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スタートアップガイド NI cRIO-9035 Real-Time プロセッサおよび再構成可能 FPGA 搭載、組込 CompactRIO コントローラ このドキュメントは、NI cRIO-9035 および NI cRIO-9035 Sync の使用方法について説明 しています。 このドキュメントでは、NI cRIO-9035 NI cRIO-9035 Sync をまとめて cRIO-9035 と表 記しています。 NI cRIO-9035 Sync のタイミングおよび同期機能の詳細については、ni.com/info Info Code に「cRIO9035sync」と入力してください。

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スタートアップガイド

NI cRIO-9035Real-Timeプロセッサおよび再構成可能 FPGA搭載、組込 CompactRIOコントローラ

このドキュメントは、NI cRIO-9035および NI cRIO-9035 Syncの使用方法について説明しています。このドキュメントでは、NI cRIO-9035と NI cRIO-9035 Syncをまとめて cRIO-9035と表記しています。NI cRIO-9035 Syncのタイミングおよび同期機能の詳細については、ni.com/infoで InfoCodeに「cRIO9035sync」と入力してください。

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安全ガイドライン注意 ユーザドキュメントに記載されているすべての手順と注意事項を順守してください。モデルを指定の方法以外の方法で使用した場合、モデルが破損したり、内蔵の安全保護装置が作動しないおそれがあります。破損したモデルは、修理のために返送してください。

危険な設置箇所での安全ガイドラインcRIO-9035は、Class I, Division 2, Groups A, B, C, D, T4危険設置箇所、Class I, Zone 2、AEx nA IIC T4 Gcおよび Ex nA IIC T4 Gc危険設置箇所、および非危険設置箇所での使用に適しています。爆発の恐れのある環境で cRIO-9035を取り付ける場合は、以下のガイドラインに従ってください。このガイドラインに従わない場合、死傷事故が発生する恐れがあります。

注意 電源が OFFになっていない状態でコントローラから電源ワイヤやコネクタを取り外さないでください。

注意 I/O側の配線またはコネクタは、電源がオフになっているか、設置場所が危険な状態ではないことを確認するまで取り外さないでください。

注意 電源が OFFになっていないか、設置場所が危険でないことが確認されていない状態でモジュールを取り外さないでください。

注意 コンポーネントを別の製品で代用すると、Class I、Division 2、またはZone 2に適合しなくなる可能性があります。

注意 システムは、意図された危険性分類の場所に対応した認定を受けている筐体内に設置し、工具を IP54以上の保護のあるカバー/扉に固定する必要があります。

注意 電源がオフになっていないか、設置場所が危険でないことが確認されていない状態で SDカードを挿入したり、取り出したりしないでください。

注意 USBホストポート、USBデバイスポート、mini DisplayPort、および SD

カードスロットには、以下の危険設置箇所用保持アクセサリの表に記載された保持アクセサリが必要です。すべてのケーブルの非危険設置箇所への接続には電線管またはケーブルグランドを使用する必要があります。cRIO-9035

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の電源がオフであること、または設置箇所に危険がないことが確認されている場合を除き、ケーブルを取り外さないでください。

表 1. 危険設置箇所用保持アクセサリ

ポート 必要なアクセサリ 製品番号

USBホストポート NI工業用 USB延長ケーブル 152166-xx

USBデバイスポート NI ロック USBケーブル 157788-01

Mini DisplayPort Mini DisplayPortケーブル保持用ブラケット 156866-01

SDカードスロット SDドアキット 783660-01

ヨーロッパおよび海外の危険な設置箇所での使用に関する注意事項cRIO-9035は、DEMKO 12 ATEX 1202658Xに準拠した Ex nA IIC T4 Gc装置であることが認証されており、IECEx UL 14.0089Xに認定されています。各デバイスには II 3Gマークが付いており、Zone 2危険設置箇所において-20℃ ≤ 周囲温度 ≤ 55℃での使用に適合しています。

注意 装置の電源端子には、ピーク定格電圧 85 Vの 140%を超えないレベルに設定した過渡保護を施す必要があります。

注意 システムは、IEC/EN 60664-1で定義されているとおり、汚染度 2以下の場所でのみ使用してください。

注意 システムは、保護構造が最低でも IEC/EN 60079-15に定義されている IP

54規格を満たして、ATEX/IECEx認定を受けている筐体に取り付ける必要があります。

注意 筐体には工具でのみ開閉可能なドアまたはカバーが装備されている必要があります。

電磁両立性ガイドラインこの製品は、製品仕様書に記載された電磁両立性(EMC)の規制基準および制限に基づいて所定の試験が実施され、これらに適合していることが認定されています。これらの基準および制限は、製品を意図された動作電磁環境で動作させたときに有害な電磁妨害から保護するために設けられています。

