家庭 教育手帳 - Utsunomiya ·...

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家庭 教育手帳 小学校 56 年生 中学校 123 年生

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家庭の 教育手帳

小学校

56年生中学校

123年生

お子さんが生まれた頃のこと、覚えていますか?慣れない子育てに迷って、ひもといた育児書。日々大きくなる赤ちゃんに喜び、その成長をつづった母子手帳や育児日記。今でも大切な思い出の品ですね。成長して小学生になった子どもの世界は、どんどん広がっていき、急に大きくなってしまったように感じられるかもしれません。それでも、やっぱり教育の基本は家庭にあります。この「家庭の教育手帳」は、小中学生のお子さんを持つ保護者にとって、ときには家庭教育を導く育児書に、ときには成長を喜ぶ親子の手帳になればとつくられた本です。この本が、子どもの成長を育む家庭づくりの手助けになれば幸いです。

●各家庭で、子育てや子どもの教育を考えたり決めたりするときの参考として。●子どもが、学校生活をよりよく送るための参考として。●子どもの教育に役立つ施設や、子どもに関わる心配事の相談先を知る情報源として。●親としての気持ちや子育てへの思い(親としての成長)を記録する手帳として。●子どもの成長を記録する手帳として。 「○年生MEMORIAL」にお子さんの成長と、お父さんお母さんの思いを記録します。

みちよ(ママ)専業主婦。基本的におおらか、楽観的だが、今は高校入試に向けてナーバスになっていてちょっぴり過保護になりがち。

いくみ(長女)12歳双子の妹。活発でしきり屋さん。オシャレやダイエットにも興味しんしん。

きょうすけ(長男)12歳双子の兄。のんびり屋でマイペース。口数は少なめだけど、ママのお手伝いを進んでしてくれる優しい一面も。

てつや(パパ) きょうすけ(長男)12歳

いくみ(長女)12歳

みちよ(ママ)

てつや(パパ)サラリーマン。まじめで穏やか。仕事が忙しいなか、休日には地域活動に参加するなど、子育てにも協力的。

この本の使い方

もくじ

家庭教育ってなんだろう?

家庭教育ってどうして必要なんだろう?

家庭教育で育まれる「自己肯定感」と「学習」のつながりについて

子育てに役立つキーワード

【小学5・6年生】子どもも親もがんばれリーダー!

【小学5・6年生】今はこんなココロの段階

【小学5・6年生】学校の学習⇔家庭の学習

【小学5・6年生】子育ての極意

【小学5・6年生】小学生の生活ナビ

小学5年生MEMORIAL

小学6年生MEMORIAL

【大人の行動規範】子どもの手本となる50の言葉

【中学1・2・3年生】思春期?進路選択?慌てずゆっくり見守って

【中学1・2・3年生】今はこんなココロの段階

【中学1・2・3年生】学校の学習⇔家庭の学習

【中学1・2・3年生】子育ての極意

【中学1・2・3年生】中学生の生活ナビ

中学1年生MEMORIAL

表紙裏

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中学2年生MEMORIAL

中学3年生MEMORIAL

【学校のしくみ】ようこそ、小中一貫教育へ

【学校のしくみ】地域学校園は1つの大きな学校

【学校のしくみ】授業のレシピ

【学校のしくみ】学校に伝えたいこと

【学校のしくみ】特別支援教育

【学校のしくみ】「適応支援教室」「相談学級」・外国人児

童生徒を応援する教育

【学校のしくみ】キャリア教育と進路指導

【学校のしくみ】魅力いっぱい! 宮っ子の学校給食

【学校のしくみ】Let’s 部活!

【こんなときどうする?】親子で一緒に学びたい&遊びたい!

