問に反 応 浄、 反応生成物 の除去)
生成 物がポンプ内部に蓄 積
した
⑩その他、ポン プ内部 部品 が ⑩分解修理
破損 した (破損部品の交 換)
ポ ン プ の 回 転 が ①入力 電源の電圧 異常 ①定格 電圧±lO% にする 3. 5
不規則②ポン プの結線不 良 ②ポン プの結線を 再度行う 3. 4
③雰囲 気温度が低く、 油の 粘 ③雰囲気温度を十7℃ 以上にす 4. 4
度 が高くなった る
④ポン プ内部に異物 が入 って ④ 異物の除去、 分解掃 除
い る
圧 力 が 下 が ら な ①真空室の容積に対 し、 ポン ① ポン プの再選定 5. 2
い プが小さい
② 圧 力の測定方法が間違っ て ② 正しく圧力を測定する 5. 1
い る
③ 真空計が適切 でない ③測 定する圧力 領域 が合って、且つ 校正さ れた真空計 を使
用 し測 定する
④ 吸気口の接続 配管が小さ い ④吸 気口径以上 の配管で 接続 5. 1
カ\ 配管の距 離が長 い し、 真空室との距離 を短く す
る
⑤ 吸 気 口 の金 網 が 詰 ま っ て い ⑤ 吸 気 口 上 部 の 配 管 を 外 し、 金 6. 2
る 網 を洗浄する
一22一
問 題 点 原 因 処 理 方 法 参 照
圧 力 が 下 が ら な ⑥油 が規定量入っ ていない ⑥油 を規定量入れる 3. 2
い⑦ 油 が劣化して いる ⑦油 を交換する 6. 3
⑧ ポ ンプを接 続している配管 ⑧リ ークディテクタ 等の洩れ探
がリ ーク している 知 機でリークしている 場所を
探 しリークを止める
⑨ 当社 純正油 を使用 していな ⑨ポ ンプの分解修理後、 当社純 6. 3
い 正 油と交換する
⑩ 油が 循環していない ⑩分解 修理
カ バ ー等の油穴 の目詰まり 油穴 の清掃
異 常 音 が 発 生 す ① 入力 電源の電圧異 常 ①定格 電圧±1O% にする 3. 5
る
② モータ不 良 ②モータ を交 換する
③ ポン プ内部 に異物 が入って ③ 異物の除去、 分解修理
いる
④ 油が規 定量入って いない ④油を規定量入れる 3. 2
⑤ カ ッ プ リン グ、 ス パイ ダ ー ⑤ カ ッ プリ ン グ、 ス パイ ダ ー 6. 4
の不 良 の交換
⑥油 が循環 していな い ⑥ 分解修理
カ バー等の油穴の目 詰ま り 油 穴の清掃
⑦そ の他、 ポンプ内部部 品が ⑦分 解修理
破 損 した (破損部品の交換)
ポ ン プ表 面 の 温 ①高 吸入圧で連続運 転をして ① 高吸入圧で連続運転を行う
度 が 異常 に 高 い いる とポンプ表面温度が80℃位
室温十50℃以 上 になるが特 に問題なし
②油 が規定量入って いない ②油 を規定量入れる 3. 2
(油量が少ないとポ ンプの
冷 却効果が低減する)
③吸 引 ガスが高温である ③ 吸気側にガスクーラー等の
冷 却機を取り付 ける
④油 が循環 していな い ④分 解修理
カ バー等の油穴の目 詰ま り 油 穴の清掃
排 気 口 か ら 油 の ①ポ ン プ油が規定量以上入っ ①油 が規定量になるように抜 3. 2
吹き出しが多い て いる く
②高 吸入圧で連続運転 して い ②排 気側にオイルミストトラッ 4. 7
る プを取り付 ける
ポ ン プ 外 部 に 油 ① ケ ー ス、 カ バ ー 等 の O リ ン ① O リ ン グ、 オイ ル シ ー ル の 点 6. 2
が 漏 れ る グ、 オイ ル シ ー ル の 劣 化 検、 交 換
一23一
7. 廃 棄
ポンブを廃棄ずる時は、 法律及 び地方自 治体の定 める条例 に従 って 処理 して 下さ い。
△ 注意① 人体に危 険を及 ぽす有毒ガスを 排気 した 場合には、 専門の処理 業者に廃棄 処理
を 委 託 して 下 さ い。 ポ ン プ 本 体 の み な ら ず、 ポ ン プ油 も 有 毒 に な り ま す。
② ポンプ油の処理は、「1.2 化 学物質安 全データ シート」 の 『廃棄上の 注意』
欄 に 従 っ て 処 理 して 下 さ い。
8. 保 証 条 項
(1) この油回転真空ポンプの保証期間 は、 当社 出荷後1 年と しまず。
(2) 正 常 な 使 用 条 件 で、 万一、 保 証 期 間 内1こ事 故 が 発 生 し た 場 合1こ は、 無 償 で 修 理 致 し
ま ず。 正 常 な 使 用 条件 は、 以 下 の 通 り で す。
イ) 運 転雰囲気温 度及び湿度 :7~40℃ 85%RH以 下
口) 排気 ガブの種 類と温度 :乾燥 空気ま たは乾燥窒素、 7~40℃
ハ) 取扱説明書1こ従った運転
(3) 保 証 期 間 内 で も、 次 の 場 舎 に 限 っ て 有 償 修 理 と な り ま ず。
イ) 天 災、 地 変 や 火 災 によ る 故 障 の 場 合。
口) 塩 害、 公 害 等 の 特 殊 雰 囲 気1こよ る 故 障 の 場 合。
ハ) 使用条件が取扱説明書(性 能諸元・保 守・点検 等) に記されて いるものと異 なるた
