他都市の公共ホール整備の状況

第２回徳島市音楽・芸術ホール整備推進有識者会議資料 平成28年10月25日 徳島市

資料３

総席数舞台規模

[幅×奥行×高さ]総席数

舞台規模[幅×奥行×高さ]

総席数舞台規模

[幅×奥行×高さ]リハーサル室

練習室など

楽屋 会議室 和室 展示室

開　館 昭和６３年

建設費 １５５億円

延床面積 ２７，８２０㎡

開　館 平成１６年

建設費 １９１．５億円

延床面積 ２１，６７７㎡

開　館 昭和６１年

建設費 ２０２億円

延床面積 ４１，６５１㎡

開　館 昭和４０年

建設費 約６．１億円

延床面積 ９，９４９㎡

開　館 昭和５１年

建設費 ２２０．３億円

延床面積 １１，８４３㎡

開　館 平成１３年

建設費 １８０億円

延床面積 ３５，８８８㎡

開　館 昭和４６年

建設費 約１１．３億円

延床面積 １４，３８６㎡

開　館 昭和３８年

建設費 約３億円

延床面積 ４，９０１㎡

施設名 建設費等

大ホール 小ホール その他ホール 付属施設

ホールの特色等

- - 残響時間可変2 3 16 5

高松市文化芸術ホール（サンポートホール高松） 1,500 18×18×12 312 11×12× 8 308 変更可能

-香川県県民ホール（アルファあなぶきホール） 2,001 20×20×10 807 15×16× 9

※ 27 9 - -※リハーサル室の1つは分割して、練習室３室として利用可能

客席可変、残響時間可変難聴者・同時通訳設備等

愛媛県

愛媛県県民文化会館（ひめぎんホール） 3,000 20×25×20 1,000 16×16× 8 600 6 × 3 ×不明 2

3 6 16 12 1 1

香川県

-

高知県

高知県立県民文化ホール 1,507 18×15× 9 500 13× 9× 6 - 1

能舞台 1 2 9 10 2松山市民会館 1,999 20×20× 9 698 11×10× 5 200

1 10 9 1 -

高知市文化プラザ（かるぽーと） 1,085 18×15×22 200 11× 6× 4 - 5 複合施設

（まんが館、中央公民館）

徳島県

徳島県郷土文化会館（あわぎんホール） 813 17×12× 7 - -

- 1 3 8 -

- 3 7 - -

4 複合施設（阿波木偶資料館）

徳島市立文化センター【閉館中】 1,280 20×14× 8

7 2

- - -

1 - 8

１ 四国県都の公共ホール ◇出典：全国公立文化施設名簿

1

施設名大ホール

席数サブホール

席数主なホール設備 建設費

延床面積（㎡）

基本計画の策定 平成２３年４月

施設設計等 Ｈ２３年度～Ｈ２４年度

建設工事等 Ｈ２５年度～Ｈ２７年度

開　　　館 平成２８年５月

基本計画の策定 平成１７年３月

施設設計等 Ｈ２３年度～Ｈ２４年度

建設工事等 Ｈ２５年度～Ｈ２８年度

開　　　館 平成２８年１０月

基本構想の策定 平成２３年度

施設設計等 Ｈ２４年度～Ｈ２５年度

建設工事等 Ｈ２６年度～Ｈ２８年度

開　　　館 平成２９年４月（予定）

設計業者の募集 平成１９年８月

設計概要の公表 平成２６年１月

建設工事等 Ｈ２６年度～Ｈ２８年度

開　　　館 平成２８年度（予定）

基本計画の策定 平成２５年８月

施設設計等 Ｈ２５年度～Ｈ２７年度

建設工事等 Ｈ２８年度～Ｈ３０年度

開　　　館 平成３０年度（予定）

整備計画の策定 平成２５年６月

施設設計等 Ｈ２５年度～Ｈ２７年度

建設工事等 Ｈ２８年度～Ｈ３０年度

開　　　館 平成３０年度（予定）

整備計画の策定 平成２８年３月

施設設計等 Ｈ２８年度～Ｈ２９年度

建設工事等 Ｈ３０年度～Ｈ３２年度

開　　　館 平成３３年度（予定）

整備計画の策定 Ｈ２８年度

施設設計等 Ｈ２９年度～Ｈ３０年度

建設工事等 Ｈ３１年度～Ｈ３３年度

開　　　館 平成３２年度（予定）

整備計画の策定 不明

施設設計等 不明

建設工事等 不明