【こんなときどうする?】親子でスポーツ

ココロにいつも「宮っ子の誓い」

【こんなときどうする?】宇都宮の芸術・文化

【こんなときどうする?】子どもの放課後や休日の居場所

【こんなときどうする?】どう考える?子どもとケータイ

【こんなときどうする?】学校についての手続きあれこれ

【こんなときどうする?】子育てについての悩み相談窓口

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 家庭教育とは、「親(保護者)が子どもに対して行う教育」のことを意味しています。 つまり…

子どもにとって、「家庭」とは、安心感にあふれた楽しい居場所であり外の世界へ羽ばたくときの心のよりどころ

子どもは、人生最初の先生である親から家庭における多くのふれあいの中から、

心の支えとなる自己肯定感や社会生活に役立つ基本的な力を

身につけていきます

なのです。

家庭は教育の原点であり、  すべての教育の出発点

(1)家庭教育ってなんだろう?

02

 家族とのふれあいを通して、子どもが、

を身につける役割があります。

『親学』コラム

自分で、正しい生活リズムを意識しながら、生活をおくる(基本的生活習慣)

社会のルールやマナーを守る

相手の立場を理解できる

自分に自信がもてる

自立できる

レジリエンス(P5)が身につく

(2)家庭教育ってどうして必要なんだろう?

自分で、正しい生活リズムを意識しながら、生活をおくる(基本的生活習慣)

社会のルールやマナーを守る

相手の立場を理解できる

自分に自信がもてる

自立できる

レジリエンス(P5)が身につく

自己肯定感が高まる(※)自己肯定感が高まる(※)

自分に自信をもち、より良い人間関係を構築できる力

 日本の中高生は、「自己肯定感が低い」とよく言われます。その原因のひとつに、進学にともない、他人と比較する機会が多くな

るためではないかと言われることがあります。

 そのようなとき、「あなたは、あなたでいいのよ」と安心させてあげるのも親の役目ではないでしょうか。安心感の高まりが、「自己

肯定感」となり、結果的に、学習面や生活面によい効果として表れることがあります。子どもの成長に伴い、コミュニケーションをと

るのも難しくなる時期もあると思いますが、これからの子育ての参考にしてみてはいかがですか。おすすめします。

大人への準備期間を迎える子どもに、もっと“自己肯定感”を。

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【児童生徒質問紙】自分には、よいところがあると思いますか。

回答割合

選択肢毎の平均正答率

◆自己肯定感とは… 自分のことを、「大切な人間だ」、「必要な存在だ」、「私は私でいいんだ」などと思える気持ちをもつこと

当てはまる   どちらかといえば、当てはまる   どちらかといえば、当てはまらない   当てはまらない

(出展)平成30年度全国学力・学習状況調査(文部科学省)

(3)家庭教育で育まれる「自己肯定感」と「学習」の  つながりについて

 平成30年度の中学校3年生を対象に実施された全国学力・学習状況調査の結果から、「自分には、よいところがあると思いますか」との質問に肯定的に回答した児童の割合は、平成25年度の調査以降、増加傾向が見られ、平成30年度は約8割となりました。 また、この質問に肯定的に回答した(=自己肯定感が高い)児童の方が、平均正答率が高い傾向が見られました。(ただし、中学校国語においては「どちらかといえば、当てはまる」と回答した生徒の平均正答率が最も高かったです。)

中学生

0 20 40 60 80 100%

28.3 42.4 20.5 8.6

27.5 41.8 21.3 9.3

26.3 41.8 22.2 9.5

24.5

23.6

42.8 23.2 9.4

76.8 77.2 75.4 73.4

62.3 62.6 60.4 58.368.4 67.5 63.7 60.9

49.4 48.6 44.5 41.4

67.8 67.3 64.0 61.5

43.0 23.7 9.6

33.8平成30年度

29年度

28年度

27年度

26年度

25年度

国語A 国語B 数学A 数学B 理科

45.0 15.1 6.0

平均正答率(%)

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これらのキーワードを身につけるためのヒントが以下のページにもあります。