め に 起 こ る 故 障 の場 合。
二) 当社又は、 当社が指定ずる サー ビフ会社以 外の業者等1こよ る改造・修理1こ起 因ず
る 故 障 の 場 合。
ホ) 消耗 品の交 換の場合。
へ) 当社 技術員 によって、この 真空ポ ンブの使用 条件1こ合わ ないために 発生した故障
と 判 断 さ れ た 場 合。
尚、 ここで言う保証は油回転真空 ポン ブ単体の保証を意味ずるもの で、 油回転真 空
ポ ンフ吻 故 障1こより誘発される損害 はこ容 赦願いまず。
又、 修理 晶に関ずる当社の保証責任 の範囲 は、 部 品の修理又は取り 替え1こ限定させ
て 頂 き ま ず。
保 証 は、 日 本 国 内 に おい て のみ 有 効 で ず。
一24一
9. 分解修理 時主要交換部品
9.1 主要交 換部品一覧表
表4. 主 要 交 換 部 品 一 覧 表(PD-52)
使 用 箇 所 符号 コード 品 名 規格寸 法 材質 数 量
カ ップリング 1 00099168 カップリン グ K5802 Pu 1
2 00093005 オ イ ル シ ー ル (NOK川TC-l1-25-7 NBR 1
ケ ー シ ン グ 3 00093108 オ イ ル シ ー ル (NOK)SC-12-25-7 NBR 1
4 O0092024 ○ リ ン グ JlS B 2401 S-16 NBR 1
5 OO092223 ○リン グ JlSB2401P-18 SUS 1吸気 管
6 10750061 吸気フィルタ ー φ19(30メリシュ) SuS304 1
7 l1740062 第1ぺ 一 ン 45×13xt4 C 2
8 l1740064 第2ぺ 一 ン 13×11xt4 C 2ロ ー タ ー
9 l1790067 第1へ’一ンスフ
0リング φ2,4×27 SuS-WH 2
lO l1790069 第2へ’一ンスフ’リンク’ φ 2.
4× 24 SUS-WH 2
1l l1740063 排気弁 Φ9xΦ6×13 FPM 2
シリン ダ‘12 11790068 排気弁スプリ ング Φ7x15 SUS316 2
13 l1740061 逆止弁 φ8xφ4×5 FPM 2
14 11790066 逆止 弁スプリン グ φ5x9 SUS316 2
第2中問カバー 15 00093203 オイ ル シ ー ル (NOK)VC-lO-20-4 NBR 2
エ ン ド カ バ ー 16 l1750068 オイルホ’ンフ
0フィルター 43x9(90メッシュ) SuS304 1
17 00092217 ○リ ン グ JlSB 2401 P-12 NBR 1
ガスバラス トバル ブ 18 00099090 テ フ ロ ンチ ュー ブ 0.D.1/8 PTFE 1
19 OOC99126 継 手 用 ス リー ブ SN1/8 ナイロン66 2
20 11740066 レヘールケ㌧ゾカ’スケリト 109x137.5xTl #1500 1前カバー
21 00092211 ○リ ン グ JlSB2401 P-12 NBR 1
(注1) ネジ類 は全てlS0規格 のメートルネミゾ
(注2) 部 品の相 関関係は、 分解図を参照下 さい。
一25一
表5. 主 要 交 換 部 品 一 覧 表(PD-102)
使 用 箇 所 符 号 コー ド 品 名 規格寸法 材質 数量
カ ツプリン グ 1 l1640067 カ ップリン グ K5804 PUR 1
2 00092034 ○リン グ (NOK)S-24 NBR 1
ケー シング 3 O0092058 ○リン グ (NOK〕S-55 NBR 1
4 00092519 ○ リ ン グ JlS B 2401 V-160 NBR 1
吸 気管 5 00092231 ○リング JlSB2401 P-24 NBR 1
6 00093010 オイ ルシール (NOK川TC17-40-9 NBR 1
第1中間カバー 7 O0093402 オイ ルシール (NOK〕SCY17-30-7 FKM 1
8 OO091035 ボー ルベアリング 6203開放 SuJ 1
9 11690063 べ 一 ン ス プ リ ン グ φ2.4x24 SuS 8
ロ ー タ ーlO 11630063 中 問 ピ ン φ2x φ3.4×27 DRR 4
11 11640061 第1ぺ 一 ン 62x15.5xt6 C 2
12 11640062 第2ぺ 一 ン 20×14×t6 C 2
シ りンダー13 12140061 排気弁 φ15xφ13×9 FPM 4
14 11690064 排気弁スプリン グ φlOx22 SUS 4
第2中間カ バー15 00093117 オイ ルシール (NOK〕SC15-30-7 FKM 1
16 00091023 ボ ールベアリング 60 02開放 SuJ 1
17 O0092217 ○ リ ン グ JlS B 2401 P-12 NBR 1
ガ ス バ ラ ス ト バ ル プ 18 O0099088 テ フ ロ ン チ ュ ー プ 0.D.1/8 PTFE 1
