kokoka ボランティア 活動のしおり - Kyoto...1 kokok <目的>...

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1 <目的> (公財)京都市国際交流協会では、外国籍住民をはじめとした異なる文化背景を持つ人々との相互交流・相互 理解の促進を図ることを目的として様々な交流・支援事業を行っています。 ボランティア活動に自発的に関わることが、京都の国際化や多文化共生社会について考えるきっかけとなり、 誰もが住みやすい地域社会づくりにつながることを目指して、当協会ではボランティア活動の機会提供や人材 の育成に対するサポートを行っています。 ボランティア一人一人が地域の国際化を進めるリーダーとなり、地域で活動を広げていくことができるような、 そんな活力ある京都を皆さんと一緒に作っていきたいと願っています。 ●多文化共生社会とは● 外国籍住民支援を語る場合に「多文化共生社会」という言葉が頻繁に使われるようになりました。この言葉は、 通常「日本人」と「異文化を背景とする外国人」、あるいは「日本社会で定着しているが文化的ルーツを外国に持 つ人」とが、同じ社会の中で互いの文化を尊重しつつ共存する社会と解釈されています。 2006年には総務省が「多文化共生推進プラン」を策定し、全国の自治体でも、多文化共生を促進するための 様々な施策の必要性をより重視するようになってきています。 “kokoka(ココカ)”は、(公財)京都市国際交流協会が運営する京都市国際交流会館 ko kusai koryu kaikan の愛称です。 kokoka ボランティア 活動のしおり 資料1

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<目的>

(公財)京都市国際交流協会では、外国籍住民をはじめとした異なる文化背景を持つ人々との相互交流・相互

理解の促進を図ることを目的として様々な交流・支援事業を行っています。

ボランティア活動に自発的に関わることが、京都の国際化や多文化共生社会について考えるきっかけとなり、

誰もが住みやすい地域社会づくりにつながることを目指して、当協会ではボランティア活動の機会提供や人材

の育成に対するサポートを行っています。

ボランティア一人一人が地域の国際化を進めるリーダーとなり、地域で活動を広げていくことができるような、

そんな活力ある京都を皆さんと一緒に作っていきたいと願っています。

●多文化共生社会とは●

外国籍住民支援を語る場合に「多文化共生社会」という言葉が頻繁に使われるようになりました。この言葉は、

通常「日本人」と「異文化を背景とする外国人」、あるいは「日本社会で定着しているが文化的ルーツを外国に持

つ人」とが、同じ社会の中で互いの文化を尊重しつつ共存する社会と解釈されています。

2006年には総務省が「多文化共生推進プラン」を策定し、全国の自治体でも、多文化共生を促進するための

様々な施策の必要性をより重視するようになってきています。

“kokoka(ココカ)”は、(公財)京都市国際交流協会が運営する京都市国際交流会館 kokusai koryu kaikanの愛称です。

kokokaボランティア

活動のしおり

資料1

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1.活動内容

①ホームステイ(短期ホームステイ受け入れ)…P.6

②ホームビジット(外国人ツーリストの家庭訪問プログラム)受け入れ…P.7

③留学生交流ファミリー…P.8

④くらしと文化の情報誌「LIFE IN KYOTO」の取材・編集・翻訳…P.9

⑤市民生活アドバイザー…P.9

⑥外国籍住民向け京都紹介ツアー「京都案内倶楽部」の企画運営…P.9

⑦多言語バンク(英語以外)…P.9

⑧災害時通訳・翻訳ボランティア…P.9

⑨市立小中学校日本語ボランティア…P.10

⑩子育て支援 子育てステーション「ホッとチャット」…P.10

⑪イベント企画運営(kokoka国際交流会館オープンデーなど)…P.10

⑫日本語チューター(kokoka日本語クラスの運営)…P.11

⑬kokoka Kids Club(koko Kids) …P.11

*各活動の参加条件に合致すれば、複数参加も可能です。

※<kokokaボランティアブログ>では、

ボランティアの皆さんによる活動や各種案内などを紹介しております。

http://profile.livedoor.com/kokoka_vol/

2.こんな方と一緒にすすめたい!

(1)外国籍住民を対象とした支援・交流活動に深い関心を持ち、kokoka ボランティア活動の趣旨に賛同し、かつ

主体的に参加する意欲のある方。

(2)期間中、当協会との連絡が円滑に取れ、また当協会が提供する他の活動場所において活動できる方。

(3)18歳以上の方。(高校生不可)

(4)他のボランティアと協力して、活動に関わることのできる方。

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3.応募方法

(1)オリエンテーション、活動見学にご参加下さい。

<見学が必要な活動>

活動 時間 事前予約

④くらしと文化の情報誌「LIFE IN KYOTO」の取材・編集・翻訳 毎月第1・3水曜日 19:00~21:00 要

⑤市民生活アドバイザー 要スケジュール確認 要

⑥外国籍住民向け京都紹介ツアー「京都案内倶楽部」の企画運営 毎月第1・3土曜日 13:00~15:00 要

⑩子育て支援 子育てステーション 「ホッとチャット」 毎月第1・3土曜日 14:00~15:30 要

⑫日本語チューター(kokoka日本語クラスの運営) 日本語クラス P.18 予約不要

⑬kokoka kiid club ( koko Kisd) 毎月第1・3土曜日 15:30~17:00 要

・活動時間は変更になる可能性がありますので、事前予約の際必ずご確認ください。(連絡先P.5参照)