ぜひお読みになりご活用ください。

小学5・6年生の場合 ⇒ 10・11ページ中学生の場合 ⇒ 22・23ページ

子育てに役立つキーワード

うつのみや版「親学」

アンガーマネジメント

非認知スキル

子どもの遊び

レジリエンス

•保護者が子どもをより良く育てるために、子育ての責務や親としての役割、子どもとの関わり方などのほか、社会の一員としての大人の役割などを学ぶこと。

•怒りやイライラの感情を理解し、コントロールする心理トレーニングのこと。•「怒る」ことは誰にでも起きるもの。だから、「怒り」に対する対処法を意識して身につけることは、良好な親子関係、人間関係にとても有効。

•非認知スキルとは、IQなどで数値化できる能力、いわゆる学力のこと(認知スキル)ではなく、信頼感、好奇心、共感性、自制心、協働性、やり抜く力、忍耐力、自己効力感、社会性、思いやり、楽観性、自信など、いわゆる

「学びに向かう力や姿勢」のこと。

•困難な状況などに直面したとき、竹のようなしなやかな心で、一時的に落ち込んだとしても回復できる力。•学習が可能で、子どものころに身につけると、将来にわたり有効。•レジリエンスを育むために、大切な2つの気持ちは、「やればできるという自信」と「自分は大丈夫だという気持ち」である。

•子どもにとって遊びとは、“心”と“体”と“社会性”を育てる大切なものであり、「生活に必要な力を育む大切な学びの場」でもある。

保護者への情報発信もしています。

・うつのみや版親学と子どもの情報誌

「こどもるっくる」の発行【QRコード】

簡易版解説付き

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身体的にも精神的にも成長し、「自分は一人前だ」という気持ちを持ち始める頃。しかし、心の中では、まだまだ甘えたいとの一面もあります。

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「今週はこれに挑戦する」と取り組むことを決めるなど、計画を立てて学習しよう。

●考えながら読む 場面の様子を想像したり、筆者の言いたいことを考えたりしながら読書を。

●学んだ漢字をつかえる漢字に 難しい漢字がたくさん! 文章の中で使えるように練習! 熟語調べや短文づくりも有効です。

●辞書はいつも手元に置いて 国語辞典や漢字辞典を手元に置いて、 分からない言葉があったらすぐに調べる習慣づけを。

●分からないところは、そのままにしないで 「割合」や「比例」など理解が難しい学習内容が増える時期。 よく間違える計算や自信のない内容を繰り返し学習したり、 先生にもどんどん質問したりするようアドバイスを!

●考えの説明も 自分の考えをきちんと説明できるようにするため、 正しくできている問題をどんな考えで解いたか聞いてあげて。

国語

算数

全体でこの時間やってみよう

60分宿題以外に、自分で課題を見付けて取り組む自主学習を!

この学年の家庭学習ポイント!

まずはここから

勉強する場所の整理整頓は?

学校からのプリントは出した?

今日の宿題を自分でチェック!

明日の準備を自分でチェック!

学習の計画を立てよう

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子どもを責めないように気をつけて

叱るときは、短い言葉・短時間で ほめるときは、大げさにならないよう、事実をほめることが基本です。子どもの努力や取組の姿勢などを認めて言葉をかけましょう。親としての感想をさりげなく短い言葉で伝えるのもポイント。 叱るときには、事実を大げさにならないよう、良くない点(行為)を簡潔に、失敗が次のステップになることを話してあげるといいですよ。

【POINT①】子どもの話は、一方的な主張になっていないかな?「○○くんからしたら、それは~」と、少し違った視点で返してみましょう。子どもが自分から視点を変えて、発想の転換をしてみる大切さに気づくかも。でも、まずは子どもの主張や気持ちを「そうだね」「そう思ったんだね」と受け止めることも忘れずに。