19 03327 継手用 スリー ブ SN1/8 ナイロン66 1
前カバー20 11640068 オイ ルレペ ルゲージ KW-1号 PC 1
21 OO092211 ○ リ ン グ JlS B 2401 P-8 NBR 1
(注1) ネジ類 は全 て」S0規格 のメートル ネジ
(注2) 部 晶 の 相 関 関 係 は、 分 解 図 を 参 照 下 さ い。
一26一
9.2 分 解 図
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∴㍗図8. PD-102 油回転真 空ポンプ分解図
No.10100-2-01-2
(別紙) 化学物質安全データシート(MSDS)
この ポンブを 運転ずる上で、 使用 ま たは、 触 る可能性のあ る化学 物質を紹 介して いま ず。
MSDSlこ記 載さ れ て い る 有 害 特 性 を 理 解 して 頂 < た め に、 良 < 読 ん で 下さ い。
△ 注意MSDSは、 危険有害な化学 物質に ついて、 安全な取扱い を確保 するため の参考 情報と
し て、 提 示 す る も の で す。 ポ ン プ 油 を 取 り 扱 う 方 は、 こ れ を 参 考 と し て、 自 ら の 責
任 にお いて、 個々の取扱し、等の 実態に応 じた適切な処置 を講 ずること が必要 である
こ と を 理 解 した 上 で、 活用 さ れ る よう お 願 い し ま す。 従 っ て、 こ のMSDSその も の は、
安全の 保証書で はありませ ん。
【別 表】 化学物質安全データ シート 真 空ポンプ油 SM R-1 00
製 品 名 S M R -1 0 0
主用途 真空ポ ンプ油
物質の特定 単一製晶 混合物の区別: 単一製品
化学 名: 石油系炭化水素
成 分及ぴ含有量= 潤滑油基油 100%
化学 式または構造式: 特定 できない
官報公 示整理番号: 企業秘 密なので記載 でき ない。C A S N o l 企 業 秘 密 な の で 記 載 で き な い。
労働安 全衛生法(通知 対象物質) 鉱油 1 00%
P R T R 法 : 言亥当 し な い
危険有害性 分類の名称1 分類基準1こ該当し ない。
の分類 主な危険有害性は 次の通 りである。
危険性= 消 防法 危険物 第四類第四石油類
有害性= 現 在までのところ有用な情報なし。
環境影響= 現 在ま でのところ有用な情報なし。
応急処置 目 に八った場合: 清 浄な水 で十分1こ目を洗浄したのち、 医師の診断を受ける。
皮膚1こ付看した場合1 水と石 鹸で付看した部分を洗う。
吸入 した1場合= 新鮮な空 気の場所に移ず。 身体を毛布 などでおお い、 保温して安 静1こ
保 ち、 必 要 な ら 医 師 の 手 当 て を 受 け る。
飲み 込んだ場含= 無理1こ口土かせないで、 直ち1こ医師の手当て を受け る。 口の中が汚染さ
れ て い る 場 合 に は、水 で 充 分 に 洗 う こ と。
火災時の 措置 消火方 法= 1. 火元への燃焼源 を断つ。
2. 初 期 の 火 災1こ は、 粉 末、 炭 酸 ガ フ 消 化 剤 を 用 い る。
3. 大規 模火災の際1こは、 泡消化剤 を用 いて空気を遮 断ず ることが 有
効である。注水 は、 火災を拡大 して危険 な場 合がある。
4. 周 囲 の 設 備 な ど に 散 水 し て 冷 却 ず る。
5. 消 火 作 業 の 際 に は、 風 上 か ら 行 い 必 ず 保 護 具 を 看 用 す る。
6. 火災 発生場所の周辺に関係者以外の 立入 りを禁止ずる。
消 化 剤 : 霧 状 の 強 化 液、 泡、 粉 末、 ま た は 炭 酸 ガ フ 消 化 剤 が 有 効 で あ る。 消 化
に棒状の 水を用 いて はならない。
安 全一1
No.10100-2-01-2
漏出時の措置 周囲の看火源 を取り除<。1. 大量 の場合 漏洩した場所の周辺1こはローフ を 張るなどして 人 の
立入 りを 禁止ずる。作業の 際に は必ず保護 具を着用ず る。漏洩 し
た 液は士 砂などでその流れを止め、 安全な 場所1こ導い た後、 出 釆
る だけ空容 器1こ回収ずる。河川、 下水等 に排出され ないよ うに 注
意 ず る。
2. 少 量 の 場 合 1 士 砂、 ウ エ プ 等 で 吸 看 さ せ て 空 容 器1こ 回 収 し、 そ の
後 を 完 全1こ ウ ェ フ 等 で 拭 い 取 る。
3. 海 上 の 場 合 1 オ イ ル フ エ ン フ を 展 開 し て 拡 散 を 防 止 し、 吸 着 マ ツ
ト等 で吸取る。薬剤を用 いる場合1こは運輸省 令で定め る技術 上 の
基準1こ適合したものでなければならな い。
取扱い及び 取扱 い: 1. 指定 数量以 上の量を取り扱う場合に は、 法 で定 められた基準1こ満
保管上の注 意 足ずる製 造所、 貯蔵所、 取扱い所で行う。2.