この製品は、工場での使用を意図して設計されています。ただし、この製品が周辺デバイスまたは試験対象に接続されている場合、または住宅地域もしくは商業地域で使用されている場合、設置方法によっては有害な電磁妨害が発生する場合があります。

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製品によるラジオおよびテレビ受信への電磁妨害や許容できない性能低下を最小限に抑えるには、製品ドキュメントの手順に厳密に従って取り付けて、使用してください。

もし、製品に対して、ナショナルインスツルメンツによって明示的に許可されていない変更または修正を行った場合は、地域の規制に基づいて製品を動作させる許可を失う可能性があります。

注意 指定された電磁両立性を確保するには、必ずシールドされたケーブルとアクセサリを使用してください。DC電源入力ケーブルは、シールドされていない場合があります。

注意 指定された EMC性能を保証するには、RS-485シリアルポート付きの絶縁ケーブル (NI製品番号 184428-01など) を使用する必要があります。

注意 指定された EMCのパフォーマンスを確保するには、ビデオおよび V2

ポートに接続するケーブルの長さを 3 m (10 ft) 未満にする必要があります。RS-232および RS-485ポートに接続するケーブルの長さは、30 m (100 ft) 未満にする必要があります。USBポートに接続するケーブルの長さは、5 m (16 ft)

未満にする必要があります。

注意 USBポートは、デバイス構成、アプリケーションの実装、デバッグ、および保守用の使用のみに設置されています。

注意 指定された EMC性能を保証するには、製品を取り付ける際に特別な配慮またはエンドユーザによるアドオンデバイスが必要です。詳細については、以下のセクションを参照してください。

関連リンクcRIO-9035をグランドに接続する 8ページ

cRIO-9035を電源に接続する 9ページ

海洋アプリケーションに関する注意事項一部のモデルは海洋 (船上) アプリケーションの認証を受けています。モデルの海洋認証を確認するには、ni.com/product-certificationsにアクセスして、型番または製品ラインで検索し、該当するリンクをクリックしてください。

通知 海洋アプリケーションの EMC規制基準に準拠するためには、シールドやフィルタ付きの電源と、入力/出力ポート付きのシールドケースを使ってモデルを取り付ける必要があります。また、最適な EMCパフォーマンスを確保するために、測定プローブとケーブルの選択、設計、取り付けに十分配慮してください。

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環境を整えるcRIO-9035を使用する環境が、次の条件を満たしていることを確認します。

動作温度 (IEC 60068-2-1、IEC 60068-2-2) -20℃~55℃

動作時の相対湿度 (IEC 60068-2-78) 10% RH~90% RH (結露なきこと)

汚染度 2

最大使用高度 5,000 m

室内使用のみ。

メモ 完全仕様については、ni.com/manualsからデバイスの仕様を参照してください。

キットを梱包から取り出す通知 デバイスに破損をもたらす静電気放電 (ESD) を防ぐために、接地ストラップを使用したり、コンピュータシャーシなどの接地された物体に触れて、身体の静電気を逃がしてください。

1. 静電気防止用パッケージをコンピュータシャーシの金属部分に接触させます。2. デバイスを箱から取り出し、部品がゆるんでいないかどうか、またはその他の破

損箇所がないかどうかを調べます。通知 露出しているコネクタピンには絶対に触れないでください。

メモ デバイスが少しでも破損しているように見える場合は、取り付けないでください。

3. その他の品目および付属文書をキットから取り出します。

デバイスを使用しないときは、静電気防止用パッケージに入れて保管してください。

キットの内容を確認する次の項目が cRIO-9035キットに含まれていることを確認してください。

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図 1. cRIO-9035キットの内容

1 3 4 52

1. 電源コネクタと SDカードスロットカバーを備えた cRIOデバイス

2. USB A-Bケーブル3. フェライト (x2)

4. NI-RIOデバイスドライバメディア5. スタートアップガイド

ホストコンピュータにソフトウェアをインストールするcRIO-9035を使用する前に、ホストコンピュータに以下のアプリケーションソフトウェアおよびデバイスドライバを、この順序でインストールする必要があります。