活動によっては別途ガイダンス、研修等を実施する場合がありますので順次参加してください。

(2)エントリー(上記の見学が必要な活動については、必ず見学後にエントリーしてください)

①Web上でエントリーが可能な方: P.22参照 新規登録者用 → 仮登録(資料5)

②それ以外の方:

ボランティアシート等必要書類を当協会へ提出してください。活動見学が必要な活動は、見学終了後ボランテ

ィアシートの見学欄にサインをもらってください。(郵送可 送付先 P.5参照)

(3)エントリー後、順次活動に参加して下さい。*仮活動期間(P.4)をご参照下さい。

・活動別にガイダンス等を実施する場合があります。

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4.活動期間

活動期間は、毎年3月31日までですので、登録後、期間中は継続して活動してください。更新を希望される場

合は毎年3月に更新手続きをしてください。(ただし、日本語チューターの活動期間については制限があります)。

年度途中、やむを得ず活動を辞退される場合は、「辞退届」(P.20 資料3)を各担当に提出してください。

5.活動経費

活動経費(交通費、食費等)は原則として、全てボランティアの負担となります。ただし、「市立小中学校日本語

ボランティア」については、京都市教育委員会から交通費と教材費が支払われます。

6.ボランティア保険について

安心して活動に参加していただけるよう、当協会ではボランティア保険に加入しています。

傷害保険 ボランティア活動中の急激・偶然・外来の事故によりボランティア自身が身体に被

った傷害。

※ボランティア活動中の食中毒(細菌性食中毒を含む)も補償の対象となります。

※日射または熱射による身体の障害をケガに含め傷害保険金をお支払します。

(熱中症危険補償特約)

※第三者の故意による加害行為または事故日からその日を含めて 60 日経過後

も加害者を特定できないひき逃げ事故によるケガについては傷害保険金の 2 倍

の額をお支払いします(第三者の加害行為等による傷害倍額支払特約)。但し、

警察署に届け出た場合に限ります。

賠償責任保険 ボランティアがボランティア活動中に第三者の身体や財物に損害を与え、法律上

の損害賠償責任を負った場合の損害。

活動携帯品補償 ボランティア活動中に携帯していたボランティア所有の携行品が偶然の事故によ

り破損してしまった場合の損害。

死亡見舞金 ボランティア活動中のボランティアの偶然な死亡事故。

※30万円/1名(年度内給付総限度額210万円)

注)保険対象はボランティアご本人のみです。ご家族等は含まれません。なお、限度額及び免責金等の詳細は

保険約款に従います。

*仮活動期間について

ボランティアシート提出後、当協会が保険手続きを完了するまでの間を仮活動期間とします。この間に発

生した事故等は、ボランティアご本人の責任となることをご了承のうえ活動に参加して下さい。

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7.研修、ミーティングについて

参加する活動によっては、必要な研修やミーティングを実施します。活動をスムーズに、また利用者に満足し

ていただくために実施する研修やミーティングも活動の一環として位置付け、参加して下さい。

8.個人情報の取扱いについて

お預かりした個人情報は、当協会事業のご案内及びボランティア事業以外に使用しません。また活動案内は

主にメールでさせていただきます。

9.お問い合わせ

〒606-8536 京都市左京区粟田口鳥居町2-1

(公財)京都市国際交流協会 事業課

TEL 075-752-3511 FAX 075-752-3510

http://www.kcif.or.jp / E-mail:[email protected]

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①ホームステイ

[活動内容]

日本家庭の日常生活や日本文化に関心のある外国人を一定期間家庭に受入れ、家族の一員として共に生活する

中で相互理解と友好を深めることを目的としています。

期間は、原則として1週間以内程度の滞在とします。(長期受け入れ可能な方も歓迎)

[参加条件]

ホームステイ受け入れに必要なこと。

(1)ホームステイプログラムについて家族全員の理解を得た上で、受入れること。

(2)人種・民族・宗教・国籍や地域・年齢・性別を問わず、受入れることができること。

(3)異なる文化や宗教などを寛容に受け入れ、それにできる限り協力し環境を整え、ともに楽しむ意欲があること。

(4)家族2人以上(本人含む)で居住していて、常に連絡が可能であること。

(5)公共交通機関を利用して、市の中心部から概ね1時間以内の地域にお住まいの方。

(6)ホームステイ希望者のために、専用の部屋を提供できる方。

(7)受け入れに際し、指定場所までの送迎ができる方。

[その他]

(1)受け入れについては、協会が主催・共催または後援する事業で外国の方を京都へ招聘する場合、あるいは公的

な団体や非営利団体・機関などから依頼があった場合に連絡します。個人からの依頼によるホームステイ受け入れは行っ

ておりません。

(2)活動依頼は、各家庭に主に E-mailなどで連絡し、受け入れの可否を伺います。

(3)ホームステイをする外国人と受け入れるボランティアへのご紹介は、原則として京都市国際交流会館のロビーで行いま

す。

(4)ホームステイ依頼者にも迷惑になるとともに、その後の対応が不能になることもありますので、原則的に受入決

定後のキャンセルは受けかねます。

依頼 活動案内 受入終了後

(約1ヶ月前) 報告、感想の

提出をお願い

しています。

受入の可否

ホームステイ希望者との対面とお別れは、kokoka京都市国際交流会館或いは市内の指定場所で行います。

ホームステイ

依頼団体

ex.

