（一社）千葉県労働者福祉協議会　http://www.rfk-chiba.net

vol.528

H a p p i n e s s

2021年1月

●ひとりで悩んでいませんか？ くらし何でも無料相談 0120-53-4141ちばライフサポートセンター

528号2021年1月

2021年1月発行千葉市中央区弁天1-17-1　こくみん共済coop千葉推進本部会館２階　TEL.043-441-8911　編集・印刷／㈱メロウリンク企画

発行／（一社）千葉県労働者福祉協議会　http://www.rfk-chiba.net

謹んで新春のご挨拶を申し上げます

橘樹神社（茂原市）橘樹神社（茂原市）

新年　

明けましておめでとうご

ざいます。

旧年中は、千葉県労働者福祉協

議会の諸活動にご支援・ご協力を

いただき、ありがとうございまし

た。昨

年からの、いまだかつて経験

しない世界的な新型コロナウイル

スの感染拡大が収まる気配はあり

ません。年明け現在の千葉県内感

染状況は、第三波の只中にあり、９

千名（２０２０年12月）を超える

感染者と地域における医療崩壊が

顕在化しつつ、雇用・経済・社会

生活全般に渡り先が見えない困難

な状況となり、日本社会全体が極 「「

福祉はひとつ

福祉はひとつ！！」「」「連帯・協同でつくる

連帯・協同でつくる

安心・共生の福祉社会

安心・共生の福祉社会」」の実現を

の実現を！！

（一社）千葉県労働者福祉協議会　会長　

鈴　木　　光

二〇二一年　年頭挨拶

めて息苦しいと云うべき環境が続

いているのではないでしょうか。

また、今年は東日本大震災から

10年を迎えるとともに、一昨年の

千葉県内においては連続した自然

災害により、現在も避難生活を余

儀なくされている被災者の方々に

お見舞い申し上げますとともに、

一日も早い安心・安定の日常生活

に戻ることを切望してやみません。

さて、現在も私たちの生活する

社会は、コロナ禍とともに依然と

して、貧困と格差の拡大がより一

層深刻化しており、社会の分断と

孤立が進む状況が続いております。

加えて、超少子高齢化・人口減少

社会の進行は地域・階層を問わず

将来不安をますます拡大させてい

ます。

私たちは、中央労福協の「２０

３０年ビジョン」の具現化に向け

て、①安心して暮らせる社会、②

労働者福祉事業の促進と共助の輪

の拡大、③支えあい、助け合う地

域共生社会づくり、④人材の育成

と財政基盤の確立、の４つの活動

の柱を目指します。

更に、「誰ひとり取り残さない」

という国連ＳＤＧｓの取り組みと

ともに、協同組合の法制化が実現

し、地域における共生社会の地道

な活動もステップアップの年とな

るものと確信します。

千葉県労働者福祉協議会は、「福

祉はひとつ」を基本に、「連帯・協

同でつくる安心・共生の福祉社会」

の実現をめざし、①「労働者福祉

向上の運動」、②「労働者自主福祉

運動と協同組合運動の推進」、③

「震災復興・再生支援」、④「ちば

ライフサポートセンター事業」、⑤

「野田市生活困窮者自立支援事業」

等に会員・役職員一同全力で活動

を進めて参ります。

私たち、千葉県労働者福祉協議

会に求められている使命・役割を

自覚し、当面する様々な諸課題に

ついて、会員・福祉事業団体・Ｎ

ＰＯの皆さんと知恵と力を合わせ、

全力を挙げて頑張り抜くこととし

ます。

皆様方のこの一年のご活躍と希

望に満ちた年でありますよう心よ

り祈念申し上げ年頭のご挨拶とし

ます。

2

新年あけましておめでとうござい

ます。本年が皆様にとってより良い

年でありますことを衷心から祈念い

たします。

新型コロナウイルスの感染拡大は

早一年を経過しようとしています。

医療現場の奮闘と季節的な要因から

か感染者数が減少した時期もありま

したが、冬場に向けて感染が再拡大

しています。

経済や医療体制に与えるダメージ

は深刻を極めつつあります。先ず私

たち個人が感染防御対策を徹底し組

織、地域、行政などそれぞれの出来

得る限りの方策を駆使していかなけ

ればなりません。

私たち労働金庫も福祉金融機関と

して緊急融資等の生活支援を可及的

速やかに実施してきておりますが、

今後も相談体制と機能を強化充実さ

せていく所存です。

２０２２年には民法が改正され、

成人年齢が20歳から18歳に引き下げ

られます。これにより親の同意なし

に様々な契約が可能となります。一

人暮らしの部屋を借りる、クレジッ

トカードを作る、各種ローンを組む

といったことが可能になりますが、

それによりトラブル案件の発生や増

加も懸念されます。そうした事態を

出来る限り回避していくための教育

や啓蒙活動にも注力していきたいと

考えています。

また同年には確定拠出年金制度が

改正され企業型ＤＣの加入者も各企

業の労使合意なしに原則iD

eCo

に