シーケンス

cRIO-9035 cRIO-9035 Sync

1 LabVIEW2014 SP1以降 LabVIEW 2016以降

2 LabVIEW Real-Timeモジュール2014 SP1

LabVIEW Real-Timeモジュール 2016以降

3 LabVIEW FPGAモジュール2014 SP1以降 1

LabVIEW FPGAモジュール 2016以降 1

4 NI CompactRIOデバイスドライバ2015年 2月版以降

NI CompactRIOデバイスドライバ2016年 8月版以降

サポートされている最小バージョンのソフトウェアの情報については、ni.com/jp/infoで Info Codeに「swsupport」と入力してください。

1 スキャンインタフェースモードを使用する場合、LabVIEW FPGAモジュールは必要ありません。cRIO-9035でユーザがアクセス可能な FPGAをプログラムするには、LabVIEW FPGAモジュールが必要です。

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Cシリーズモジュールを取り付けるCシリーズモジュールを取り付けるには、以下の手順に従ってください。

3

2

2

1

1. Cシリーズモジュールの I/Oコネクタが電源に接続されていないことを確認します。システムが危険設置箇所に設置されていない限りは、cRIO-9035の電源をオンにしたまま I/Oモジュールを取り付けることができます。

2. Cシリーズモジュールのラッチを押します。3. Cシリーズモジュールをスロットに合わせ、ラッチが所定の位置にロックされる

までスロットに固定します。

Cシリーズモジュールを取り外すcRIO-9035からモジュールを取り外す前に、Cシリーズモジュールの I/Oコネクタが電源に接続されていないことを確認します。システムが危険設置箇所に設置されていない限りは、cRIO-9035の電源をオンにしたまま I/Oモジュールを取り外すことができます。

cRIO-9035を接続するcRIO-9035には、次のコネクタ、LED、およびボタンがあります。

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図 2. cRIO-9035 フロントパネル

1 2 3

4

5

6

8911

14

13

12

10 7

1. LED2. イーサネットポート3. 電源コネクタ4. SD LED5. SDカード取り外し可能ストレージ6. 接地ネジ7. USER1ボタン

8. RS-232シリアルポート9. RS-485/422 (DTE) シリアルポート10. USBホストポート11. Mini DisplayPort12. ケーブルリテンションマウント13. USBデバイスポート14. 電源およびリセットボタン

cRIO-9035をグランドに接続するcRIO-9035のグランド端子を施設のグランド電極システムに接続する必要があります。

使用するオブジェクト• 丸型圧着端子• ワイヤ、1.3 mm2 (16 AWG) 以上• プラスドライバー (No. 2)

手順cRIO-9035を接地するには、以下の手順に従ってください。1. 丸型圧着端子をワイヤに接続します。2. cRIO-9035のグランド端子から接地ネジを取り外します。3. 丸型圧着端子をグランド端子に接続します。4. 接地ネジを 0.5 N · m (4.4 lb · in.) のトルクで締めます。5. 用途に合った方法で、ワイヤのもう一方の端を施設のグランド電極システムに取

り付けます。

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注意 プラスチックコネクタ付きの Cシリーズモジュールとの接続にシールドケーブルを使用する場合は、1.3 mm2 (16 AWG) 以上のワイヤを使用してケーブルシールドをシャーシグランド端子に取り付ける必要があります。ワイヤに丸型圧着端子を取り付け、ワイヤをシャーシグランド端子に取り付けます。ワイヤの反対の端をケーブルシールドにはんだ付けします。使用するワイヤが短いほど EMC性能が向上します。

詳細については、ni.com/jp/infoで Info Codeに「emcground」と入力してください。

cRIO-9035を電源に接続するcRIO-9035では、9 V~30 V外部電源を必要とします。cRIO-9035は供給された電力をフィルタ処理および調整し、Cシリーズモジュールに電力を提供します。cRIO-9035

には主電源 (V1) および副電源 (V2) があります。

以下の表のように、cRIO-9035上の POWER LEDは使用中の電源入力を示します。

表 2. 電源 LEDインジケータ

LEDの色 LEDパターン 説明

緑 点灯 cRIO-9035は V1入力から電源供給されています。

黄 点灯 cRIO-9035は V2入力から電源供給されています。

— オフ cRIO-9035の電源がオフになっています。

注意 V2を DC電源、または 3 m (10 ft) より長い接続ケーブルを必要とする電源に接続しないでください。DC電源とは、特定の敷地または建物のインフラストラクチャ内の局所的 DC電源ネットワークです。

使用する部品• フェライト• マイナスドライバー、2.54 mm (0.10 in.)