炎、 火 花、 ま た は 高 温 体 と の 接 触 を 避 け る。 み だ り1こ 蒸 気 を 発 散
さ せ な い こ と。
3.
常 温 で 取 り 扱 う も の と し、 そ の 際、 水 分、 き ょ う 雑 物 の 混 八1こ 注
意 ず る こ と。
4.
静 電 気 対 策 を 行 い、 作 業 着、 靴 等 も 導 電 性 の 物 を 使 用 す る。
5. 石油製 品から発生した蒸気 は空気よ り重い ので滞留しやず い。 そ
の ため、 換 気および火気 などへの注意が必要 である。
6. 危険物が 残存している機械設備な どを修理ず る場合は、 安全な場
所1こ お い て 危 険 物 を 完 全1こ 除 去 し て か ら 行 う こ と。
7. 飲 ま な い で 下 さ い。
8. 皮 膚 に 触 れ た り、 眼1こ 入 る 可 能 性 が あ る 場 含 は、 保 護 具 を 着 用 ず
る 。
9. ミ プトガ発 生す る場 合、呼吸器 具等を使用 してミプトを 吸入 しな
い こ と 。
1O. 容 器から取 り出ずと きはポンプな どを使用ず ること。細 管を用 い
て 口 で 吸 い 上 げ て は な ら な い。
11. 容 器 は 必 ず 密 栓 ず る こ と。
12. 子 供 の 手 の 届 か な い 所1こ 董 <。
保 管 1 1. 直 射 日 光 を 避 け、 換 気 の 艮 い 場 所1こ 保 管 ず る。
2. 危 険 物 の 表 示 を し て 保 管 ず る。
3. 熱、 フ パ ー ク、 火 炎 並 び に 静 電 気 蓄 積 を 避 け る。
4. 保 管場所 で使用ずる電 気器具は、 防爆構造 とし、器具類 は接地ず
る。
5、 ハ ロ グ ッ 類、 強 酸 類、 ア ル カ リ 類、 酸 化 性 物 質 と の 接 触 並 び に 同
一場所での 保管を避 ける。
容器の取扱い: 1. 空容 器に圧カをかけ ないこ と。圧力 をかけると 破裂ずることがあ
る 。
2.容 器 を 溶 接・加 熱・尺 あ け ま た は 切 断 し な い こ と。 爆 発 を 伴 っ て 残
留 物が 発火 ずることが ある。
暴露防止措 置 管理 濃度= 規定なし。 (作業環境評価 基準:労働省 告示第26号、 平成7年.3.27)
許 容濃度=
日本産業衛生学 会 (1996年 度版) 3mg/mヨ (鉱油ミ ブトとして)
ACGlH(1996~1997年度版)
時 間 荷 重 平 均 T W A 5mg/m3 (鉱 油 ミ フ ト と し て)
設備 対策: ミプトおよ び蒸気ガ発生ず る場合 は発生源 の密閉化、また は排気装置
を設ける。取 扱場所近辺1こ、洗眼 及び身体洗 浄のための設備 を設ける。
安 全一2
No.10100-2-01-2
暴露防止措置 保 護 具 :
呼吸用 保護具=
保 護眼 鏡=
保 護手袋:
保 護 衣 :
通常必要がないが、 必要に応じて防毒マ フク(有 機ガフ用)を看用 ず
る。
飛沫が飛ぶ場合1こは 普通 型眼鏡を 看用ずる。
長期間または繰り返 し接触 ずる場含1こは耐油性の ものを看用する。
長時間1こわたり取扱う場合また は濡れる場含1こは耐油I性の長袖作業
服等を看用 ずる。濡 れた衣服は脱ぎ、完全1こ清浄してか ら再使用ず る。
物理/
化学的物質
外観等 淡黄色透明液体 臭い1わずかな石油臭
沸 点 =165℃/O.1㎜Hg 蒸 気 圧 1.3x1OI2Pa(50 ℃) 揮 発 性 : な し(常 温)
融 点 : 該 当 せ ず 密 度 =O.88g/㎝
3(15 ℃) 初 留 点 1 デ ー タ な し
溶解度 水:不溶 その他 データ なし 流 動点:一15℃以下
危険性情報
(安定性・反 応』lI生)
弓1火点 : 200℃以上(COC)
発火点1 測定データなし
爆発限 界: 上限17% 下限 =1%(推定値)
可燃性= あり
発火.1生(自然発火性、水との反応性)1 なし
酸化性: なし
自己反応 性・爆発性: なし
安定性: 安定
反応性: 強酸 化剤 との接触を避け る
有害な分解生 成物1 なし
有毒性情 報 (人につ いての 症例、 疫学的情報を含む)
皮膚腐食性: なし
刺激性 (皮膚、 眼) :長期または繰 り返 し接触ずる場合刺激I1生ある恐れあり
感 作1性 : デ ー タ な し
急性毒性(50%致死 量等を 含む):
経 ロ ラ ツ ト LD・l15g/kg以 上(推 定 値)
