Taro-EAR1101-20131125 環境活動第45期 2012年6月1日~2013年5月31日 2013年7月31日作成...

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第45期 2012年6月1日~2013年5月31日 2013年7月31日作成 2013年11月25日改訂

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第45期

2012年6月1日~2013年5月31日

2013年7月31日作成2013年11月25日改訂

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■組織の概要

●事業者名及び代表者名商号 株式会社 中央発明研究所

代表取締役 曽我夏人

●所在地〒190-1201

東京都西多摩郡瑞穂町二本木539番地

●事業の規模資本金 3,000万円

設立 昭和44年2月3日

事業年度 6月1日 ~ 5月31日

年間売り上げ 12億4300万円

(第45期:2012年6月1日~2013年5月31日)

従業員数 36名 (全事業所 47人)

●業務内容含浸に関する研究開発及び製造、販売 及び委託含浸加工

取り扱い製品 / 有機・無機含浸剤、特殊局所シール剤

鋳造用塗型剤、各種防錆・洗浄剤

●組織の概要と対象範囲

*2015年 浜松TSC、四国TSCをエコアクション21に拡大認証・登録し、国内の全事業所を登録予定

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■ 事業紹介

■含浸とは

金属を熔かして型に入れて成型する場合、巻き込んだガスなどの影響により、巣穴と呼ばれる

微少な空間ができます。

これを、そのまま部品として使用すると、水やオイル、ガスが漏れて機能を維持できないことがあります。

そこで、巣穴に液状の樹脂を注入し、その後熱で固めて漏れないように穴をふさぐのが含浸です。

注入する樹脂には、アクリル系樹脂やケイ酸ソーダなどが使われます。

含浸による封孔は、再製作のエネルギーを削減し、ガスやオイルの漏れを防ぎます。

■含浸による環境負荷軽減

含浸の対象 期待される効果

カーエアコン部品 フロン等冷媒ガスの漏れ防止

アルミダイカスト製エンジン部品 エンジンの軽量化、冷却水・オイルの漏れ防止

トランスミッションケース部品 ミッションオイルの漏れ防止

焼結合金部品(含浸後にメッキ可能) 切削エネルギーの削減、耐久性の向上

ジェットフォイルのインペラー 腐食防止

電話・CATV接続函 防水、耐久性の向上

トランシーバー筐体 焼き付け塗装の密着性向上

気密漏れによる不良品 再製作のエネルギー削減

■事業形態

●委託含浸加工サービス少量の部品や、一時的に含浸が必要な部品など、お客様自身で含浸装置を導入するほどではない

場合、当社にて委託含浸加工サービス(有料)を行っております。

また、焼結合金部品など、厳しい工程管理が必要な部品も同様です。

●含浸装置の設計から納入お客様にて含浸装置を導入する場合、処理する部品の特性、処理量、その他様々な条件を勘案し、

最適な含浸装置を設計し、納入まで行います。

製作は協力会社に依頼し、製作監理、据え付け、本格稼働まで当社が責任をもって行います。

●含浸剤の製造販売新たに装置を導入されたお客様、もしくは既存の含浸装置に当社の含浸剤を使用されるお客様に、

含浸剤を製造販売します。

また、お客様の含浸システムを良好な状態に維持するため、「含浸システムチェック」として訪問点検し、

安定的な生産活動のお手伝いをしております。

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■環境方針

■はじめに

当社は、主に含浸剤、含浸処理を手がける企業です。

自動車部品・精密機械等の様々な部品・製品に含浸処理を施すことは、製造過程の不良率低減、

製造物の性能確保に役立っております。それはまた、エネルギーや資源の浪費を抑えることであり、

含浸による封孔技術は地球に優しい技術であると言えます。

本社・研究所は2006年2月にエコアクション21の認証を取得し、環境活動を続けてきました。

2008年には、含浸加工工場もエコアクション21の認証・登録を果たしました。

エコアクション21の取り組みを通じて、一人一人が環境意識を高め、環境に配慮した製品、サービスの

提供に努めていきたいと考えています。

■環境方針

環境方針

株式会社中央発明研究所は、当社の含浸剤、含浸加工品が

世界中で使用されている認識のもと、地球環境保全と

地域社会との共生を目指し、事業活動のあらゆる段階において

環境への負荷を継続的に低減することを優先事項として取り組む

1.環境負荷物質の削減、廃棄物の減量、再資源化を配慮した

製品の開発、提供に努める。

2.再利用、再資源化、資源の有効利用、廃棄物の減量、

