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デジタル広告レポートAdobe Digital Index | 2015年第2四半期

2ADOBE DIGITAL INDEX | Q2 2015 Digital Advertising Report

目次レポート3. 概要4. 主要なインサイト5. 地域ごとのSEM業界の支出増加率6. 検索エンジンごとのSEM業界の支

出増加率

7. SEM支出のシェア

8. Googleの検索ビジネス売上予測

9. 世界全体での業界セクターごとSEM支出増加

10. 世界全体でのディスプレイ広告のCPCとCTR増加

添付資料

24. 調査手法11. モバイルゲドン12. モバイルへの関与とRPV13. 検索エンジンごとのCTR増加率14. 機器タイプごとのCTRとCPC増加率15. 世界全体での機器タイプごとSEM CPC

の比較16. 検索エンジンと地域ごとのCPC増加率

17. 業界セクターごとのCTRとCPC増加率


本レポートには検索エンジンによるマーケティングを中心としてデジタル広告業界からの幅広い情報をめ、以下の各項目を含む：• Googleの検索および表示ビジネスに関するインサイト

• 2015年4月21日にGoogleが行ったアルゴリズム変更の影響（通称：モバイルゲドン）

• さまざまな地域、検索エンジン、機器ごとの検索エンジンへの支出、クリック率（CTR）、クリック単価（CPC）

• 機器のタイプによって検索行動や指標値はどの程度違うか

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概要


• 「モバイルゲドン」の恐れが現実のものに – モバイルに最適化されていないサイトへの悪影響は、オーガニックなトラフィックの最大10％低下

• Googleの検索ビジネスは減速の見込み – 2015年第2四半期のGoogleの検索ビジネスは前年同期比1〜2％増の見込み、2014年第2四半期の前年同期比増加率は4.5％

• グローバルなSEM支出が拡大、CTRは拡大するものの増加は減速、CPCは増加 – グローバルなSEM支出は前年比6％増、CTRは9％増、CPCは6％増

• マーケターはモバイルのベンチマークについて考え直す必要あり – モバイルへの関与とRPV（訪問あたり売上）を見るに当り、マーケターは従来のデスクトップでの結果に依存しないモデルを開発しなければならない

• マーケターはタブレットユーザーに大きな投資を行っている – タブレットのクリックあたり投資額はデスクトップを6％上回る

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主要なインサイト

地域ごとのSEM業界の支出増加率


調査結果• 検索エンジンマーケティング（SEM）業界の支出額は世界全

体で6％増、最速の増加は北米とアジア太平洋地域でいずれも前年比8％増

• マーケターによる検索エンジンへの支出増加は地域によってかなり異なる

検索エンジンごとのSEM業界の支出増加率


調査結果• 企業によるGoogleへのマーケティング支出額は世界全体で前

年比6％増、地域ごとではアジア太平洋地域の9％増が最大• Yahoo! Bingへの企業のSEM支出額は北米では大きく拡大、

アジア太平洋地域では横ばい• 米国内と大半の国外市場の両方において、マーケターは

Yahoo! BingのSEMサービスを最大限に最適化するためにSEM支出をシフトする傾向を高めている

SEM支出のシェア調査結果• Googleは北米ではSEMの支配的プラットフォームだが、

Yahoo! BingによるGoogleのシェアの浸食が続いている• 世界全体のSEM市場では、GoogleとYahoo! Bing JVが合わせ

て81％を占める。中国のBaiduとロシアのYandexは地域だけの存在ではなくなりつつある


Googleの検索ビジネス売上予測


調査結果• Googleの検索ビジネスは前年比1〜2％増（±0.5％）だが

前年同期の4.5％増加に比べれば見劣りする• ADIはGoogleの検索ビジネス売上について、第1四半期の

ホリデーシーズンによる季節的落ち込みに続き、第1四半期から第2四半期には増加に復帰すると予想

世界全体での業界セクターごとSEM支出増加調査結果• 小売業でSEM支出の増加率が最大、前年比17％増• 自動車産業では前年比11％増• 金融では増減に続いて前年比横ばいに• 旅行産業では前年比7％減