【POINT②】態度と言葉が合わないときは、「何か言いたいことがあるのかな?」と気をつけてみましょう。そして、気になる言動があったら、「自分がどんな風に感じているか」を伝えましょう。子どもの理屈っぽい言葉も真剣に受け止めて、1人の大人としての意見を言い、「ずいぶん深く考えているのに感心した」など話し合えたことの感想を。

【学校行事で…】○ビデオやカメラの撮影のため、児童生徒席や入退場口に 入り込む○学校周辺に迷惑駐車をする○後ろにいる人の迷惑を考えずに、最前列で立って見てい る、日傘をさして人の前に立つ○授業参観中の立ち話やスマホ操作【日常生活で・・・】○対象外なのに、身体障害者用 スペースに駐車する○スーパーの通路の真ん中で立ち話○黄色信号での交差点突入○車からのゴミのポイ捨て○タバコの吸い殻のポイ捨て

 甘えたり、反抗したり、その時によって態度が変わるこの時期の子ども。いつでも話を聴く姿勢で。WHYには相手を責めるニュアンスが。WHY「なぜ?どうして?」よりも、HOW「どんな風に?」「どう感じたの?」と尋ねましょう。

子どもの話を聴く子どものココロの根っこを育てる

「ほめる」「叱る」子どもとしっかり向き合おう

こんな言動、していませんか? 子どもは意外と大人の姿を見ているもの。あなたは大丈夫?例えば学校行事(運動会、学習発表会、授業参観等)、日常生活の中で…どうですか?

社会のルールを伝えるしていいこと、悪いこと

 親自身が、学校や先生、近所の人をほめたり認めたり尊敬したりする言動をしていると、子どものものの見方や考え方も肯定的になったり、他人に対する尊敬や思いやりの心を持ちやすくなります。 逆に、否定的な言動が繰り返されている環境では、否定的なものの見方や、他人に対する不平不満を持ちやすくなります。

親がお手本子どもは親の姿を見て育ちます

親の見方が子どもに影響します

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 学校から配られる「図書館だより」を参考に、おすすめの本や読書を家族の話題にしましょう。親自身の読書経験やその本の感想を話したり、子どもにどんな本が好きか聞いてみるのもおすすめ。

○興味があることにチャレンジ 買い物から調理まで、家族で楽しくクッキング。外でバーベキューをやってみては。

 「トイレ掃除」「自分の部屋の掃除」「買い物・おつかい」「食事の盛りつけ・配膳」「ご飯を炊く」など、子どもの責任として任せてみる勇気も。 思春期を迎えると、反抗期もあり、お手伝いを嫌がることも。そのような時は、「焦らず、怒らず、できたらほめる」を心がけて。 それから、お手伝いを通してだと、親子の会話が意外とスムーズにいくことが多いので、試してみてください。

子どものお手伝い生きる力を育む!

「あたりまえ」のことこそ、大切に!「もう5年(6年)生だから、できてあたりまえ」ではなくやはりできたら、すかさずほめましょう。

親子で一緒にやってみよう3

市図書館HPhttps://www.lib-utsunomiya.jp/

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 「日中活動するためのエネルギーを摂取」という目的はもちろん、朝ごはんには他にも大事な役目が。朝ごはんを食べると、口や食道・胃などが動いて熱が発生、この熱で寝ている間に低下した体温が上昇、1日のウォーミングアップとなります。しかも、噛む動作は、脳内の「セロトニン」の分泌を活発にして、気分を穏やかにしてくれます。 もし朝ごはんを食べないと、通学時の歩行等で体温が上昇しても、エネルギーが足りずその体温を維持できません。脳や体は寝ている状態、勉強に集中できないなどの影響が。その不足を埋めるため、給食の量では足りずに、おやつや夕食をまとめ食いしてしまいます。食事回数が減るほど体脂肪が蓄積し、血清コレステロールや中性脂肪が増え、肥満や生活習慣病の原因の1つになるのです。