省エネルギー等を通じて、汚染の予防に努める。

3.有害化学物質の管理の強化、使用量の削減及び

代替物質への切り替えを通じて、環境に配慮した

生産活動の導入に努める。

4.関連する法規制、条例及びその他の規制事項を遵守する。

5.定期的な環境経営システムの見直しを通じて、

環境影響事項の継続的改善に努める。

2007年 6月 1日

株式会社中央発明研究所

代表取締役社長

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■ 環境目標とその実績

■第45期 主な目標と達成状況・今後の目標

評価基準/★★★:達成 ★★:おおむね達成 ★:努力が必要・経過観察 なし:見直しが必要

主な目標項目 第45期目標 第45期実績 評価 第46期目標 第47期目標

(目標値) (実績値) (目標値) (目標値)

電力使用量の削減 43期比 -15.0% 43期比 -12.6% 43期比 -15% 43期比 -15%

(本社・研究所) (168,334kWh) (173,077kWh) ★ (168,334kWh) (168,334kWh)

電力使用量の削減 43期比 -15.0% 43期比 -17.4% 6000バッチ 6000バッチ

(含浸加工工場) (181,573kWh) (176,520kWh) ★★★ ×8.2401 ×8.2401

+125760 +125760

(175,200kWh) (175,200kWh)

水資源投入量の削減 6720バッチ 6307バッチ 6000バッチ 6000バッチ

(含浸加工工場) ×1.0m3 ×0.9m3 ★★★ ×1.0m3 ×1.0m3

(6,720m3) (5,822m3) (6,000m3) (6,000m3)

営業車の 39期比 -13% 39期比 -47% 39期比 -13% 39期比 -13%

ガソリン使用量削減 (31.30L/GSC) (18.91L/GSC) ★★★ (31.30L/GSC) (31.30L/GSC)

6720バッチ 6307バッチ 6000バッチ 6000バッチ

灯油使用量の削減 ×15.0L ×14.4L ★★★ ×15.0L ×15.0L

(100,800L) (90,600L) (90,000L) (90,000L)

産業廃棄物排出削減 39期比 -8% 39期比 -11% 39期比 -8% 39期比 -8%

(含浸加工工場) (140t) (137t) ★★★ (140t) (140t)

一般廃棄物排出削減 39期比 -9% 39期比 -10% 39期比 -10% 39期比 -10%

(本社・研究所) (884kg) (879kg) ★★★ (874kg) (874kg)

一般廃棄物排出削減 39期比 -7% 39期比 -29% 39期比 -7% 39期比 -7%

(含浸加工工場) (600kg) (468kg) ★★★ (600kg) (600kg)

PRTR非該当製品の 使用ユーザー割合 使用ユーザー割合 使用ユーザー割合 使用ユーザー割合

販売推進 39期比+13ポイント 39期比+19ポイント ★★★ 39期比+15ポイント 39期比+17ポイント

(44.4%) (50.0%) (46.4%) (48.4%)

環境対応品の優先購入 購入品目の 購入品目の 購入品目の 購入品目の

80%以上 81% ★★★ 80%以上 80%以上

法規制遵守 RoHS・6物質の RoHS・6物質の RoHS・6物質の RoHS・6物質の

非含有証明推進 非含有証明取得 ★★★ 非含有証明推進 非含有証明推進

*今夏は電力使用量の政府目標はないが、第46期以降も引き続き15%削減を目標とする

*水資源投入量、灯油使用量は第44期以降、原(バッチ)単位で目標を策定する

*GSC:含浸システムチェックのためのユーザー訪問のこと

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■環境活動の内容・結果評価

●二酸化炭素排出量の削減

第45期 第44期 第43期 第42期 第39期

2012/6/1 2011/6/1 2010/6/1 2009/6/1 2006/6/1

~ ~ ~ ~ ~

2013/5/31 2012/5/31 2011/5/31 2010/5/31 2007/5/31

二酸化炭素排出総計 403,469 413,271 422,346 424,148 475,723

電力使用として排出 146,132 155,430 172,072 174,750 172,297

(排出係数kg-CO2/kWh) (0.418) (0.418) (0.418) (0.418) (0.378)

ガソリン・軽油使用として排出 28,827 36,757 38,335 49,284 42,676

灯油使用として排出 228,510 221,084 211,939 200,114 249,442

廃棄物等の焼却として排出 0 0 0 0 11,308

(単位 kg)