亜 急性毒I1生= データなし
慢 性 毒111生 : デ ー タ な し
ガ ン 原1■生:基 油 :
OSHA に よ る言平 価 = 使 用 し て い る 基 油 は、 高 度 精 製 基 油 で あ り、 lARC
ではダループ31こ分 類(ヒトに対して発がん性 に
ついて分類はできな い。)
EUに よ る言平価 : 発がん’lI生物質として の分類は適用され る必要 はな
い。 (基 油)
変異 原11生(微生物、 染色体異常):
データな し
生殖毒性= データなし
催 奇 形’性 : デ ー タ な し
その他(水と 反応して有害なガフを発生ずる 等を含む):
現在のとこ ろ有用 な情報なし
飲 む と 下 痢、 嘔口土す る 可 能,性 が あ る。
眼1こ八ると炎 症を起こず可能性が ある。
皮膚に触れると 炎症を起こず可 能I性が ある。… ブトを吸入ずると 気分が悪< なることがある。
環境影響情報 分解 性=
蓄 積」性 :
魚 毒性=
そ の 他 :
現在データなし
現在データなし
現在データなし
現在データなし
安 全一3
No.10100-2-01-2
廃棄上の注 意 1.
2.
3.
4 .
事業者は産業廃棄 物を自ら処理 ずるか、 また は知事等 の許可を受けた処理業者、 も し
<は地方公共 団体がその処理 を行って いる場含にはそ こに委 託して処理ずる。
投棄禁止
埋立処分 を行う場 合1こは、 あ らかじめ焼却設 備を用 いて焼却 し、 その 燃殻1こっい て、
下記の物質が総理府 で定 めた基準値以 下であ ることを確認し なけれぱならない。
銅又はその 化合物、 亜鉛 又 はその化合物、 ふっ化物、 アル キル水銀 化合 物、 水 銀 又 は
その化合物、 ひ素又は その化舎 物、 六価ク ロム化 含物、 有 機りん化合物、 鉛又 はそ の
化 合 物、 カ ド ミ ウ ム 又 は そ の 化 含 物、 シ ア:ノ化 合 物、 PCB。
燃焼ずる場 含は、 安全 な場 所で、 か つ、 燃焼ま たは爆 発1こよって 他に危 害ま た は損 害
を及ぽず 恐れのない方法 で行 うととも1こ、 見張り人 をつけること。
輸送上の注意
国連分 類番号及び国連番号 該当しない
1. 陸 上 輸 送
消防 法: 危険物
容器: 危険物の規制 に関ず る規則 別表3の2
金属 製 ドラム(250L)、 金属製容器(60L)等
容 器 表 示 : 一. 危 険 物 の 品 名 1 第 四 石 油 類、 危 険 等 級 111、 潤 滑 油
二.数 量
三 火気厳禁
1)容器が著 しく摩 擦ま たは動 揺を起こ さないよう1こ運搬ずる こと。
2)指定数 量以上の危 険物を車 両で運搬ずる場 合は、 自治省令 で定 める
と こ う1こ よ り、 当言亥車 両 に 標 識 を 掲 け る こ と。 ま た こ の 場 含、 当言亥
危険物1こ該当ずる消火設備を 備える こと。 運搬時の重オコ積み高さ3m
以 下 と ず る。
3)第一類 及び第六類の危険物及 び高圧 ガフとを混載 しないこと。
2. 海上輸 送及び航空輸送
船 舶安全法: 非危険物 個別運 送及びぱら積み 運送1こおいて
航 空法1 非危険物
3. 注 意 事 項
引 火性液体なので r火 気厳禁」
適用法令
労 働 安 全 衛 生 法 ・・・・・・・ ・・・・・・・ ・・…
P R T R 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
化審法の既存化学物 質への登録
消 防 法 危 険 物 ・・・・・・・ ・・・… … …
水 質 汚 濁 防 止 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ …
海 洋 汚 染 防 1上 法 ・・・・・・・・・… … ・…
廃棄物の処理及ぴ清掃1こ関す る法律
・ 既存化学物 質名簿への 収載、 通知対象物
・ 該 当 し な い
・ 第四類第四 石油類
・ 油分排出規制 (5㎎/1 許容濃度)
ノ ル マ ル ヘ キ サ ン 抽 出 分 と し て 検 出 さ れ る。
・ 油 分排 出 規 制 (原 則 禁 止)
産業廃棄物規制 (拡散、 流出の禁止)
その他 (言己載内 容の間い合わせ先、 引用 文献等)
間 い 合 わ せ先 :
弓1用 文 献 等:
取 扱 説 明 書 巻 末、 r営 業, サ ー ビ プ 部 門 と そ の 連 絡 先」 参 照
1.