大学

外務省

民間団体

協会 ボランティア

* 3日間程度の

短期HS が多

い。

* 滞在中はホ

ストファミリ―

と過ごす。

協会

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②ホームビジット

[活動内容]

京都市を訪れる外国人旅行者を対象とした家庭訪問プログラムで、日本家庭の日常生活や日本文化に関心のある

外国人(ビジター)を受入れ、ご家庭でできる日本、京都紹介を通じて相互理解と友好を深めることを目的としていま

す。

受入れ時間は、原則的に午後2時或いは午後7時からビジターが選びます。訪問時間は2時間程度、ビジターの宿

泊、食事は必要ありません。

[参加条件]

ホームビジット受入れに必要なこと。

(1)ホームビジットプログラムについて家族全員の理解を得た上で、受け入れができること。

(2)人種・民族・宗教・国籍や地域・年齢・性別を問わず、受入れることができること。

(3)異なる文化や宗教などを寛容に受け入れ、それにできる限り協力し環境を整え、ともに楽しむ意欲があること。

(4)家族2人以上(本人含む)で居住していて、常に連絡が可能であること。

(5)公共の交通機関を利用して、市の中心部から概ね1時間以内の地域にお住まいの方。

(6)原則として、通訳を介さずにビジターと英語で交流ができる方。但し、受入家庭で通訳を用意できる場合は、その

限りではありません。

[その他]

(1)ビジターとの連絡がとれないことがありますので、原則的に受入決定後のキャンセルは受けかねます。

(2)最寄りの交通機関からご自宅までの地図をご提出ください。ビジターはその地図を見てご自宅を訪問します。(目

印となる建物等はローマ字でも表記をお願いします。)

(3)ホームビジットは、協会のスタッフがボランティアに電話したうえでアレンジします。個人情報は厳重に管理していま

す。

<ホームビジットの流れ>

① ビジターが来館され、依頼をします。(ほとんどの場合、前日の連絡になります)

② アレンジができたら、その場で地図とインビテーションカードをビジターに渡します。

③ ビジターがご家庭を訪問します。(2時間程度の滞在です。京都やご自身のご家庭を紹介して交流を図って下さ

い)

④ ホームビジット終了後、感想をビジターが持参するハガキに記入し、協会まで郵送で提出して下さい。

※ なお、食事は原則として提供する必要はありませんが、「日本の食文化をぜひ紹介したい」等ご家庭からお申し出

があった場合はビジターにお伝えします。

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③留学生交流ファミリー

[活動内容]

留学生の相談相手として精神的な支えとなり、日常生活の中で相互の理解と交流を深めることを目的としています。

留学生を一定期間家族の一員として迎え、地域活動や協会イベント等、様々なお付き合いを通して、多様な考え方、

視点を知り、相互理解を深めます。日本にいながら世界の国々とのつながりを実感することができ、留学生と共に日本

と世界の国・地域との架け橋となります。(ホームステイプログラムではありません)

[参加条件]

留学生交流ファミリーに必要なこと。

(1) 留学生交流ファミリープログラムについて、家族全員の理解・協力が得られること。

(2) 家族2人以上(本人含む)で居住している方。

(3) 人種・民族・宗教・国籍や地域・年齢・性別を問わず、受入れることができること。

(4) マッチング会に参加できること。(日程は HPに掲載)

(5) 京都の文化や日常生活について、積極的に留学生に紹介できること。

(6) 協会が案内する全体交流会、ミニ交流会に積極的に参加できること。

[その他]

(1) 対象となる留学生は、原則として京都市内に本部がある大学(滋賀県にあるキャンパスを含む)・短期大学

に通う学部生、院生、研究生、短期留学生です。留学生の募集は、市域の各大学の留学生担当窓口が、

掲示等の方法によって行います。

(2) 留学生の紹介は、協会が開催する「マッチング会」で行います。

*登録時に提出していただくボランティアシートをマッチング会で留学生に配布します。

(3) 留学生とのマッチングは、原則年2回(春・秋)実施しています。留学生の希望(趣味、距離、その他)を考慮

して協会がマッチングします。ボランティアの希望は考慮できません。

*応募人数によっては全てのボランティアに、学生を紹介できない場合もあります。また逆に、複数の留学生

を紹介する場合もあります。

(4) 「マッチング会」参加後は、各家庭で個別に交流をすすめます。

(5) 当プログラムにおける交流期間は原則6ヶ月です。6ヶ月後に協会から特に連絡はしませんが、それ以降の

交流を継続することは自由です。

(6) 原則マッチング相手の変更は行いません。しかしマッチング後、やむを得ない事情で双方のどちらかより申

し出があった場合、変更・中止を考慮することもあります。

(7) ファミリーと留学生のイベント等の参加に際して、一部参加費が必要なこともあります。

(8) 当プログラムへの助言や交流・イベント企画の運営に関わる「留学生交流ファミリー企画チーム」のメンバー

も募集しています。毎月1回定例会を開き意見交換を行います。ご関心のある方は、お気軽にお問い合わ

せください。

(9) その他、留学生交流ファミリーのパンフレットもご確認ください。

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④~⑧ [活動内容]