加入できるようになります。公的年

金を安定的に補完することが可能に

なりますので積極的に制度利用を推

進してまいりたいと思います。

原点を忘れず働く人に寄り添って

福祉金融機関の役割を果たしていく

ことをお誓いして新年の挨拶といた

します。

新年あけましておめでとうござい

ます。

旧年中はこくみん共済coop

千葉

推進本部の運動、事業の推進にご支

援ご協力を賜り誠にありがとうござ

いました。

はじめに、新型コロナウイルス感

染症により、罹患された方に心から

お見舞い申しあげるとともに、自身

の生命が危険にさらされる過酷な環

境下で、ご尽力されている医療従事

者の皆さまに心から敬意を表します。

さて、東日本大震災の発生から本

年３月11日で丸10年を迎えます。未

曽有の大災害は死者数約１万９千人、

行方不明者約２千５百人を出し、い

まだ約５万人が避難生活を送ってい

ます。改めてこの国が災害大国であ

ることを思い知らされ、防災・減災

の取り組みの大切さを再認識させら

れた大災害でした。

こくみん共済coop

は、生協法に

込められた人とひととの結合を何よ

りも大切にし、開かれたメンバー

シップの組織であり、生活の協同を

実現する組織です。組合員による「出

資、利用、運営参加」の三位一体の

原則があります。事業の利用を通じ

て組合員の生活の安定・文化の向上

を提供することが、組合員からの信

頼をいただきつづける源泉だと考え

ます。

新型コロナウイルス感染症の拡大

という誰も予想していなかった難局

が今なお続いています。このような

状況にあるからこそ、将来を見据え

た取り組みが重要と捉えています。

引き続きのご支援をお願い申し上げ

ます。

結びに、皆さまのご健康とご多幸

を祈念いたしまして、年頭のご挨拶

とさせていただきます。

本年もどうぞよろしくお願い申し

上げます。

困難な時代を共に乗り越えよう

困難な時代を共に乗り越えよう！！

事業の利用を通じて

事業の利用を通じて

組合員の生活の安定・文化の向上を

組合員の生活の安定・文化の向上を

中央労働金庫　

常務理事

千葉県本部担当　

日　高　英　彦

こくみん共済coop

千葉推進本部

本部長　

林　田　博　史

3

あけましておめでとうございます。皆

様におかれましては、家族お揃いで清々

しい新年をお迎えのこととお喜び申し上

げます。

昨年来、新型コロナウイルスという

未曽有の脅威に襲われ、経済・社会をは

じめ組合活動までも大きな影響を受けま

した。そうした中でエッセンシャルワー

カーといわれる人達が、感染の恐怖・不

安と闘いながら、私達の生活を支えてく

れていることに敬意と感謝を申し上げま

す。

一方で、コロナ関連により職を失う人

が相当数に上り、とりわけパート・有期

雇用等の弱い立場の人へのしわ寄せを痛

感すると同時に、連合の果たすべき役割

や行政・政治の的確な対応が極めて重要

であることを再認識させられました。今

回の対応では連合千葉としても、本部と

連携しながら県や労働局等へ要請を行っ

てきましたが、引き続き的確なニーズの

把握、迅速な対応を求めていきたいと

思っています。併せて「共助」としての

取り組みも労福協をはじめとした各福祉

団体と連携しながら実践していくことが

重要と考えています。

連合千葉として、こうした取り組みを

含めて、大きく変化する社会の中で、誰

ひとり取り残されることのない「働くこ

とを軸とする安心社会」の実現に向けて、

労働者・生活者の立場から引き続き取り

組みを進めていく所存です。

本年が皆様並びに各組織にとって、実

り多き年となりますことを御祈念申し上

げ、新年の挨拶とさせていただきます。

謹んで新年のお慶びを申し上げます

と共に、旧年中に千葉県の生協に寄せら

れましたご支援とご協力に対し厚くお礼

申し上げます。また、新型コロナウイル

スへの対応が長期化するなか、第一線で

奮闘されている医療従事者の皆さま、関

係者の皆さまに対し、心から感謝の気持

ちをお伝えします。

昨年は新型コロナウイルス感染拡大

の影響で、生協の果たす役割がクローズ

アップされた年でした。主要な事業であ

る「宅配」は、利用者、供給高ともに大

幅に伸び、多くの県民の暮らしを支える

ことができました。一方、感染拡大防止

のために対面でのコミュニケーションは

困難になりましたが、オンラインなど

を活用し、人と人とのつながりを大切に

した活動を継続しています。コロナ禍で、

日常のくらしやライフスタイルに大きな

変化が起きている中、事業と活動を通し

て、協働の力で社会的役割を果たし、地

域課題解決に取り組んでまいります。

千葉県生協連には、準会員を含めて

14の生協が加入しており、地域の方が組

合員になっている地域購買生協の組合員

は約１２７万人となりました。県内世帯