• 主電源、9 V~30 V、46 W (最小)

• (オプション) 副電源、9 V~30 V、46 W (最小)

NIでは、以下の表に記載された電源を cRIO-9035用に推奨しています。

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表 3. NI電源

電源 製品番号 NI PS-15工業用電源 (24 V DC、5 A、100 V AC~120 V AC/200 V AC~240 V AC入力)

781093-01

NI PS-10デスクトップ電源 (24 V DC、5 A、100 V AC~120 V AC/200 V AC

~240 V AC入力)

782698-01

手順以下の手順に従って、cRIO-9035に電源を接続してください。1. 電源がオフになっていることを確認します。2. 以下の図に示されているように、電源の正極および負極リードにフェライトを取

り付けます。図 3. 電源リードにフェライトを取り付ける

2

1

1. フェライトとリードの末端の間を 50 mm~75 mm (2 in.~3 in.) 離し、リードをフェライトに 2回巻き付けます。

2. リードを囲んでフェライトを閉じます。

3. cRIO-9035から電源コネクタを取り外します。

注意 cRIO-9035に電源が投入されている間は、電源コネクタの端子ネジを締めたり緩めたりしないでください。

4. 以下の図に示されているように、主電源およびオプションの副電源を電源コネクタに接続します。

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図 4. cRIO-9035電源接続

電源コネクタ

V2

C

C

V1

主電源

+

+

副電源

フェライト

フェライト

メモ C端子は、内部で端子同士接続されています。

5. 電源コネクタの端子ネジを 0.20 N · m~0.25 N · m(1.8 lb · in.~2.2 lb · in.) のトルクで締めます。

6. 電源コネクタを cRIO-9035のフロントパネルに取り付けます。7. 電源コネクタねじ込みフランジを 0.20 N · m~0.25 N · m(1.8 lb · in.~2.2 lb · in.) の

トルクで締めます。8. 主電源およびオプションの副電源の電源を入れます。

cRIO-9035に電源を投入するcRIO-9035に初めて電源を入れると、デバイスはセーフモードで起動します。POWERLEDが点灯し、STATUS LEDが短く点灯して、STATUS LEDが数秒ごとに 2回点滅します。

関連リンクステータス LEDインジケータ 16ページ

cRIO-9035をホストコンピュータに接続する次の手順を実行して、USBデバイスポートを使用して cRIO-9035をホストコンピュータに接続します。1. ホストコンピュータに電源を入れます。2. USB A-Bケーブルを使用して、cRIO-9035をホストコンピュータに接続します。

注意 NIは、耐衝撃/振動仕様を満たすために、ロック USBケーブル(157788-01) の使用を要求しています。耐衝撃/振動仕様については、ni.com/manualsで仕様を参照してください。

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デバイスドライバソフトウェアは自動的に cRIO-9035を検出します。デバイスドライバソフトウェアが cRIO-9035を検出しない場合は、適切な NIソフトウェアを正しい順序でホストコンピュータにインストールしたことを確認してください。

ヒント イーサネットポートを使用して、ホストコンピュータまたはネットワークに直接接続することもできます。イーサネット接続についての詳細は、ni.com/manualsでユーザマニュアルを参照してください。

Measurement & Automation Explorer (MAX) でシステムを構成するMAXでシステムを検索するには、以下の手順に従ってください。1. ホストコンピュータでMAXを起動します。2. ツリー構図のリモートシステムを展開し、システムを検索します。3. ターゲットを選択します。

ヒント MAXでは、「NI-cRIO-9035-1856AAA」のように、型番とその後に続くシリアル番号でシステムを表記します。

システムパスワードを設定するシステムパスワードを設定するには、以下の手順を実行します。

メモ cRIO-9035のデフォルトのユーザ名は「admin」です。cRIO-9035にはデフォルトのパスワードがないため、システムパスワードを設定するまでは、ログイン時にパスワードフィールドを空白にする必要があります。

1. システムを右クリックしてウェブ構成を選択します。NI Web-Based Configuration & Monitoringユーティリティをデフォルトのブラウザで開き、ここでパスワードを設定します。Microsoft Silverlightがインストールされていない場合は、NI Web-based Configuration & Monitoringでインストールを促す画面が表示されます。