朝ごはんの効能

特に、朝ごはんを!3食きちんと食べましょう。

小6・国語A 小6・算数B小6・国語B 小6・算数A

72.3%

65.6%60.7%

55.3% 56.4%

49.0%44.0%

38.3%

65.1%

58.4%53.4%

49.0%53.4%

45.0%39.2%

33.4%

0

20

40

60

80

100% ■食べている ■どちらかといえば食べている ■あまり食べていない ■全く食べていない 出典:平成30年度全国学力・   学習状況調査(文部科学省)

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 宇都宮といえば、「餃子」。 秋の味覚といえば、「さつまいも」。 その2つを合体させて作った子どもたちの喜ぶデザートを作りました。 親子で一緒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

 実は、「親子で一緒に料理をする」ときに大切なこととは、親子で『同じ時間を共有する』ということなのです。 親として、『教えたくなる気持ち』が多くなってしまい、ついつい口数が多くなってしまうことも。味付けや火加減・水加減などの失敗は、「次はこうすると、うまくいくよ」程度で、子どものがんばりを認めてあげてください。※ただし、刃物や火器使用に関する安全面の配慮は十分にお願いします。

 平安時代に、空気が澄んだ秋の夜空に出る月を眺める「月見の宴」が、貴族の間で盛んになったのが始まりと言われています。 その後、広く行われるようになると、秋の収穫祭と月見が合わさって「十五夜」が生まれました。 十五夜には、ススキと月見団子をお供えしますが、一緒に秋に採れる野菜や果物を供えます。 秋の夜長、じっくりと月を眺めてみましょう。

食卓のお手伝い

これができれば!

十五夜

宇都宮市学校給食スィート餃子

季節の年中行事

親から子へ

「親子で一緒に料理を」 そのときの注意点は?

お米を洗ったり、食材を茹でたり炒めたりして、

親子で一緒に料理をしよう

■本市の学校給食レシピを「クックパッド」で発信中。https://cookpad.com/kitchen/14312506アドレス

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MEMORIAL小学  年生5 親のための子どもの成長記録

今年一番の思い出子どもに関して

親としての素直な“今”の気持ちMEMO

家族に関して

子どもが今年はまっていたこと

子どもが、今年(一年間)で成長したと感じられること

子どもへのメッセージ(メッセージテーマは自由です)

この一年、子育てをふりかえった感想は?

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MEMORIAL小学  年生6 親のための子どもの成長記録

今年一番の思い出子どもに関して

親としての素直な“今”の気持ちMEMO

家族に関して

子どもが今年はまっていたこと

子どもが、今年(一年間)で成長したと感じられること

子どもへのメッセージ(メッセージテーマは自由です)

この一年、子育てをふりかえった感想は?

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社会総ぐるみによる人づくりをより一層推進するために、大人が子どもの手本として行動する拠り所として、

••• ぜひ、ご活用ください •••

を選定しました。

【うつのみや人づくり推進委員会】子どもの手本となる50の言葉

「子どもの手本となる50の言葉」

中学校入学は子どもにとって希望とともに不安や悩みも感じるときです。

その不安や悩みが少しでも軽くなり前向きな気持ちになれるよう“言葉の贈り物”をしてみませんか。

【大人の行動規範】

 宇都宮市では、「人間力の高い、心豊かでたくましく生きる人」を目指して、家庭、地域、学校、企業などが、

世代の違いを超えて、心を一つに、横のつながりを深めながら、社会総ぐるみによる人づくりを推進しています。

 ・言葉が示す意味について考えてください。 ・座右の銘のように、言葉をそばに置き、子どもの手本としての行動を心がけてください。 ・家庭等で、子どもと大人が話し合うきっかけとして、ご活用ください。

~家庭でチャレンジ~ 【第2弾】 右表の「子どもの手本となる50の言葉」を読んでから、それぞれの質問にあてはまる、あなたが選ぶ「50の言葉ランキング」をつくってみましょう。