の４割を超える方にご利用いただいてい

ることになります。生協の事業は、食品

の供給を中心として、共済・福祉・住宅

などくらしの隅々にまで広がっています。

あわせて、組合員同士のコミュニケー

ションを基礎に、子育て支援や消費者問

題、食の安全・環境を守る取り組み、平

和の取り組みなど、多彩な活動をおこ

なっており、多くの組合員が参加してい

ます。

国連サミットで採択された「誰一人取

り残さない」社会の実現を目指す「持続

可能な開発目標（ＳＤＧｓ）」は、多く

の部分で生協の理念と重なっており、生

協の様々な課題をすすめていくことがＳ

ＤＧｓの目標達成にも寄与することにな

ると考えています。千葉県生活協同組合

連合会は会員生協とともに、私たちの理

念と重なっている「持続可能な開発目標

（ＳＤＧｓ）」の目標達成のために、安心

してくらし続けられる地域社会をめざし

て一層の努力を重ねていく所存です。

関係各位の引き続きのご支援ご協力

を心からお願いして新年の挨拶とさせて

いただきます。

安心して暮らし続けられる

安心して暮らし続けられる

地域社会をめざして

地域社会をめざして

「「働くことを軸とする安心社会

働くことを軸とする安心社会」」

の実現をめざす

の実現をめざす

千葉県生活協同組合連合会

会長理事　

首　藤　英里子

連合千葉会

長　

小　谷　　　裕

4

新年明けましておめでとうござい

ます。

昨年は新型コロナウイルス感染拡

大に伴い、異例の事態が続いた１年

でした。中央労福協では、三次にわ

たり省庁・政党に対して緊急要請を

行いました。また、労働者自主福祉

の取り組みとして生活・就労応援基

金（ろうふくエール基金）を設置し、

地方労福協が地域で共感を広げ新た

な活動にチャレンジするための後押

しを行いました。さらに、実開催が

叶わなかった全国研究集会では、コ

ロナ禍・大規模災害に強い地域づく

りをテーマとした動画を配信し、地

域コミュニティのあり方について考

察を深めました。あらゆる活動が制

限されるなか、「労福協の２０３０

年ビジョン」に改めて確信を持ちな

がら、歩みを進めてまいりました。

これもひとえに、加盟団体をはじめ

とする関係者の皆様のご支援の賜物

であり、心より感謝申し上げます。

しかし、日本では依然として多く

の人々が仕事や住まいを失い、様々

な困難を抱えています。とりわけ社

会的に弱い立場にいる方々ほど深刻

な打撃を受け、格差や社会の分断が

より拡大しつつあります。様々な時

限的な特例措置が講じられた公的

セーフティネットについても、その

脆弱性について根本的な解決には

至っていません。貧困や社会的排除

がなく、人と人とのつながりが大切

にされ、平和で、安心して働きくら

せる持続可能な社会を実現するため

に、今こそ私たちが真価を発揮する

時です。

そのためには、労働運動と労働

者福祉事業が「ともに運動する主

体」として関係を強化し、消費者運

動、ＮＰＯ・市民運動などとの連携

を深め、共助の輪を広げることによ

り、多様で重層的なセーフティネッ

トを日本社会に張り巡らし、貧困や

格差を是正していくことが必要です。

中央労福協は、このポストコロナ

時代のスタートの年に、「つながり、

寄りそい、支え合う」ことを基軸に、

誰もが「助けて」と言える社会を目

指します。そのために新しい手法を

柔軟に取り入れ、「今こそ労働者福

祉運動の出番」との気概をもって取

り組んでいきます。

２０２１年

２０２１年

年頭挨拶

年頭挨拶

労働者福祉中央協議会　　会　

長　

神　津　里季生

会　　

長

鈴木　　光連合千葉

副会長

日高　英彦中央労金

千葉県本部

副会長

林田　博史こくみん共済coop

千葉推進本部

常務理事

宮崎　弘志千葉県労福協

理　　

事

牧野　昌子ＮＰＯ法人

地域創造

ネットワークちば

理　　

事

津崎　暁洋野田地区労福協

理　　

事

川田　和広連合千葉

理　　

事

横田　義之連合千葉・

自治労千葉県本部

理　　

事

南村　定男連合千葉・ＵＡゼ

ンセン千葉県支部

理　　

事

水野　準一連合千葉・

基幹労連

理　　

事

青木　　浩連合千葉・

県私鉄

理　　

事

菅生　利治中央労金

千葉県本部

理　　

事

杉浦　高志こくみん共済coop

千葉推進本部

理　　

事

上山　精一千葉県生協連

監　　

事

本村　敏昭連合千葉・

電機連合

監　　

事

石﨑　孝一中央労金

千葉県本部

監　　

事

秋山　和彦こくみん共済coop

千葉推進本部

本年もよろしく

お願いします

（一社）千葉県労福協役員

5

会長 会長 山﨑良夫山﨑良夫

地区労福協

　　

年頭のご挨拶

匝匝そうそう

瑳瑳ささ

地区地区

　

新年あけましておめでとうございます。

　