2. ホスト名フィールドにシステムの固有の名前を入力します。3. セキュリティ構成アイコンをクリックします。4. ログインをクリックします。5. ログインダイアログボックスで、ユーザ名に「admin」と入力し、パスワード

フィールドを空白のままにします。6. OKをクリックします。7. パスワードを変更をクリックします。8. 新しいパスワードを入力し、確認のために再入力します。9. OKをクリックします。10. 保存をクリックします。

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11. OKをクリックして、パスワードの変更を確認します。

注意 NIは紛失したシステムパスワードを回復できません。パスワードを忘れた場合は、NIに連絡してコントローラを再フォーマットする必要があります。

cRIO-9035にソフトウェアをインストールする以下の手順に従って、cRIO-9035にソフトウェアをインストールしてください。1. MAXを開き、「リモートシステム」の下で使用するシステムを拡張します。2. ソフトウェアを右クリックします。3. ソフトウェアの追加と削除を選択し、LabVIEW Real-Timeソフトウェアウィザー

ドを起動します。ヒント システムパスワードを設定する場合は、ログインする必要があります。

4. 使用する LabVIEWおよび NI-RIOデバイスドライババージョン用の推奨ソフトウェアセットを選択します。

5. 次へをクリックします。6. ソフトウェアアドオンから NIスキャンエンジンを選択します。

インストールする追加のソフトウェアを選択します。cRIO-9035を LabVIEWFPGAモジュールと使用する予定の場合は、次へをクリックします。cRIO-9035をLabVIEW FPGAモジュールと使用する予定がない場合は、NIスキャンエンジンをクリックします。

ヒント このウィザードを使用して、追加のソフトウェアをいつでもインストールできます。

7. 次へをクリックします。8. インストールするソフトウェアの概要が正しいことを確認してください。9. 次へをクリックして、インストールを開始します。10. インストールが完了したら、終了をクリックします。

cRIO-9035をトラブルシューティングする

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cRIO-9035がネットワークと通信していない• cRIO-9035とホストコンピュータ間の USB接続、およびホストコンピュータと

ルータ間のイーサネット接続が固定されていることを確認します。• 以下の手順に従って、IPおよびその他のネットワーク設定を構成します。

1. USB A-Bケーブルを使用して、cRIO-9035 USBデバイスポートをホストコンピュータに接続します。USBドライバは仮想ネットワークインタフェースカードを作成し、cRIO-9035に IPアドレスを 172.22.11x形式で割り当てます。

2. MAXを開き、リモートシステムの下で使用するシステムを拡張します。3. ネットワーク設定タブを選択して、IPおよびその他のネットワーク設定を構

成します。4. (オプション) RJ-45イーサネットポート 1を使用して、cRIO-9035をホストコ

ンピュータに再接続します。cRIO-9035は、電源投入時に DHCPネットワーク接続の開始を試みます。

メモ cRIO-9035が IPアドレスを取得できない場合、169.254.x.x形式のリンクローカル IPアドレスでネットワークに接続します。ホストコンピュータは標準のイーサネット接続を介して cRIO-9035と通信します。

• ホストコンピュータに正しいバージョンの NI CompactRIOデバイスドライバがインストールされていることを確認します。サポートされている LabVIEWおよび NI CompactRIOデバイスドライバの最小バージョンを参照するには、ni.com/jp/infoで Info Codeに「swsupport」と入力してください。

ヒント 最近 LabVIEWをアップグレードした場合は、NI CompactRIOデバイスドライバを再インストールする必要があります。

• デバイスマネージャーで NI USBLANアダプタが認識されていることを確認してください。Windows 7で、スタート→コントロールパネル→デバイスマネージャー→ネットワークアダプター→National Instruments→USBLAN adapterを選択します。USBLANアダプタが認識されない場合は、NI CompactRIOデバイスドライバを再インストールする必要があります。