*42期より2009年度版ガイドライン使用のため、廃棄物業者での焼却の分はカウントにいれない。

◇電力使用量の削減

◇ガソリン、軽油、灯油等化石燃料使用量の削減

などの取り組みを行っております。

45期は39期に比べ、約15%の二酸化炭素排出量を削減しました。

今後も、電力、化石燃料の節約につとめ、二酸化炭素排出量の削減に取り組みます。

●PRTR対象物質使用量

第45期 PRTR対象物質使用量(合計) PRTR対象物質排出量(合計)

896kg 15kg

45期当社で使用したPRTR対象物質は、合計896kgでした。

そのうち大気への排出量は合計15kgでした。

PRTR対象物質を含有しない製品への切り替えを推進し、排出量の削減に取り組みます。

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●電力使用量の削減

◇使用していない箇所の照明の消灯

◇使用していない機器の主電源を切る

◇エアコンの自動起動をやめる

◇エアコンの設定温度の見直し

震災後新たに、

◇蛍光灯の間引き

◇必要時以外のエレベーター使用禁止

などの取り組みを行い、継続しております。

また45期には、

◇水銀灯からLED照明への切り替え(含浸加工工場)

◇省エネエアコンへの入れ替え(本社・研究所)

などの取り組みを行いました。

本社・研究所では43期比-12.6%となりました。目標の-15.0%には未達でしたが、エアコン入れ替えなど

の取り組みが着実に成果を上げています。

含浸加工工場では43期比-17.4%の削減となりました。日常の節電への取り組みに加え、LED照明への

切り替えが節電に大きく貢献し、目標の-15.0%を達成しました。

●ガソリン使用量の削減

◇省燃費営業車を選択・購入する

◇効率的な交通手段・訪問ルートを選択する

◇省エネ運転を実施する

などの取り組みを行っております。

ユーザー訪問1件当たり 31.3Lの目標を設定し、これを達成しました。

今期は省燃費の自動車を4台導入し、既存の自動車と入れ替えを行いました。

今後も省燃費の自動車を導入するなどし、ガソリン使用量の削減に取り組みます。

●灯油使用量の削減

◇定期点検によるボイラー燃焼効率の維持

◇ボイラーの排熱回収装置の活用

などの取り組みを行っております。

44期から原単位を導入することで業務規模に見合った目標設定にし、目標を達成しました。

ボイラーの排熱回収装置は、ボイラーを熱源とする熱風乾燥機の排熱を回収して水を予熱するもの

で、弊社が独自に開発したものです。

今後も、現行の取り組みを継続し灯油使用量の削減に取り組みます。

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●水資源使用量の削減

◇定期的に漏水の有無をチェックする

◇含浸加工工場で使用する洗浄水の使い方を工夫する

などの取り組みを行っております。

当社では、水資源は全て上水道を使用しております。

無駄な水使用をなくすため、定期的に漏水の有無をチェックしています。

含浸加工工場は、44期から原単位を導入することで業務規模に見合った目標設定にし、目標を達成

しました。

今後も現行の取り組みを継続することで節水に努め、水資源使用量の削減に取り組みます。

●適正管理化学物質(東京都環境確保条例)の削減

当社ではアセトン、トルエン、酢酸エチル、メチルエチルケトンが適正管理化学物質に該当するため、

東京都に届出をしています。

主に製品原料、容器・器具洗浄用として使用しています。

◇取り扱い工程に直接必要のあるもの以外は、作業場に持ち込まない

◇未使用時にはフタをして、大気への排出を抑制する

◇化学物質が漏れないように、製品生産時は専用器具を用いて計量する

◇用途別に使用量を把握する

などの取り組みを行っております。

アセトンについては、技術部で洗浄対象を見直すことにより、洗浄用の使用量を削減しています。

今後も、現状の管理を継続し適正管理化学物質使用量の削減に取り組みます。

●廃棄物排出量削減

◇紙類の再資源の促進 (一般物)

◇ポリ瓶の再利用 (廃プラ)

◇購入品の梱包材の再利用 (廃プラ)

◇ゴミ箱の共通化 (共通)