旧年中は安房地区労福協に対しまして、大変お世話になり、心

より感謝申し上げます。昨年は新型コロナウイルス感染症対策に追

われた１年になりました。そのため、延期になっていた２０１９年

のバスツアーが中止となりました。２０２０年も会員相互の親睦を

図るとともに、労働者自主福祉運動につなげられるよう、事務局で

何とか企画を考えました。バスツアーを実施すべきか、または、今までのようにバス

ツアーができないのであれば、代替案をつくるかです。今後の新型コロナウイルス感

染症拡大の状況、国、県の動向を注視しながら企画実施の有無について会員に情報を

伝えていきます。労福協の活動を楽しみにしている方にはご迷惑をおかけします。

これからも長時間労働・災害からの復興・新型コロナウイルス感染症対策等、誰も

が豊かに暮らしていくための課題はたくさんあります。今年も千葉県労福協の事業と

地区行事をリンクさせながら、安房地区の福利厚生事業の推進をめざし、進んでまい

ります。

皆様にとって本年が素晴らしい年となりますことをご祈念申し上げ、新年のご挨拶

とさせていただきます。本年もよろしくお願いいたします。

会長 会長 原田辰司原田辰司

安房地区安房地区

新年あけましておめでとうございます。本年は相

変わりましてよろしくお願いします。

昨年は、コロナで始まりコロナで終わりました。新

型コロナウイルスが原因で、さらに貧困と格差が広

がりました。感染拡大防止のため、メインである「ふ

なばし三番瀬潮干狩り」を中止することになりました。今年は、会

員・家族の笑顔が見られるよう潮干狩りの実現をできるようにした

いと思います。

新型コロナウイルスにより、私たちの生活が一変しました。新し

いしくみの「労働者福祉運動の確立」を目指していく必要がありま

す。そのためにも、会員・総武地域協議会・福祉事業団体と話し合

いながら、福祉向上に取り組みたいと思います。そして、新型コロ

ナウイルスを克服して未来を変え～安心社会に向けて～皆さんと力

を合わせて推進したいと思います。

会長 会長 植木　誠植木　誠

市川・浦安地区市川・浦安地区

昨年は、労福協としての

機関会議（役員会や総会）は

開催できましたが、新型コ

ロナウイルスの感染拡大が

全国的にも市内でもジワリ

ジワリ広がる状況で、取り

組みが困難になりました。

この間の国や県、市のコ

ロナ感染防止対策をみていると、営業の自粛、不要不急の

外出を控える、手指の消毒、ソーシャルディスタンス、３

密回避など個人の責任で対応することが主なもので、政府

の専門家による分科会でも「感染の抑止効果は、個人の努

力を超えている！」と指摘されているも関わらず、「GoTo

の一部見直し」しただけで一時的にも停止しようとしませ

ん。対策が後手後手に回っています。

この間、保健所機能の縮小統合、感染症病床の削減、医

師・看護師の抑制で、新型コロナのパンデミックに、対応

できない脆弱性があらわになりました。

一方、国の検査方針は。当初から二転三転（発熱37．５℃

以上、保健所を通してなど）しました。今は発熱外来で医

師が判断で可能となりましたが、コロナ感染者の４割が無

症状で、自覚のない人が感染を広げているという現実を軽

視し、濃厚接触者や症状のある人の検査だけでした。不十

分な検査状況が放置されるもとで、医療機関や福祉・介護

施設、学校などのクラスターとして広がりました。

日々私たちが生活していく上で必要とされる社会的労

働分野（医療・福祉・介護・教育）で働く人や利用者への

定期的な社会的検査を積極的に進めるという緊急性が今

求められていまし、感染を心配する人は、いつでも無料で

検査を受けられる体制が必要です。

また、全世帯へ定額給付金が支給されましたが、コロナ

禍で本当に困窮している人々への支援策や保障も不十分

でなりません。

人の命、安心安全が担保されることで経済活動は進みま