• ネットワークファイアウォールまたはその他のセキュリティソフトウェアを一時的に無効にします。

システム IP構成を確認する1. RESETボタンを 5秒間押し続けると、cRIO-9035はセーフモードになり、RS-232シ

リアルポートが有効になります。STATUS LEDが数秒おきに 3回点滅し始めます。

2. RS-232シリアルポート端子を使用して IPアドレスを読み取るか、モニタをMiniDisplayPortに接続して IPアドレスを表示します。

メモ シリアルポート構成の詳細は、ni.com/manualsでユーザマニュアルを参照してください。

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3. RESETボタンを 5秒間押し続けると、新しい DHCP接続が設定されます。STATUSLEDが手順 1から同じ動作を繰り返します。

cRIO-9035が新しい DHCPアドレスを設定できない場合は、リンクローカル IPアドレスを割り当てます。DHCP接続に成功しアプリケーションに対して適切であれば、手順 6に進みます。

4. MAXを開き、リモートシステムの下で使用するシステムを拡張します。5. ネットワーク設定タブを選択して、IPおよびその他のネットワーク設定を構成し

ます。6. RESETボタンを押して cRIO-9035を再起動します。

Windowsファイアウォールを構成する• 次の手順を実行して、ネットワークファイアウォールまたはその他のセキュリ

ティソフトウェアにMAXの例外を追加します。1. Windows 7で、スタート→コントロールパネル→システムとセキュリティ→

Windowsファイアウォール→Windowsファイアウォールによるプログラムの許可を選択します。

2. 別のプログラムの許可をクリックします。3. Measurement & Automationを選択します。4. 追加をクリックします。5. OKをクリックします。

• ホストコンピュータ上で、UDPポート 44525が通信用に開いていることを確認します。ネットワーク上で高度なスイッチを使用している場合は、UDPポート44525が無効でないことを確認してください。

システムリセット以下の図は、cRIO-9035のリセット動作を示します。

図 5. リセットボタン動作

RESETボタンを5秒以上押し続ける

RESETボタンを5秒未満押し続ける実行モード

セーフモードRESETボタンを5秒未満押し続ける

RESETボタンを5秒以上押し続ける

RESETボタンを5秒以上押し続ける

RESETボタンを5秒未満押し続ける

• コンソール出力を有効化

• ネットワーク設定をリセット

• RTスタートアップアプリケーションを無効化

• FPGAスタートアップアプリケーションを 無効化

• コンソール出力を有効化

• RTスタートアップアプリケーションを無効化

• FPGAスタートアップアプリケーションを 無効化

セーフモード

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ステータス LEDインジケータ以下の表には、ステータス LEDインジケータの状態が記載されています。

表 4. ステータス LEDインジケータ

LEDの色

LEDパターン

説明

黄 2回点滅して一時停止

cRIO-9035はセーフモードです。工場出荷時のデフォルト状態でソフトウェアがインストールされていないか、ソフトウェアが cRIO-9035に正しくインストールされていません。

ソフトウェアのアップグレードが中断された際にエラーが発生する場合があります。cRIO-9035でソフトウェアを再インストールしてください。cRIO-9035にソフトウェアをインストールする情報については、『Measurement & Automation Explorer

(MAX)ヘルプ』を参照してください。

3回点滅して一時停止

cRIO-9035がユーザ指定のセーフモードになっているか、ソフトウェアが現在インストール中であることを示すインストールモードになっています。

このパターンは、リセットボタンを 5秒以上押すかMAXでセーフモードを有効にすることで、cRIO-9035がセーフモードで起動するように強制したことを示している場合もあります。セーフモードについては、『Measurement & Automation Explorer

(MAX)ヘルプ』を参照してください。

4回点滅して一時停止

cRIO-9035はセーフモードです。ソフトウェアは、クラッシュの間に再起動や電源を切って入れ直すことなく 2度クラッシュしました。

連続して点滅

cRIO-9035は NI Linux Real-Timeで起動されていません。cRIO-9035は、サポートされていないオペレーティングシステムで起動されたか、起動プロセス中に中断されたか、または回復不可能なソフトウェアエラーが検出されました。

瞬間的に点灯

cRIO-9035が起動中です。何も実行する必要はありません。

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表 4. ステータス LEDインジケータ (続き)

LEDの色

LEDパターン

説明

赤 連続して点滅

これはハードウェアエラーを示します。内部電源に不具合があります。前面パネル I/Oおよび Cシリーズモジュールの接続に短絡がないか確認します。短絡があれば取り除き、cRIO-9035の電源を入れ直します。問題が解決しない場合は、NIにご連絡ください。

— オフ cRIO-9035は実行モードです。ソフトウェアがインストールされ、オペレーティングシステムが実行中です。

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376935D-0112 2019年 7月 12日