などの取り組みを行いました。

産業廃棄物、一般廃棄物ともに排出量の削減目標を達成しました。

本社・研究所、含浸加工工場の産業廃棄物である廃プラスチックは従来埋め立て式で処理してきました。

2007年夏より、この中から塩ビ・ゴムを除いて別途分別し、RPFに加工する処分業者に引き渡しています。

できたRPFは製紙工場の燃料として使われ、熱回収されております。

含浸加工工場では、含浸後の部品表面の研掃のためショットブラストを行います。この時に使用する鉄粉、

ガラス粉が廃棄物として排出されます。

排出処分ルートとして、鉄粉は金属再生業者へ、ガラス粉は改良土メーカーへ引き渡し、有効活用されて

います。廃棄物を有効活用するため継続していきます。

今後も現行の取り組みを継続し廃棄物排出量の削減に取り組みます。

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●購入品・製品サービス等の環境負荷低減

◇環境負荷の少ない商品を優先購入する

◇PRTR非該当製品の販売推進

などの取り組みを行いました。

環境負荷の少ない商品の優先購入は購入品目の80%以上の目標を設定し、これを達成しました。

東京都グリーン調達ガイドラインを参考に、主に事務用品に適用して優先的に購入しました。

今後も購入時には最新のカタログ等で確認しながら、環境負荷の小さい商品を優先購入していきます。

PRTR非該当製品の販売推進はユーザー割合44.4%の目標を設定し、これを達成しました。

今後も環境に配慮した製品の開発と販売推進に取り組みます。

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●その他の活動

■消防訓練

2013年 3月11日 本社・研究所

2013年 5月24日 含浸加工工場にて

消防訓練を行いました。

連絡訓練、避難訓練、通報訓練を行い、

消化器使用方法の訓練も行いました。

万一の場合でも速やかに対応できる様に

します。

■漏洩防止訓練

2012年 12月7日 本社・研究所にて、

漏洩防止訓練を行いました。

ドラム缶が落下し内容物が流出した想定で、

漏洩物を砂嚢でせき止め環境への漏洩を

防止し、吸引器で回収する訓練を行いました。

万一の場合でも速やかに対応できる様に

します。

■地域貢献活動(有志)