す。経済か？感染防止か？の対立させるのではなく、まず

は、かけがえのない命を最優先すべきです。

そのような社会的気風、政治のあり方を求めたい。新型

コロナとは長期戦となりますが、命を守り、少しでも労働

者福祉活動ができる環境がつくられるよう、地方から声を

上げていきたいと思います。

6

新年のごあいさつを申し上げます。

昨年の野田地区労働者福祉協議会は、恒例イベントの

うち「勤労者バスツアー」「勤労者ボウリング大会」につ

いて、春先以降へのスケジュール変更を余儀なくされま

したが「『今やるべき活動』を『変化に対応』しながら行

うこと」を大切に、Ｚｏｏｍ等も活用しながら、仲間と

ともに活動の質と量を維持してきました。

対面集合が難しいなか、ＷＥＢを活用して「パンづくり教室」や「ライ

フプランニングセミナー」を開催しました。また、「野田市の生活保護世帯・

準要生活保護世帯を対象とした食料等の支援（食品メーカー三労組による

製品提供／労福協として消しゴム購入）」や「フードドライブ活動」を実

施し、多くの助け合いの精神が結集しました。

新型コロナウイルス対応含め、労働者を取り巻く環境は依然として厳し

い状況が続いていますが、そのような時こそ連帯・共助の精神を大切に、

２０２１年も労働者自主福祉運動の充実を図ってまいります。

会長 会長 津崎暁洋津崎暁洋

労福協会員の皆様、謹んで新春のお慶びを申し上

げます。

昨年度に引き継ぎ、長生茂原地区労福協会長を仰

せつかりました、関東労組合同資源支部の岩瀬と申

します。

この地域に勤務或いは居住する皆様の意見を聞き

ながら、福利厚生の向上を目指して活動して参ります。

さて、長生茂原地区労福協では昨年度、２月15日にチャリティバ

スツアーを行い、新宿・浅草方面を見学し、脱出ゲームをしたり、

町並みを散策したりし交流を深めました。今年度コロナ禍のため、

例年通りの活動はできませんが、支援事業を行ったり、子供から大

人まで楽しめるオンラインによる体験型セミナーを計画したりして

いますので、皆様の参加をお待ちしております。本年が皆様にとっ

て幸多き一年になることを祈念し、年頭の挨拶とします。本年も宜

しくお願い申し上げます。

会長 会長 岩瀬亮介岩瀬亮介

今年は何と言ってもコロナウイルスの影響によ

り、経済的にも心理的にも大変な一年でした。中国

の武漢で発生し、ダイヤモンド・プリンセスにコロ

ナ感染者がいるとの報道がなされた後も、それほど

危機感をもって受け止めていなかった事を反省して

います。銚子市の場合も41人の方が感染されていると伺っていま

す。この状況を受けて国、県、市がそれぞれの立場で様々な支援策

を打ち出しています。そこで感じる事は、このような事態では各自

治体の財政状況の格差がハッキリと現れることです。それは行政だ

けではなく家庭、会社そして組合にも共通した事柄ではないでしょ

うか？やはり、普段から有事に備える心構えを大切にしてまいりた

いと思います。そして、来る令和３年はコロナ禍にあっても、さら

に充実した活動ができるよう心掛けてまいります。

会長 会長 鎌倉　金鎌倉　金

新年あけましておめでとうございます。

昨年の千葉市地区労福協は、２月に家族連れ行事

である「チャリティいちご狩り大会」を開催しまし

たが、その後は新型コロナウイルス感染拡大の影響

により、定期総会や定例幹事会の書面開催をはじめ、

例年多くの皆様にご参加をいただく諸行事の開催を

見送るなど、大幅な活動見直しを余儀なくされました。先行きの見

通せないコロナ禍において、これまで同様の活動に取り組むことの

難しさを実感していますが、このような状況だからこそ、会員相互

のつながりが重要ですので関係各位のお力をお借りしながら労働者

福祉の一助となるよう努めてまいります。本年が組合員とご家族の

皆様にとって幸多き一年になりますようご祈念申し上げ、新年のご