ANSl Z 129.
1-1994 American National Standards 」nstitute (米 国 規 格 協 会)
新 絵 で 見 る 中 毒110番 (保 険 同 人 社)
許 容 濃 度 の 勧 告(1996) 巳 本 産 業 衛 生 学 会 産 業 医 学 38巻P.172-183
Thresholds limit values for chemical substances and biological exposure
indices.ACGlH(1996-1997)
5.
lARC MONOGRAPHS ON THE EVALUATlON OF THE CARClNOGENlC RlSK OF CHEMlCALS
TO HUMANS VOLUME 33
EC理 事 会 指 令 「67/548/EEC」 の付 属 書 1 r危 険 な 物 質 リ フ ト」
製 晶 安 全 デ ー タ シ ー ト の 作 成指 針(日 本 化 学 協 会)
安 全一4
No.19006-2-02-1
(別紙) 化学物質安全データシート(MSDS)
この ポンブを運転 ずる上 で、 使用ま たは、 触る可能性のあ る化学物 質を紹 介して いま ず。
MSDSに 記 載 さ れて い る 有 害 特 性 を 理 解 して 頂 < た め に、 良 < 読 ん で 下 さ い。
△ 注意MSDSは、 危険有害な化 学物質 について、 安全な取扱 いを確 保す るため の参 考情報と
し て、 提示 す る も の で す。 ポ ン プ 油 を 取 り 扱 う 方 は、 こ れ を 参 考 と して、 自 ら の 責
任 において、 個々 の取扱 い等 の実態に応 じた適切な処 置 を講 ずる こと が必要 である
こ と を 理 解 した 上 で、 活用 さ れ る よ う お 願 い し ま す。 従 っ て、 こ のMSDSそ の も の は、
安 全の保証書ではありませ ん。
【別表】 化学物質 安全データ シート 真空ポン プ油 R-7
製 晶 名 R-7
主用 途 油回転真空 ポンブとその補 器及び ルーツ真空ポンブ
物 質の特 定 単’製晶 混含物の区別: 混合物
化学名: 石油系炭化水素及び添加物
成分及び含有量: 潤滑油基油95質量%以 上、 潤滑油添加剤 5質量 %以下
化学式また は構造 式1 特定できない
官報 公示整理番号: 企業 秘密なので記載できない。
C A S N o : 企 業 秘 密 な の で 記 載 で き な い。
国連分類及び国連番号 該当 しない。
労働安全衛生法 鉱油 90~1 00%
P R T R 法 : 非 該 当
危 険有害性 分類の名称: 分類基準1こ該当 しない。
の分類 主な危険有 割生は次の通 りである。
危険性: 消防法 危険物 第四 類第四 石油類
有害性: 現在迄のところ有用な情報 なし。
環境景i響1 現 在迄のところ有用な情報なし。
応急処 置 目1こ八った 場合: 清 浄な水で十分1こ眼を洗浄した後、 医師の手当てを受 ける。
皮膚 に付着 した場合1水 と石鹸で付着した部分を洗う。
吸八した場合: 新 鮮な空気の場所1こ移 ず。 身体を毛布 などで被い、 保温して安静1こ保
ち、 必 要 な ら 医 師 の 手 当 て を 受 け る。
飲み 込ん だ場合= 無理1こ□士かせないで、 直ちに医師の手当てを受 ける。 口の中が汚染さ
れ て い る 場 合 に は、 水 で 充 分 に 洗 う こ と。
火災時の措置 消火方法1 1. 火元への燃焼源 を断っ。
2. 初 期 の 火 災 に は、 粉 末、 炭 酸 ガ プ 消 化 剤 を 用 い る。
3、 大 規模火災の際に は、 泡消化剤 を用いて空 気を遮 断ずること が有
効 で あ る。注 水 は、 火 災 を 拡 大 し て 危 険 な 場 合 が あ る。
4、 周 囲 の 設 備 な ど に 散 水 し て 冷 却 ず る。
5. 消 火 作 業 の 際 に は、 風 上 か ら 行 い 必 ず 保 護 具 を 看 用 ず る。
6. 火災発生場所の周辺1こ関係者以 外の立入りを禁止ず る。
消 化 剤 1 霧 状 の 強 化 液、 泡、 粉 末、 ま た は 炭 酸 ガ ブ 消 化 剤 が 有 効 で あ る。 消 化
に 棒 状 の 水 を 用 い て は な ら な い。
安 全一1
No.19006-2-02-1
漏出日寺の措置 周囲の看 火源を取り除<。
1. 大量の場 合 漏洩した 場所の周辺1こはローフ を張るなど して 人 の
立八 りを禁止ずる。 作業の 際1こは必 ず保護 具を着用 する。漏 洩 し
た液 は士砂なとでその流 れを止め、 安全な場所1こ導いた後、 出 来
るだ け空 容器1こ回収する。 河川、 下水道等1こ排出されないよ う に
注 意 ず る。
2. 少 量 の 場 合 : 士 砂、 ウ エ プ 等 で 吸 看 さ せ て 空 容 器 に 回 収 し、 そ の
後 を 完 全1こ ウ ェ プ 等 で 拭 い 取 る。
3. 海 上 の 場 合 : オ イ ル フ エ ン フ を 展 開 し て 拡 散 を 防 止 し、 吸 看 マ ッ
ト 等で吸取る。薬剤 を用 いる場合に は運輸省 令で定め る技術上 の