毎週金曜日、始業前に有志による

事業所周辺のゴミ拾いを行っています。

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■ 環境活動計画の取り組み

■環境活動計画の主な取り組み内容、結果、及びその評価と次年度の取り組み

主な取り組み内容 責任部署 結果 評価と次年度の取り組み内容

1.二酸化炭素排出量削減 総務部

電力使用量の削減 電力使用量 目標:168,334kWh 実績:173,077kWh

・部屋の最終退出者が電気を消す ○ 震災後に新たな取り組みを増やし、また取り組みが良好

・退社30分前にエアコンOFF ○ に行われており、43期比-12.6%の削減ができましたが、

・プリンター電源は始業時ON、終業時OFF ○ 今期目標である43期比-15%には未達でした。

・シュレッダーは使用時のみ電源ON ○ しかしながら取り組みの効果は現れており、来期も引き続

・PC等の機器は使用時のみ電源をさす ○ き43期比-15%の削減を目標に努力します。

・必要時以外はエレベーターを使用しない ○

電力使用量の削減 含浸加工部

・使用していない箇所を消灯する ○ 電力使用量 目標:181,573kWh 実績:176,520kWh

・水銀灯のLED化 ○ 震災後に新たな取り組みを増やし、また取り組みが良好

・エアコンの使用を抑制する ○ に行われており、43期比-17.4%の削減となり、今期目標

・コンプレッサーを夜間休日停止にする ○ である43期比-15%を達成しました。

・電気温水器を停止(4~10月)する ○ 46期より原単位を導入した目標設定を行い、引き続き削

・含浸剤供給槽の温度設定10℃にする ○ 減に取り組みます。

・窓の熱貫流を抑止する ○

・不要なPCは起動しない ○

ガソリン使用量の削減 本社TSC

・エコ運転を実施する ○ ガソリン使用量 目標:31.30L/GSC 実績:18.91L/GSC

・走行ルートの合理化を図る ○ エコ運転と効率良く客先を訪問することで目標を達成しま

・定期的に車両の整備をする ○ した。

・業務車両を必要最低限にする △ 来期も効率的な客先訪問を心掛けます。

2.総排水量削減 含浸加工部 水資源投入量 目標:6,720m3

実績:5,822m3

・水洗槽の水交換の工夫 ○ 取り組みが良好に行われており、また、44期より原単位を

導入し業務規模に見合った目標設定にすることで、目標

を達成しました。

来期も引き続き取り組みを継続します。

3.産業廃棄物排出量削減 含浸加工部 産業廃棄物排出量 目標:140t 実績:137t

・アルカリ廃液の排出を抑制する ○ 取り組みが良好に行われており、目標を達成しました。

・金属ゴミを再資源化する ○ 来期も引き続き取り組みを継続します。

4.化学物質使用量削減 本社TSC PRTR非該当製品使用顧客 目標:44.4% 実績:50.0%

・環境負荷物質に関する知識を育成する ○ ユーザーへのPRが進み少しずつ効果が出ており、目標を

・PRTR非該当製品を顧客にPRする △ 達成しました。

来期はさらにユーザーへのPRを強化します。

5.グリーン購入 総務部 グリーン購入 目標:購入品目の80%以上 実績:81%

・環境対応品を優先的に購入する ○ 取り組みが良好に行われており、目標を達成しました。

来期も引き続き取り組みを継続します。

○:取り組み良好 △:取り組みが不十分 ×:見直しが必要

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■ 環境関連法規等の遵守

■環境関連法規等の遵守状況の確認

法令 法的要求事項 対象施設・業務等 評価

PRTR法(化管法) 排出量等の把握及び届出 第一種指定化学物質 遵守

MSDSの作成

毒物及び劇物取締法 毒劇物の製造、販売の登録届出 毒劇物の製造・販売 遵守

毒物劇物取扱責任者を選任し届出

危険物施設の設置、変更時の許可 屋内貯蔵所(危険物倉庫)

消防法 危険物保安監督者の選任 一般取扱所(含浸加工工場) 遵守

定期点検の実施、記録の保存 少量危険物取扱所

地下タンク貯蔵所(灯油)

産業廃棄物分別保管基準の遵守

廃棄物処理法 産業廃棄物収集、処理の委託基準遵守 産業廃棄物 遵守

マニフェストによる適正処分確認と保管

マニフェスト交付状況を都知事に報告

下水道法 下水の水質測定 本社・研究所 遵守

(BOD、COD) 含浸加工工場

東京都環境確保条例 工場設置の認可 アセトン、酢酸エチル 遵守

化学物質の移動量等の報告 トルエン、メチルエチルケトン

■評価結果並びに違反、訴訟等の有無

法規等の遵守事項の調査を行って、違反のないことを確認しました。また、過去3年間、関係機関等

から特に指摘等はありませんでした。

また訴訟、苦情等も同様過去3年間に1件もありませんでした。

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■代表者による全体評価と見直し

環境目標をほとんどの項目で達成しました。これは社員個々の環境への意識が高まったこと、

手順書の充実により実効性のある環境活動が継続できているためと考えます。

本社・研究所における電力使用量は目標未達でしたが、省エネエアコンへの入れ替えにより43期比

-12.6%の効果を上げました。加工工場では、LED照明の導入により43期比-17.4%を達成しました。

46期、含浸加工工場は更なる排熱利用による灯油使用量の削減に取り組みます。

本社・研究所は、引き続き省エネエアコンへの入れ替えを進め電力使用量の削減に取り組みます。

これらの取り組みにより二酸化炭素の排出量削減を進めます。

弊社は、環境問題を企業の責任としてとらえ、環境に配慮した事業活動を行うべくエコアクション21

活動をスタートさせました。今後もエコアクション21環境経営システムをより良く改善し本社・研究所、

含浸加工工場が一体となって環境活動に取り組んでいきます。

リユースされるステンレス製ドラム缶 実験室内の分別ゴミ箱

廃プラスチック(RPFとして熱回収) 紙の分別(雑紙として製紙原料に)

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■会社の概要

●事業者名及び代表者名商号 株式会社 中央発明研究所

代表取締役 曽我夏人

●事業内容含浸に関する研究開発及び製造、販売 及び委託含浸加工

●エコアクション21認証事業所

■本社・研究所

〒190-1201

東京都西多摩郡瑞穂町二本木539番地

TEL:042-557-4901(代)

FAX:042-557-3910

■含浸加工工場

〒190-1201

東京都西多摩郡瑞穂町二本木500番地

TEL:042-568-1161(代)

FAX:042-568-1171

●その他の事業所浜松TSC 〒435-0028 静岡県浜松市南区飯田町322番地 TEL:053-468-2250

四国TSC 〒799-1342 愛媛県西条市大新田94番地 TEL:0898-65-4901

上海駐在員事務所 Jihe Rd.2289,Huaxin,qingpu-Qu,Shanghai,CHINA TEL:+86-21-3917-0381

ダラス駐在員事務所 6223 Love Dr.#221 Irving,TX 75039 U.S.A. TEL:+1-972-489-2486

韓国中央発明研究所 Deajong BLD 1507,509 Daekjegobun-ro, TEL:+82-70-7011-3909

Songpa-gu,Seoul,KOREA

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