第1位

第2位

第3位

第1位

第2位

第3位

進学するときに、子どもに覚えていてほしい言葉

子どもが失敗をしたり、落ち込んだときに心の支えとしてほしい言葉

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【大人の行動規範】 子どもの手本となる50の言葉

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このほか、表にはない言葉の中にも、子どもの手本として意識すべき言葉があります。50の言葉を含めて、そのような言葉を探し、あなたなりの“人生の名言”や“心を支える言葉”とするのも素敵ですね。

雨あま

垂だ

れ石いし

をうがつ

過あやま

ちては即すなわ

ち改あらた

むるに憚はばか

ること勿なか

案あん

ずるより産う

むが易やす

石いし

の上うえ

にも三さん

年ねん

一いち

隅ぐう

を照て

らす

一いち

期ご

一いち

会え

一いっ

寸すん

の虫むし

にも五ご

分ぶ

の魂たましい

縁えん

の下した

の力ちから

持も

己おのれ

の欲ほっ

せざる所ところ

、人ひと

に施ほどこ

すこと勿なか

思おも

い立た

つ日ひ

を吉きち

日じつ

学がく

問もん

に王おう

道どう

なし

艱かん

難なん

汝なんじ

を玉たま

にす

聞き

くは一いっ

時とき

の恥はじ

 聞き

かぬは一いっ

生しょう

の恥はじ

義ぎ

を見み

てせざるは勇ゆう

無な

きなり

勤きん

勉べん

は成せい

功こう

の母はは

君くん

子し

の交まじ

わりは淡あわ

きこと水みず

の如ごと

継けい

続ぞく

は力ちから

なり

三さん

人にん

寄よ

れば文もん

殊じゅ

の知ち

恵え

しあわせはいつもじぶんのこころがきめる(相田みつを)

親した

しき仲なか

にも礼れい

儀ぎ

あり

失しっ

敗ぱい

は成せい

功こう

のもと

正しょう

直じき

は一いっ

生しょう

の宝たから

少しょう

年ねん

老お

い易やす

く学がく

成な

り難がた

初しょ

心しん

忘わす

るべからず

人じん

事じ

を尽つ

くして天てん

命めい

を待ま

千せん

里り

の道みち

も一いっ

歩ぽ

から

惻そく

隠いん

の心こころ

は、仁じん

の端たん

なり

備そな

えあれば憂うれ

いなし

玉たま

磨みが

かざれば光ひかり

なし

ちりも積つ

もれば山やま

となる

鉄てつ

は熱あつ

いうちに打う

努ど

力りょく

する人ひと

は希き

望ぼう

を語かた

り怠なま

ける人ひと

は不ふ

満まん

を語かた

情なさ

けは人ひと

のためならず

為な

せば成な

る 為な

さねば成な

らぬ何なに

事ごと

も 成な

らぬは人ひと

の為な

さぬなりけり

七なな

転ころ

び八や

起お

人ひと

寸すん

陰いん

を惜お

しまば、われ分ふん

陰いん

を惜お

しまん

人ひと

のふり見み

てわがふり直なお

百ひゃく

聞ぶん

は一いっ

見けん

にしかず

故ふる

きを温たず

ねて新あたら

しきを知し

実みの

るほど頭こうべ

を垂た

れる稲いな

穂ほ

かな

物もの

も言い

いようで角かど

が立た

やって見み

せ、言い

って聞き

かせて、させてみせ、褒ほ

めてやらねば人ひと

は動うご

かじ

良りょう

薬やく

は口くち

に苦にが

若わか

い時とき

の苦く

労ろう

は買か

ってでもせよ

わが身み

をつねって人ひと

の痛いた

さを知し

和わ

顔がん

愛あい

語ご

禍わざわい

を転てん

じて福ふく

となす

笑わら

う門かど

には福ふく

来きた

我われ

以い

外がい

皆みな

我わが

師し

也なり

和わ

を以もっ

て貴とうと

しとなす

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