京都市国際交流会館を拠点に行う、外国籍住民等を対象とした支援・交流事業への参加が中心です。外国籍住民に対

する生活相談、外国語による情報誌作成、京都を紹介するイベント等への参加を通じて、日本語を母語としない人々

に対する支援と相互交流をすすめることを目的としています。

④「LIFE IN KYOTO」取材・編集・翻訳・ホームページ作成(英語/中国語) 京都の生活情報や文化情報を掲載した情報誌「LIFE IN KYOTO」(隔月刊 日・英版)の取材・編集・翻訳作業。定

期ミーティングは月に2回。現在、中国語版は webのみに掲載。(原則第1・3水曜日 19:00~21:00)

「LIFE IN KYOTO」は、外国籍住民による京都の魅力紹介や外国籍住民に必要な情報をとりまとめ、隔月で発行して

います。情報収集や Indesign というソフトを使っての編集作業、ホームページの編集などに興味をもって、定期的に活

動に参加できる方を募集します。

⑤ 「市民生活アドバイザー」(英語/英語以外) 情報サービスコーナーにおける様々な生活相談に対し、同じ京都で生活する住民としてアドバイスをしたり、来館者

への情報提供を行います。研修で基礎的な情報をお伝えしますが、その後は皆さん個々人の自己努力に因るところが

大きくなります。外国籍住民の方が必要とする情報を調べ、定期的に情報更新をするという地道な作業が得意な方を募

集します。

活動時間は、毎週火曜日から日曜日の間10:00~17:30の間で週1回、2時間30分のシフト制。活動を活性・充

実化するために、定例ミーティングや研修等に参加して意見交流を行います。また、年度ごとに、活動グループの取り

まとめを行うお世話役を順番に担い、定例会の準備や進行を行います。

⑥「京都案内倶楽部」(英語/英語以外) 京都を外国人に紹介するためのツアー(年7~8回)の企画・運営、勉強会、当日の引率への参加。ツアーは、観光

地だけではない京都の魅力を紹介することを目的としています。イベント参加だけではなく、計画から実施まで関わる

ことのできる方を募集します。ミーティングは月2回。(原則第1・3土曜日 13:00~15:00)

⑦「多言語バンク」(英語以外) 英語以外の言語で通訳翻訳ができる方に対して、外部からの交流・支援活動に関する通訳翻訳依頼にもとづき協力

を要請します。また、協会が主催する事業等で通訳翻訳が必要な場合にも同様に協力を要請します。

⑧「災害時通訳・翻訳ボランティア」 近畿地域等で地震などの大規模な災害が起こったときに、日本語の理解が十分でなく必要不可欠な情報を得ること

が困難な外国人への支援活動を行います。必要な研修や訓練等に参加できる方を募集します。

[参加条件]

(1)④~⑧共通

・「ことば」を手段とした支援・交流活動の趣旨を理解して活動に参加できる方。

・一般的な通訳・翻訳に支障のない程度の外国語に関する能力がある方。(目安 語学検定2級以上)

(2)⑧のみ

・他の活動分野と重複して参加できる方。(単独でのエントリー不可)

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⑨「市立小中学校日本語ボランティア」(P.12~P.14 資料 1-1/1-2) (京都市教育委員会の主催事業―京都市立小・中学校外国人児童・生徒等に対する

日本語指導ボランティア派遣事業)

[活動内容]

「多様な文化背景を持つ子どもたちへの力づけ」を目的としています。子どもたちの出会いの場づくりや日本語支援

等、子どもたちが、現在生活している場所で健やかに成長できるとともに、それぞれの文化や能力を充分に発揮できる

環境づくりをしていくための課題を共に考え、サポートすることを目的としています。

週に1回~2回程度(13:00~17:00)までの間の1時間程度。スケジュールは、京都市教育委員会からの要請とボランティア

の希望で決めます)市立小中学校に出向き、放課後の時間を利用して日本語学習を必要とする児童・生徒への日本語指導を行い

ます。

初期指導が必要な子ども、教科学習に必要な日本語指導が必要な子ども、それぞれ異なる課題を持つ子どもと向き合い、課題

解決をしようとする意欲が必要です。

活動は1年間(学休期間を除く)を通じて行います。また、年数回実施するミーティングや研修への参加が必要です。

ボランティア派遣を希望する学校数によっては、ボランティアが活動に参加できない場合もあります。

なお、活動日数に応じて京都市教育委員会から交通費と教材費が支払われます。

⑩ホッとチャット [活動内容]

子育て中の保護者(外国人日本人問わず)の集いの場の運営。日本の子育て、外国の子育て等について参加者が

語り合い、交流することを目的に行う子育て支援活動です。また活動の中では、日本の四季折々の行事等も取り入れ

ています。

[参加条件]

毎月第1・3土曜日 14:00~15:30 京都市国際交流会館で行われる活動に参加できる方。

⑪イベント企画運営 [活動内容]

協会主催事業で、企画運営をしていただきます。具体的には次のような事業です。外国文化等を紹介していただけ

る外国籍の方も募集しています。

・kokoka 国際交流会館オープンデイ(11月3日開催予定)

・小中学生の施設見学における外国文化紹介

・留学生交流ファミリー事業における全体交流会、ミニ交流会、定例会

・外国人歓迎会 Welcome Party & Seminar(4・10月開催)

・「世界の絵本展」の受付、設営・撤去等展示作業(毎年夏開催)