基 準に適合したもの でなければならない。
4. 漏 出 時 は、 事 故 の 未 然 及 び 拡 大 防 止 を 図 る 目 的 で、 速 や か に 関 係
機 関1こ 通 報 ず る。
取扱い及び 取扱い1 1. 指定数量以上 の量を取り扱う 場合 には、法で定 められた基準 に 満
保管上の注 意 足する 製造所、 貯蔵所、 取扱い所 で行 う。
2. 炎、 火 花、 ま た は 高 温 体 と の 接 触 を 避 け る と と も1こ、 み だ り1こ 蒸
気を発散させ ないこと。
3. 常 温 で 取 扱 う も の と し、 そ の 際、 水 分、 き よ う 雑 物 の 混 入 に 注 意
ず る。
4. 静 電 気 対 策 を 行 い、 作 業 着、 靴 等 も 導 電 性 の 物 を 使 用 ず る。
5. 石油製 品から発生した 蒸気は空気より重いの で滞留しやず い。 そ
の ため、 換気および火 気等への注意が必要である。
6. 危険物が 残存している機械 設備等を修理又は加工ずる場合 は、 安
全 な場所において危険物 を完 全1こ除去して から行う。
7. 飲 ま な い で 下 さ い。
保 管 : 1. 直 射 日 光 を 避 け、 換 気 の 艮 い 場 所1こ 保 管 す る。
2. ハ ロ グ ン 類、 強 酸 類、 ア ル カ リ 類、 酸 化 性 物 質 と の 接 触 並 び1こ 同
一場所 での保管を避ける。
容 器 の 取 扱 い : 1.
空 容 器1こ 圧 力 を か け な い こ と。 圧 カ を か け る と 破 裂 ず る こ と が あ
る 。
2. 容 器 を 溶 接・加 熱・尺 あ け ま た1は 切 断 し な い こ と。 爆 発 を 伴 っ て 残
留物が発火 することが ある。
暴 露 防 止 措 董 管 理 濃 度 : 規 定 な し。 (作 業 環 境 評 価 基 準 : 労 働 省 告 示 第26号、 平 成7年.3.27)
許容濃度:
目本産業衛生学 会 (1998年度版) 3mg/m3(鉱油ミ フトと して)
ACGlH(1998年 度版)
時 間 荷 重 平 均 T W A 5mg/m3
(鉱 油 ミ フ ト と し て)
設備対策1 ミ フトガ発生ずる場含 は発 生源の 密閉化、 また は排気装置を 設ける。
取扱場所近 辺1こ、 洗眼及び身体洗 浄のた1めの設備を設ける。
保 護 具 =
呼吸用保 護具1 必要に応 じて 防毒マプク(有機 ガブ用)を 着用ず る。
保 護眼鏡1 飛沫が飛ぶ場 合には普通 型眼鏡を看用ず る。
保護 手袋: 長期間また は繰り返し接触する場合1こは 耐油性の ものを着用ずる。
保 護衣= 長時間にわた り取 扱う場 舎または濡れる場合1こは耐油性の長袖作業
服 等 を 看 用 ず る。濡 れ た 衣 服 は 脱 ぎ、 完 全1こ 清 浄 し て か ら 再 使 用 ず る。
安 全一2
No.19006-2-02-1
物理科 学的 外観等二淡黄色透明液 体
揮 発 性 : な し 密 度 :O.88g/cm
ヨ(15 ℃) 初 留 点 1250℃ 以 上
溶 解 度 水 : 不 溶 流 動 点 :一12.5℃ 以 下
危険性情報 引火点: 200℃以上(COC)
(安定性 発火点= 測定データな し
・反応」性) 爆発限界1 上限:7容量% 下 限11容量%(推定値)
可燃性: あり
発火性(自然発 火性、水との反 応性): な し
酸化性= なし
自 己 反 応 性・爆 発 性 : な し
安定性= 安 定
反応性: 強酸 化剤と の接触を避ける
有毒性情報 (入1こついて の症例、 疫学 的情報を含む)
皮層腐食性1 な し
刺激性 (皮膚、 眼) 長期または 繰り返し接 触ずる場合 刺激性ある恐れあり
感 作 性 = デ ー タ な し
急性毒性(50%致死量 等を含む)1
経 ロ ラ ッ ト LD靱15g/kg以 上(推 定 値)
亜 急 性 毒一性 : デ ー タ な し
慢」性 毒 性 = デ ー タ な し
ガン 原性 : 基油 =
OSHAlこ よ る 評 価:使 用 さ れ て い る 基 油 は、 高 度 精 製 基 油 で あ り、lARC
で は ダ ル ー ブ31こ 分 類(ヒ ト に 対 し て 発 な ん 性1こ
つ い て 分 類 は で き な い。 )
EUlこよ る 評 価:使用されて いる基油は発がん 性物質としての分類 は
適用される 必要はない。 (基油)
添 加 剤 1 デ ー タ な し
変異原性(微生物、 染色体異常)1
データなし
生殖毒性: データなし
催奇形性1 データなし
その他(水と反応して有害 なガフを発生 ずる等を含む):
現在のところ有用な情報 なし
飲 む と 下 痢、 嘔口土 ず る 可 能 性 が あ る。
眼に入ると 炎症を起こず可 能性が ある。
皮膚1こ触れる と炎症を起こず可能性がある。
ミ フトを吸 八ずると気分が悪<なることがある。
環境影響情報 分解性: 現 在迄のところ有用な情報な し。
蓄 種性: 現 在迄のところ有用 な情報なし。
魚毒性: 現 在迄のとこう有用 な情報なし。
その他1 現 在迄のところ有用 な情報なし。
安 全一3
No.19006-2-02-1
廃棄上の注意 1.