挨拶といたします。

どうぞよろしくお願いいたします。

銚子地区銚子地区

野田地区野田地区

長生・茂原地区長生・茂原地区

千葉市地区千葉市地区

会長 会長 水野準一水野準一

7

❶千葉県労働者福祉協議会につ

いての要望

❷ＳＤＧｓ持続可能な開発目標

の達成と協同組合・協同組織の

促進・支援

❸大規模災害等の被災者支援と

復興・再生および防災・減災対

策の強化

❹労働者の働き方・生活安定に関

する要請

❺くらしの安全・安心について

❻貧困のない社会に向けたセー

フティネットの強化

❼消費者行政の充実強化

❽多重債務対策等

❾フードバンク活動の促進

千葉県労福協は、政策活動として「千葉県

予算に対する政策・制度の要請」を行ってい

ます。８月理事会で方針決定して以降、中央

労福協の政策、「２０２０年全国福祉強化キャ

ンペーン」における全国共通課題、構成組織

や連携団体からの政策要望等を受け止め議論

を重ね、10月の第53回理事会で取りまとめを

行いました。千葉県に対しては、11月12日（木）

千葉県庁において鈴木会長はじめ、副会長、

常務理事の４名で商工労働部雇用労働課へ要

請書の提出と要請内容の説明を行いました。

令和３年度　千葉県予算に対する要請内容

雇用労働課長に要請書を雇用労働課長に要請書を手渡しする鈴木会長手渡しする鈴木会長

２０２０年12月11日（金）ハロー貸会議室千葉駅前

において千葉県労福協「２０２０年度労働組合のため

の税務研修会」を開催しました。

労働組合のための

労働組合のための

税務研修会

税務研修会

研修会は、労働組合等の役職員の皆さんに参加を頂き、

講師には長年にわたり指導頂いている税理士の関口邦興氏

を招き開催しました。

今年度は、新型コロナウィルス感染症の影響により「年

末調整等説明会」が中止となったため、「令和２年分の所

開催する

開催する‼‼

2020年度

得税について」も講義して

いただきました。

また、研修会終了後には

個別質問の時間を設け、相

談者の方に対し指導を頂く

等、有意義な研修会となり

ました。

研修資料の「労働組合等

の会計税務に関わる実務マ

ニュアル２０１８年版（中

央労福協）」は、複数冊持

ち帰りたいという申出もあ

り、それぞれの今後の活動

に資することを期待してい

ます。

政策政策・・制度制度をを千葉県千葉県にに要請要請するする‼‼

関口税理士による講義関口税理士による講義

8

今回は、新型コロナウイルス感染

症の影響により、人数を縮小しての

開催となりました。また、初の試み

としてシンポジウムの内容を撮影・

編集して多くの方に見ていただける

ようY

ouTube

にて配信いたしまし

た。（詳細は千葉県労福協のホーム中央労福協 講師団 講師　高橋 均 氏中央労福協 講師団 講師　高橋 均 氏

２０２０年11月14日（土）、千葉交通労働組合会館（成田市）に

おいて千葉県労福協主催の「２０２０年度労働者自主福祉運動シン

ポジウム」を中央労金千葉県本部、こくみん共済coop

千葉推進本

部、連合千葉、中央労金労組千葉統括支部、全労済労組関東支部千

葉分会の共催により開催しました。

労働者自主福祉運動シンポジウム労働者自主福祉運動シンポジウム 開催する‼2020年度

ページよりご確認ください。）

開催目的である「労働者自主福祉

運動の歴史と課題」を理解し、また

各事業団体からの問題提起を互いに

認識・共有化するためのシンポジウ

ムとなりました。

主催者あいさつ　鈴木会長主催者あいさつ　鈴木会長

○講　演　「競争か連帯か」　～歴史から学ぶ労働運動と労働者自主福祉運動の理念と課題～　講師：中央労福協 講師団 講師 高橋　 均 氏○事業団体からの提起　「〈中央ろうきん〉による生活支援の取組みについて」　　中央労働金庫成田支店 戸邉　太輔 氏○事業団体からの提起　「事故発生から解決までのサポートと補償内容について」　　こくみん共済coop千葉推進本部 松田　康宏 氏 講演風景講演風景