・その他、単発共催事業など

[参加条件]

(1)事業実施に必要な、担当者との打ち合わせやミーティングに参加できる方。

(2)E‐mail で連絡をとることが可能な方。

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⑫日本語チューター(P.15~P.19 資料 2-1/2-2/2-3)

[活動内容]

kokoka日本語クラスにおける、日本語を母語としない人達に対する学習支援活動への参加。

<kokoka 日本語クラスが目指すもの>

① 生活の場で使う日本語の習得ができる場所。

② 学習者とチューターの対等な関係―「先生」と「生徒」ではない双方向の学びあい。

③ 学習者のニーズをつかもうー学習者が学びたいことを一緒に勉強する場所。

④ 「日本語学習だけ」ではなく、広く学ぶことのできる場所。

⑤ 学習者同士、学習者とチューター、kokoka日本語クラスに関わる人々の出会いをつなぐ場所。

[参加条件]

(1)上記<kokoka日本語クラスが目指すもの>を理解したうえでクラス活動及びチューターグループ運営に関わるこ

との出来る方。

(2)火曜日から日曜日までのクラス開催日程の中から、希望する1クラスに毎週参加できる方。

(3)クラス活動以外に実施するミーティングや研修等に参加できる方。

(4)日本語を母語としない人たちに対する日本語習得支援に対して関心をお持ちの方。

[その他]

(1)クラス開催場所は、京都市国際交流会館 3Fボランティアルームです。

(2)チューターとしての登録期間は最長5年(3月31日まで)です。(年度途中でも登録された時点で 1年目に入ります。)

⑬kokoka Kids Club(koko Kids) 外国にルーツを持つ子ども(6歳~15歳、帰国子女を含む)とその親の「集いの場」を提供します。子ども達の学習

サポートやあそびにを通して、子ども達と関わることのできる人を募集しています。

(活動日 毎月 第1・3土曜日 15:30-17:00)

[活動内容]

(1)子どもの学習サポート

・学校の勉強や宿題

・日本語学習

(2)子育てのための日本語コミュニケーションサポート

・日本語によるコミュニケーション(日本の暮らし、子育て)

・日本での仲間作りのサポート

(3)親子交流イベント

・ハイキングなど

[参加条件]

(1)外国にルーツを持つ子どもたちのサポートに興味関心がある方

(2)子どもと一緒に勉強したり、遊んだりすることが好きな方

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(資料1-1)

■「市立小中学校日本語ボランティア(日本語指導ボランティア)」って?

京都市立の小中学校に通う日本語学習を必要とする児童・生徒を対象に、日本語学習支援をするボランティア(講師)で

す。事業の正式な名称は「京都市立小・中学校外国人児童・生徒等に対する日本語指導ボランティア派遣事業」で、京都

市教育委員会の事業です。京都市国際交流協会がボランティア募集、研修の企画・実施など、事業に協力しています。

■どんな児童・生徒が対象になるの?どんな支援が必要? 対象となる児童・生徒は、親の都合などで来日、また帰国している子どもたちです。市立小中学校には、いくつか「日本

語教室」が設置されていて、多くの児童・生徒が日本語を勉強しています。みなさんが学習支援するのは、「日本語教室」

のない学校に転入した児童・生徒です。対応する生徒数は、基本的には1人です。(兄弟などの場合、少人数を対応して

いただく場合もあります。)

今後もずっと日本で生活していく子、日本には1年だけ滞在する予定の子、来日まもなく日本語の初期指導(日常会話

指導)が必要な子、日常会話はできるようになったが教科学習に必要な日本語指導が必要な子など、児童・生徒の状況

やニーズはさまざまです。

日本語が母語でない児童・生徒も、在籍している学校でちゃんと教育を受けられるよう、サポートする活動の一つです。

児童・生徒の日々の生活や学習活動でのニーズや課題に向き合いながら、対応していくことが求められます。ボランティ

ア(講師)には、現在日本語教育を学んでおられる方、指導経験がある方、または日本語教育や初等教育に関心のある

方を求めています。

■日時&期間は? 期間:・年度末まで。(学休期間は除く。)途中で帰国する場合は、帰国するまでの間。

・学校から継続希望が出た場合は引き続き次年度もお願いする場合があります。

日時:週1~2回程度(毎週決まった曜日)の放課後(13:30-16:30)1時間程度。

指導時間は、児童・生徒の時間割、学校行事、ボランティアの希望等を考慮して決定します。

■学校はどうやって決まるの? ボランティア登録の書類と、学校側の要望などを考慮しながら、京都市教育委員会が決定します。

■学校が決まったら何をすればいいの? 学校が決まったら、京都市教育委員会の担当者、学校、ボランティアによる事前打ち合わせを行います。(学校とボラン

ティが新規組み合わせとなる場合のみ)