2 .
4 .
事業者は産 業廃棄物を自 ら処理ずるか、 また は知事等の許可を受けた 処理業者、 も し
< は地方公 共団体がその 処理を行っている場合 にはそこ1こ委託して 処理ず る。
投棄禁止
3. 埋立 処分を 行う場合には、 あ らか じめ 焼却 装置を用いて 焼却 し、 その 燃 殻に っ い
て は、 「廃 棄物の処理及 ぴ清掃に関 ずる法 律施行 令」1こ定め られ た基準以 下 であ る こ
とを確 認しな けれぱならない。
燃焼 ずる場 含は、 安全な場所 で、 かつ、 燃 焼ま たは爆発に よって他 に危害ま た は損 害
を及 ぽず 恐れのな い方法で行うととも1こ、 見張り入 をつけ ること。
輸送上の注意
1. 運 搬1こ 際 し て は、 容 器1こ 漏 れ の 無 い 事 を 確 か め、 転 倒・落 下・損 傷 が な い よ う、 積 み 込
み・荷 崩 れ の 防 止 を 確 実 に 行 う。
2、 運 搬 時 の 積 み 重 ね 高 さ は3m 以 下 と ず る。
3. 第 一類及び第 六種の危 険物及 び高圧 ガフとを混 載しない。
適用法令
イヒ審法 及び安衛法の既 存科学物質名簿への 登録
消 防 法 危 険 物 ・… … ・ … 1・・ … ・・
水 質 汚 濁 防 止 法 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ … 一 ・ …
海洋汚染防止法・… … … … ……
下水道法 …・
廃棄物の処理 及び清掃に関ずる法律・
安 衛 法 ・・ … ・・ … ・・ … .、..... _ ..
・ 第 四類第四石油 類
・ 油 分 排 出 規 制 (5mg/1 許 容 濃 度)
ノ ル マ ル ヘ キ サ ン 抽 出 分 と し て 検 出 さ れ る。
・ 油分排 出規制 (原則禁止)
・ 産業廃棄 物規制 (拡散、 流出の 禁止)
・ 通 知 対 象 物 質
その他 (記載内容の問い合わせ 先、 引用文献等)
問い合 わせ先 : 取扱説明書巻 末、 r営業, サー ビフ部門とその連絡先」 参照
引 用 文 献 等 : 1. ANSl Z 129.1-1994 American National Standards lnstitute.
格協会)
5.
(米国規
新絵で見る 中毒110番 (保険同入 社)
許容濃度の勧告(1998) 日本産 業衛生学会 産業医学 38巻P.172-183
Thresholds limit values for chemical substances and physical agents
and biological exPosUre indices,ACGlH(1998)
lARC MONOGRAPHS ON THE EVAL∪ATlON OF THE CARClNOGENlC RlSK OF
CHEMlCALS TO HUMANS VOLUME 33
EC委員会指令 r67/548/EEC」 の 付属書」 r危 険な物 質リフト」
製 品安全データシートの作成 指針(日本化学 工業協会)
安 全一4
使 用 状 況 チ ェ ッ ク シー ト(取説用)
(分 解修理依頼の場合使用)
修理作 業者の安全管理のため、 下記項目ご記入の上依頼品 に添付して下さ い。
ご記 入日 年 月 日
お客様名
ご担当者名
T E L 内線
ご購 入 先
ご担 当者名
T E L 内線
型式名 製造番号
1. 修 理 依 頼 理 由
□ 故障
下記 よ り お選 び 下さ い。
状況 口異 常音がする。
□その他
口圧力不良 口作動不良
□ 定 期 点 検・修 理
□そ の他
2. 吸引 ガス
(1) 人 体 に有害性の有無
(2) ガスの 種類・名 称
使用 時問 約
あり な し
3.
4.
5.
H r □ 2 4 Hr連 続 運 転 口間欠運 転
そ の他
ご依頼内容 口 事前見 積りを行ない修理依頼を検討した い。
□予算内 ( 円) なら即修理せ よ。
□その他
本用紙 をコ ピーして 繰り返 しご使用下さ い。
本用 紙 が添付 されていない場合、 修理点検 をお受けでき ないこと があります。