シンポジウム次第

9

連合千葉

第25回

地方委員会を開催する！

連合千葉は、２０２０年10月27日

（火）ホテルポートプラザちばにおい

て、執行部、代議員、特別代議員、傍

聴者等を合わせ１００名出席のもと、

新型コロナ感染拡大を受けて、初めて

リモート併用による「第25回地方委員

会」を開催いたしました。

議長団に中嶋代議員（ＪＰ労組）

を選出し、議事運営を行いました。

主催者挨拶では、小谷会長より「新

型コロナウイルス感染症と向き合い医

療等の生活インフラを支えるエッセン

シャルワーカーの方々に敬意を表し、

国民の健康と生活の安心に一人ひとり

が政治・政策に関わっていくことが重

要である旨」の挨拶が述べられました。

議事では、経過報告に続き「第16

期２０２１活動方針」「２０２１年度

予算」等、３つの議案について活発な

議論のもと、すべての議案を満場一致

で可決いたしました。

連合千葉は２０２０年２月以降、新

型コロナウイルス感染症拡大により、

多くの活動を自粛せざるを得ませでし

た。２０２１年度は、この危機的な状

況を踏まえ運動と活動の目的を見直し、

ニューノーマル時代に適った相応しい

ものにしていきます。

過労死等ゼロに向けた

周知・啓発街宣

連合千葉連合千葉小谷　裕会長小谷　裕会長

族の会と連携し、11月の過労死等防止

啓発月間にあわせて街宣行動を行って

います。

今年は、残念ながら新型コロナウ

イルス感染症の拡大に伴い、規模を縮

小し、連合千葉事務局を中心に11月27

日17時15分から千葉市内で街宣しまし

た。

生協連

令和２年度

日本赤十字社千葉県支部

災害救援物資搬送訓練参加

11月25日、令和２年度日本赤十字

社千葉県支部災害救援物資搬送訓練を

おこない、日本赤十字社千葉県支部か

ら８名、赤十字防災ボランティア21名、

パルシステム千葉１名、コープみらい

２名、千葉県生協連２名で合計34名が

街宣では小谷会長から過労自死の

要因である長時間労働の是正と36協定

の締結、年休取得による心身のリフ

レッシュ等ワークライフバランスを呼

びかけ、また働くことで悩みを抱えた

ら連合のなんでも労働相談ダイヤル

（０１２０─１５４─０５２）への相

談を呼び掛けました。

毎年約

２００件も

認定されて

いる過労

死・過労自

殺ゼロに向

け、連合千

葉は、例年

東京過労死

を考える家

参加しました。今

回の訓練は千葉県

生協連が日本赤十

字社千葉県支部と

締結している「災

害時における災害

救助物資搬送の協

力等に関する協定

書」に基づき、新

型コロナウイルス

感染症対策を実施

したうえで、各生

協の車両を使用し

て災害救援物資の

搬送をおこないま

した。

訓練の参加者訓練の参加者

参加した車輛参加した車輛

/ 構成団体の活動 /

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（一社）千葉県労働者福祉協議会　http://www.rfk-chiba.net

vol.528

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2021年1月

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528号2021年1月

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本年もよろしくお願い申し上げます

令和三年　元旦

あけまして

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