■教材について 指定の教材、参考書はありません。必要に応じて児童・生徒のニーズに合う学習教材を使用してください。市販されてい

る指導用の教材は、ボランティアが購入して下さい。児童・生徒が使用するドリル、ワークシートが指導に必要な場合は、

学校に購入を依頼して下さい。

京都市総合教育センター(〒600-8023京都市下京区河原町通仏光寺西入 Tel:075-371-2340)、または京

都市国際交流会館で教材の閲覧が可能です。

なお、教材作りに必要な用紙や教材のコピーは、学校で用意してもらってください。

■先生との連携

学校教育の一環の活動です。教頭先生や担任の先生と、情報交換する機会をもちながら進めましょう。授業の中や、学

級生活の中で見えてくる課題などを担任の先生から聞きながら、進めるとよいでしょう。また、教室では見せない、がん

ばっている一面や、日本語や教科学習が上達していることなども、担任の先生に報告するとよいでしょう。児童・生徒がク

ラスの中で、活躍できたり、褒めてもらったりすることにつながり、学習意欲の向上にもつながります。情報交換、また、

学習の進め方などについて、話す機会をつくるようにしてください。

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■休みについて 学校行事などで、日本語学習の時間が休みになることがあります。先生に月間予定表を、もらっておくうにしましょう。

また、児童・生徒が欠席したり、学習の時間を忘れて帰ってしまう場合もあります。先生に、連絡してもらえるよう、また、

児童・生徒に声かけしてもらえるようにしておきましょう。なお、ボランティアの都合がつかない場合は、早めに学校へ連

絡し、振り替えるかどうか、相談してください。

■研修・意見交換会の実施 各団体が実施する研修やボランティアの意見交換会に参加していただきます。

普段は一人で、児童・生徒に関わっていただく活動ですが、教育委員会の事業の一部を一人一人に担っていただいてい

るものです。定期的に意見交換し、みなさんの活動を振り返り、また活動上での工夫や現場から見えてくる児童・生徒の

課題を共有することでこの活動を発展させ、児童・生徒をとりまく教育環境を守っていきましょう。

■交通費と教材費支給について 京都市教育委員会から交通費と教材費が支払われます。ボランティアの指導に出向いた回数に応じて、3ヶ月ごとに取

りまとめ、ボランティアの口座に振り込まれます。出勤簿等で学校は指導回数を確認します。ボランティアは、指導回数

の確認方法について学校と相談しておくと良いでしょう。交通費と教材費についてわからないことがある場合は、学校ま

たは、京都市教育委員会に問い合わせください。

■相談したいことがあるときは・・・ 京都市教育委員会 TEL(075)222-3815 FAX(075)213-5229にご連絡ください。

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(資料1-2)

日本語指導ボランティア派遣事業の流れ

1.登録から派遣開始

① 登録

④マッチング・活動依頼・ ③派遣申請

事前打合せの日程調整

②ボランティアを紹介

2.活動中

⑤ボランティア・学校・教育委員会で事前打ち合わせ

⑥指導の進め方の相談

相談

日本語指導

ボランティア

学 校

教育委員会 学校指導課

京都市国際交流協会

日本語指導

ボランティア

学 校

教育委員会 学校指導課

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(資料2-1)

