マタイ� 現代外国人名録　2008

マータイ，ワンガリ　Maathai，Wangari環境活動家，政治家，生物学者　グリーンベルト運動の創設者　ケニア副環境相，アフリカ連合経済社会文化会議（ECOSOCC）議長　国　ケニア　生　1940年4月1日　出　ニェリ　本名＝マータイ，ワンガリ・ムタ〈Maathai，Wangari　Muta〉　学　ピッツバーグ大学大学院〔1966年〕修士課程修了，Ph.D.（ナイロビ大学）〔1971年〕　賞　ノーベル平和賞〔2004年〕，ゴールドマン環境賞〔1994年〕，資　早稲田大学名誉博士号〔2006年〕，創価大学名誉博士号〔2006年〕　歴　米国の大学で生物学を学び、1971年ナイロビ大学で東アフリカ女性初の博士号を取得。その後ナイロビ大学で教授を務める一方、’77年環境保護と住民の生活向上を目的に非政府組織（NGO）“グリーンベルト運動”を創設。土壌の浸食を防ぐための植林を、貧困に苦しむ女性を動員して行うという斬新な手法で、砂漠化防止などに取り組んだ。運動はアフリカ各国に普及、3000万本を植林するまでに広がった。グリーンベルト運動は、教育や家族計画なども含め草の根の活動を展開。モイ政権下で何度も投獄されながらも汚職追放や権利拡大の闘争を続けた。’81～87年ケニア全国女性評議会（NCWK）議長。’98年には最貧国の債務帳消しを求めた国際運動“ジュビリー2000”に参加。2002年12月国会議員に当選。2003年キバキ政権で環境副大臣に就任。2005年11月国民投票での改憲否決に伴い全閣僚が解任されるが、12月再任。同年アフリカ連合経済社会文化会議（ECOSOCC）初代議長。この間、2004年にグリーンベルト運動を通じてアフリカ女性の地位向上に尽力した功績により、アフリカ女性初のノーベル平和賞を受賞。2005年京都議定書関連行事のため来日した際、日本語の“もったいない”という言葉に感銘を受け、“MOTTAINAI”をキーワードに環境保護運動を広げる。自叙伝に「UNBOWED（「へこたれない」の意味）」がある関連URL　http：//www.wangarimaathai.or.ke/〔2007.5〕

マダックス，グレグ　Maddux，Greg大リーグ選手（パドレス・投手）　国　米国　生　1966年4月14日　出　テキサス州サンアンジェロ　本名＝Maddux，Gregory　Alan　賞　ゴールドグラブ賞（16度），サイ・ヤング賞（ナリーグ）〔1992年・1993年・1994年・1995年〕　歴　1984年カブスのドラフト2巡目指名で入団、’86年メジャー昇格。’88年以来15勝以上をマークし、エースとして活躍、大リーグで最も安定した投手の一人。200回以上を4年連続で投げ、’91年の37先発と263回登板はリーグ1位、奪三振198はリーグ2位、完投7はリーグ4位。68先発連続ノーエラーの記録も持つ。’92年20勝11敗、防御率2.18でナリーグのサイ・ヤング賞（最優秀投手賞）を受賞。’93年ブレーブスに移籍、20勝をあげてサイ・ヤング賞に輝く。以後’95年まで4年連続で同賞を受賞（最多タイ記録）。’95年19勝2敗で勝率9.05をマーク。同年ワールドシリーズ制覇。’97年8月大リーグ史上最高額の5年契約、総額5750万ドル（約66億1250万円）でブレーブスと再契約。2004年カブスに戻り、通算300勝を達成した。2006年7月ドジャース、2007年パドレスに移籍。8月対フィリーズ戦で勝利投手となり、サイ・ヤングを抜いてメジャー史上初の20年連続2桁勝利を達成。メジャーデビュー3年目に2桁勝利（18勝）を挙げて以来、15勝に届かなかったのは2007年シーズンのみ。ゴールドグラブ賞は16度。183センチ、83キロ。右投右打　趣　テレビゲーム　家兄＝マダックス，マイク（大リーグ投手）〔2007.9〕

マッカートニー，ステラ　McCartney，Stellaファッションデザイナー　国　英国　生　1971年9月13日　出　ロンドン　学　セント・マーティンズ美術学校卒　歴　父は元ビートルズのポール・マッカートニー。15歳のとき、ラクロワのアトリエで修業。1997年25歳でパリを代表するブランドの一つ、クロエのデザイナーに就任。同年10月パリ・コレクションにデビュー。英国的なセンスと女性らしさを強調したデザインで売り上げを4倍に伸ばし注目される。

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