世界全体でのディスプレイ広告のCPCとCTR増加調査結果• ディスプレイのCTRとCPCとの差は昨年1年間で拡大• ディスプレイCTRはマーケターがこの広告媒体の最適化

を進めたことにより前年比23％増

ビジネス機会視覚ベースの広告は広告の重要な面のひとつ。マーケターはGoogleとYahoo! Bingへの支出を視覚ベースの製品リスト広告のため大きく拡大。通常はCTRが非常に低いディスプレイ広告は効率を高めており、デジタルマーケティング戦略全体の中で検討する必要がある。


モバイルゲドン


調査結果• Googleはオーガニック検索においてモバイル対応のウェブサ

イトを優先するようになった• モバイルへの対応が遅れているウェブサイトは、オーガニッ

クなトラフィックが最大10％少ない• モバイルによるオーガニックなトラフィックを得ら

れない中で、企業マーケターは有料モバイル検索への投資を拡大したが：

– 様々なモバイル検索の指標値があるため、コストは増大するが結果は乏しい

– CPC（クリック単価）は前年比16％増

– CTR（クリック率）は前年比9％減• スマートフォンでの2015年第2四半期のCPCとCTRの25ポイ

ントの開きは、ホリデーシーズンによる典型的なパターンに一致

– CPCは増加するが、キャンペーンによるトラフィックは低下

モバイルへの関与とRPV


調査結果• モバイルビジターの価値はRPVの面ではデスクトップから

のビジターに劣る• モバイルビジターがサイトのブラウズに費やす時間はデス

クトップビジターよりも短い（訪問あたりページ数も関与を構成する要素のひとつ）

これから得られるものモバイルエクスペリエンスの最適化はRPVを改善するが、モバイルの可能性を最大限に引き出すにはIoT、センサー、NFC、ビーコンなどに関する新たなイノベーションが必要

このことと、クリックのインフレおよびその他の関連する状況のため、IABが発見したモバイル広告での25〜30ドルのギャップの一因であるとADIが考えるMobile Stress（モバイルストレス）が生まれている

検索エンジンと地域ごとのCTR増加率


調査結果• Googleでのより効率的な企業SEMへの取り組みが継続され、

GoogleのCTRは前年比11％増、Yahoo! Bingは2%増• 北米のマーケターが平均して最大のSEM最適化を達成し、

CTRは11％増

調査結果• タブレットが最大のSEM効率拡大を実現、CTRは前年比7%増、

スマートフォンのCTRは前年比横ばい• 消費者に働き掛けるためのコストはスマートフォンで最も拡大、

116%増


機器タイプごとのCTRとCPC増加率

世界全体での機器タイプごとSEM CPCの比較調査結果• マーケターはタブレットでのクリックへの支出を拡大、タブ

レットのCPCはデスクトップを6%上回る• CPCの前年比増加率はスマートフォンで最も高かったが、デ

スクトップとタブレットのCPCに比べて最も安価でもある


検索エンジンと地域ごとのCPC増加率

調査結果• 企業SEMにおけるGoogleとYahoo! BingのCPCの推移

はほぼ同じ、GoogleのCPCは前年比7%増、Yahoo!Bingは4%増

• 北米の企業マーケターは、最大の最適化（CTR）と最小のコスト増（CPC）を実現


業界セクターごとのCTRとCPC増加率


調査結果• 旅行産業のマーケターが最適化を最も進める、

CTRは前年比39%増• 自動車産業では企業CPC増加率が最大、15%増


ADOBE DIGITAL INDEX

調査手法5,000を超えるブランドサイトからの2014年と2015年の消費者データが基盤

• 5,000億件を超えるFacebook投稿インプレッション• 5,250件を超えるGoogleとYahoo! Bing広告インプレッション• 800万件を超えるソーシャルなストリーミングアプリケーションへの言及

複数の業界と業界セグメントのウエブサイトへの訪問から取得した匿名データを集約

データはAdobe Marketing Cloud - Adobe Media Optimizer、Adobe Analytics、およびAdobe Social経由でキャプチャ

ウェブサイト：adobe.ly/digitalindexブログ：adobe.ly/digitalindexTwitter： @adobeindex and @adobeprimetimeご質問とご提案: [email protected]

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