「kokoka日本語クラス」について

・協会の事業としての位置付け

日本語を学びたいという学習者(外国籍住民)に対して、日本語チューターが対等なパートナーとして、学習者の日本語学習支

援に関わり、交流を深めることが学習者の生活支援となり、多様な文化背景を持つ人々が共に生きる地域社会づくりにつながる

ことを目的として、京都市国際交流協会は日本語チューターによる kokoka日本語クラスを実施します。

・学習者にとって学ぶ意義

学習者にとって地域の日本語クラスは、日本語を学ぶ場であると同時に、日本語チューターや様々な国から来た人々と出会い、

交流する場です。また、多くの学習者が日本語学習を通じて、日本の社会や文化に対する理解を得る場でもあります。

・日本語チューターにとっての意義

日本語チューターにとっても、様々な文化背景を持つ人々とのつながりを持つという経験は、日本社会における外国人を取り

巻く現状、異文化理解に対する新たな認識と発見をもたらします。日本社会を知ると同時に世界を知るきっかけとなる双方向の出

会い、学びの場となります。

<地域日本語教室の役割とは>

日本語学校や大学ではほとんどの場合、共通した一つの目標(検定合格や大学進学等)に向けた日本語教育が行われていま

す。一方、地域日本語教室に参加する学習者の生活背景は多様で、学習動機や目的も様々です。そして、学習者の多様なニーズ

に対応することのできる可能性を持っているのが地域日本語教室の強みです。日本語だけを「教える」というのではなく、同じ地

域に住む先輩住民として、様々な経験を学習者と交流しながら、日々の生活に役立つ日本語を学ぶ場を提供するのが地域日本

語教室の役割です。

<kokoka日本語クラスのコンセプト>

①生活の場で使う日本語の習得: 学習者が、日々の生活において使える日本語、役に立つ日本語の習得を目指す。

②学習者と日本語チューターの対等な関係: 「先生」と「生徒」ではなく、「学習者」と「協力者」として共に学ぶ。

③学習者のニーズをとらえる: 日本語を学びたいという気持ちは同じでも、ニーズは多様。学習者が学びたいと思うことに柔軟

に対応できる可能性をもったクラスづくりを目指す。

④狭義の日本語習得に留まらない: 日本語学習を通じて学習者が日本の社会、文化等について広く学べる場を作る。

⑤出会いと交流の場を提供: 学習者と日本語チューター、チューター同士、学習者同士、kokoka 日本語クラスに参加する人々の

出会いと交流の場を作る。

<活動に参加する前に―チューターとして参加する人たちが共有したい思い>

・学習者の日本語能力が向上し、生活に役立つことを願いたい。

・自分自身も楽しみながら他者の役に立ちたい。

・多くの人々と交流を深め、つながっていく、またこれまでの知識・経験を生かし、更に多くのことを学びたい。

<運営について>

①協力・共有によるクラス運営

・ 日本語チューターはプロの日本語教師ではありません。相互に学び、アイデアを出しながら、得た情報や経験を共有して教

室づくりを一緒に考えていく仲間です。

・ 日本語を教えること以外にも知恵や人手は必要です。日本語チューターの自主的な運営により活動をより一層充実したもの

にしていくことが可能です。

②柔軟で開かれたクラスづくり

・ 学習者の受け入れと、日本語チューター間の経験交流が、より開かれた形で行われることが豊かなクラスづくりにつながり

ます。

・ 日本語チューターの力を結集することにより、kokoka日本語クラスからできることを更に広げることが可能です。クラス運営を

通じて、日本語チューターも「kokoka日本語クラス」も成長していきます。

・ 日本語チューターとして参加する人も様々なバックグラウンドを持っています。年代、性別など様々な人々によって作られる

柔軟で開かれた「場」は、より多くの人々の共感を呼び、学習者にとって魅力ある教室づくりに役立ちます。

・ 学習者にとって、kokoka 日本語クラスに参加することが「地域への入口」となり、そこで知り合った人々との交流を、地域に広

げるための橋渡し役も日本語教室チューターに期待されています。

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(資料2-2)

「kokoka日本語クラス」チューター活動のしおり

1. 趣旨

日本語能力が十分でないと感じている学習者(外国籍住民)に対して、日本語チューターが対等な立場で日本語学習支援に関わ

る交流・支援活動として、京都市国際交流協会は、日本語チューターによる kokoka日本語クラスを実施する。

①生活の場で使う日本語の習得

学習者が、日々の生活において使える日本語、役に立つ日本語の習得を目指す。

②学習者と日本語チューターの対等な関係

「先生」と「生徒」ではなく、「学習者」と「協力者」としてともに学ぶ。

③学習者のニーズをとらえる

日本語を学びたいという気持ちは同じでも、ニーズは多様。学習者が学びたいと思うことに柔軟に対応できる可能性をもったク

ラスづくりを目指す。

④狭義の日本語習得に留まらない

日本語学習を通じて、学習者が日本の社会、文化等についても広く学べる場。

⑤出会いと交流の場を提供

学習者と日本語チューター、チューター同士、学習者同士、日本語教室に関わる人々の出会いと交流の場。

2. 休会及び辞退について(P.19 資料2-3 / P.20 資料3)

3ヶ月以上休む場合は休会届を、 活動を辞退する場合は辞退届をクラスリーダに提出。

3. 活動内容

・kokoka日本語クラスの運営

・レクリエーションの企画・実施(各種イベントや全体レクリエーションなど)

・グループ活動・連絡会の出席

4. 活動場所

・3Fボランティアルーム

5. 活動期間

チューターの活動期間は各年度ごとの更新(毎年3月)とし、最長5年度までとする。(休会及び辞退届提出年度を含む。ただし、コ

ーディネーター活動期間は、チューター活動期間に含めない。)

6. 活動時間

・毎週火曜日から日曜日のクラスから、チューターは参加クラスを選び、原則毎週活動に参加します。

・各クラスで連絡網などを作成し、欠席する場合は、クラス内で連絡・調整してください。

7.コーディネーター(5~6名)

チューター主体によるクラス運営の充実化に向けた各種イベントの企画立案、後進の育成、クラス間の交流促進などの取り組み

を行う。全体的な運営に関わる役割として3名、主に行事などを担当する役割として2~3名。各年度ごとの更新(毎年3月)とし、

最長3年までとする。チューター歴およそ3年目以降、なおかつクラスリーダー経験者。

8.クラスリーダー(各クラスから1名)

コーディネーターとともに kokoka日本語クラスの円滑な運営をリードし、クラス内の連絡調整や取りまとめを行う。各年度ごとの更

新(毎年3月)とする。

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9.定例会(原則毎月1回 午後の約2時間)

・クラスの運営や決め事、情報交換、連絡事項周知の場として、毎月1回実施。

・クラスから1名以上の出席をお願いします。(基本的にクラスリーダーが出席。やむをえず、欠席の場合、クラスから代理人出席

する。)

10.休み期間

・春休み:4月初旬 (新年度準備のためのクラス別ミーティングを実施)

・ゴールデンウイーク

・夏休み:8月

・年末年始

・京都市国際交流会館の点検休館日

・kokoka国際交流会館オープンデイ(毎年11月3日)

・祝日は開催します。(月曜日祝日の場合、火曜日のクラスは休み)

11.学習者の費用負担

参加費として学習者からチケットを徴収する。(1回 50円)

<徴収方法>

学習者に参加費として1階受付カウンターでチケットを購入してもらい、クラスでチューターが学習者からチケットを徴収してくださ

い。徴収したチケットは、クラス終了後1F事務所の職員に渡してください。

12.備品・コピー・教材について

・ボランティアルーム内ロッカーに備品及びクラスごとのファイルを設置しています。毎回、日計表に参加者数記入、また各クラス

の申し送りファイルの記入をしてください。ロッカー及びボランティアルームの鍵は1F事務所に保管しています。

・1F事務所内のコピー機の使用が可能です。資源節約にご協力ください。

・教材は1F インフォメーションサービスコーナー内のキャビネットに配架しています。貸し出しはしていません。使用後は元の場

所に戻してください。(2階図書資料室にも教材があります。コピーのための貸し出しは可能です。)

13.天候不順による中止の判断及び連絡

京都市に暴風警報が発令された際には、安全面を考慮して kokoka日本語クラスを中止します。

・各クラス実施2時間前または、それ以降に警報が発令された場合、中止。

<連絡方法>

・各クラスのクラスリーダーが、協会担当者と連絡して中止を確認し、チューターに周知してください。

14.チューターの役割・協会の役割

<チューター>

・学習者に対する日本語学習支援及び交流活動への参加

・グループ活動・連絡会出席

・より良いクラス運営のためのチューター間の連携、協力

・必要と定められた研修の参加

・協会主催事業に参加

<協会>

・使用場所及び備品の提供

・学習者募集のための広報活動

・チューターの募集、案内

・コーディネーターと協議し、研修や交流会などを実施

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kokoka日本語クラス

kokoka京都市国際交流会館 3階 ボランティアルーム

火曜日

水曜日

木曜日

金曜日

土曜日

日曜日

10:30~

12:00

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

13:30~

15:00

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

19:00~

20:30

日本語クラス

日本語クラス

日本語クラス

<見学→仮登録の流れ>

クラス開始5分前に「ボランティアルーム」へ

チューターに「見学者」であることを知らせる

「見学者名簿」に氏名を記入

クラス終了まで見学する(途中参加、途中退席はご遠慮ください。)

シート提出の方のみ、チューターに見学確認のサインをもらう

(ウェブ登録の方は不要です。)

<見学後、チューターに参加する場合> クラスのリーダに“登録後、活動に参加したい”と伝え、連絡先を教える。

登録締切日までに登録後、クラス活動に参加

※登録されるクラスのリーダと話し合い、活動してください。

なお、当協会が登録される(予定)方の連絡先をリーダにお教えする場合がありますので、ご了承ください。

<追加募集に参加される方へ>

登録された時点で 1年目に入ります。(活動回数に関係なく。)

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(資料2-3)

日本語チューター休会届

公益財団法人京都市国際交流協会

事務局長 様

現在参加している「kokoka 日本語クラス」チューター活動について、諸般の事情により3ヶ月

以上活動継続が困難なため、休会届を提出します。

氏名

担当クラス 曜日 午前・午後・夜

休会年月日 年 月 日

復帰予定 年 月 日

任意記入欄(休会される理由)

リーダーサイン欄

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(資料3)

kokokaボランティア活動辞退届

公益財団法人京都市国際交流協会

事務局長 様

下記のとおり現在参加しているボランティア活動について、諸般の事情により活動継続が困

難なため、辞退届を提出します。

氏名

辞退する活動

辞退届年月日 年 月 日

任意記入欄(辞退される理由など)

(公財)京都市国際交流協会 担当者サイン欄

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(資料4)

仮登録手続きについて

以下、<仮登録手続き>の順番を必ずご確認の上、活動をはじめてください。

当協会のボランティア登録にはオリエンテーション参加が必要です。

後日、メールか電話で見学を申込む。

(日本語チューターは申込不要。直接見学してください。)

見学終了後、担当者に

“登録後、次回から活動を始めたい”と伝える。

a. Webで登録する場合→ P22 新規登録者用→仮登録(資料5)参照。

ただし、ホームステイ、ホームビジット、留学生交流ファミリーに登録される方は、

シートにお名前と連絡先、ご自宅の地図をご記入後、シートを提出してください。

b. シート提出の場合→ ボランティアシートにご記入後、提出してください。

オリエンテーション参加

見学必要な場合

活動見学

仮登録の手続きをする

(aかbのどちらかを選択)

見学不要な場合

活動を始める

ご希望の活動が見学必要かどうか確認

(ボランティア活動のしおり P3)

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新規登録者用 → 仮登録 (資料5)

① <http://www.kcif.or.jp/VDB/sns_tops/index>にアクセス

② <はじめて登録される方は、こちら>をクリック

③ <オリエンテーションの参加について>の画面下段の<参加済み>をクリック

<プライバシーポリシーに同意する>と<仮活動期間の責任について了承する>に✓を入る。

※仮登録画面入力時の注意

a. <生年月日>は、必ず西暦の4ケタで、月と日はそれぞれ2ケタの半角数字で入力

(入力例 : 1995年5月5日生まれの場合→ 1995/05/05(半角数字)と入力)

b. <管理用 ID(名前)>は、名前のアルファベッドを入力

(入力例 : 氏名が“京都 太郎”の場合→ 名前の“ taro ”を入力)

注意 : 名前のアルファベットは、今後更新や情報修正のためのログインIDに反映されます。

間違いがないように再度確認してください。

次の項目に進むと、“あなたのログイン IDは taro19950505です”という赤色のメッセージが表示されます。

名前と生年月日を確認してください。間違いがあれば、再度入力してください。

全ての項目に入力後、画面下段の<次へ>をクリック

⑤ <仮登録は完了しました>のメッセージが表示され、手続きはここで完了です。

後日、登録されたメールアドレスに<ボランティアエントリー完了のお知らせ>が届きます。

※活動によっては、上記④の後、引き続き登録画面が表示されますので、必要項目に入力してください。