開　　　館 不明

不明

秋田県・秋田市共同ホール　H27.9.30 日経BPより

2,000県

800市

リハーサル室、練習室創作室研修室多目的スペース

概算事業費約200億円

22,500

仙台音楽ホール　H28.4.7 河北新報より 2,000 不明

大ホール機能を音楽専用型、多機能型、オペラ劇場型の３パターンと、ホール数を大ホールのみ、大・小ホール、大・中・小ホールの計９パターンで検討中

150億円～　　337億円

13,280

堺市民芸術文化ホール 2,000 312大スタジオ（リハーサル室兼用）小スタジオ多目的室文化交流室

約144.6億円 19,650

石巻市複合文化施設　　※博物館との複合施設 1,300 300

研修室（リハーサル室兼用）練習室創作室市民ギャラリー

概算事業費約100億円

27,355

(仮称)新太田市民会館 1,501 -スタジオ（リハーサル室兼用）多目的室会議室

約60.9億円 8,485

(仮称)高崎文化芸術センター 2,018 413大スタジオ（可動式５６７席）スタジオ（リハーサル室兼用）会議室

約221.7億円

8,685

12,482

豊中市立文化芸術センター 1,344 202展示室多目的室練習室

約92億円 13,425

約85億円

観音寺市新市民会館 1,200 334会議室（リハーサル室兼用）スタジオ多目的ホール（既存施設改修）

約59.2億円

概算期間等

長野市芸術館　　※本庁舎との複合施設 1,292 293

アクトスペース（可動式２１９席）リハーサル室練習室

２ 現在整備中及び今年度開館した公共ホール ◇出典：各自治体ホームページ、全国公立文化施設名簿、報道資料等

（整備中の施設については、建設費が変動する可能性あり）

2

3

＜１ 施設の概要＞ ＜２ リース方式導入の経緯等＞

＜３ 整備スケジュール＞

年 度 平成１７年度 平成１８年度 平成１９年度 平成２０年度

旧市民会館

札幌市民ホール

■施設規模

鉄骨造４階建

延床面積５，９４７㎡

■施設構成

大ホール：１，５００席＋車椅子スペース１６席分

楽屋４室、会議室５室

民間収益施設２区画（コンビニ、旅行代理店・カフェ）

■事業手法

リース方式

①資金調達 民間

②ホールの設計・建設 民間

③ホールの所有 民間

①旧市民会館の閉館

耐震診断の結果、耐震強度不足が明らかとなったが、改修に

多額の費用がかかり、仮に改修したとしても長期的な使用に耐

えられる見込みがなかったため、平成１９年３月に閉館した。

②後継施設の完成までの影響

後継施設の整備を進めていたが、完成までの間、１，５００

席規模のホールが長期に渡り存在しない状況となる。

【リース方式のメリット】

・旧市民会館と同規模の施設を短期間かつ低廉に確保できる。

・業者選定までの期間が短く、工事の着手が早い。

耐震診断

平成１９年３月まで継続使用

解体工事

設計等

建設工事

業者選定 開

館

３ 札幌市民ホール（ＰＰＰ リース方式）

4

＜４ 施設〔リース方式〕の特徴＞

○施設の１階平面図

○ 建設期間の短縮（約９ヶ月）

鉄骨造のため、鉄筋コンクリート造と比較して短い工期で

建設できた。

敷地の地盤が強固で杭工事等がなかった。

○ 建設費用の抑制

延床面積約６，０００㎡で、建設費約１８．５億円(当時)

○ 民間収益施設の設置

ホールの利用料金収入と収益施設の収入により、指定管理

料が不要となった。

5

＜５ 施設の外観等＞

建物外観

ホワイエ

舞台から客席

客席から舞台

舞台

舞台

6

客席通路

客席３階

楽屋

楽屋

搬入口

搬入口

7

＜１ 施設の概要＞ ＜２ ＰＦＩ方式導入の経緯等＞

＜３ 整備スケジュール＞

年 度 ～平成１４年度 平成１５年度 平成１６年度 平成１７年度 平成１８年度 平成１９年度 平成２０年度 平成２１年度

旧市民会館

文化交流館

アリオス

■施設規模

鉄筋鉄骨コンクリート造 地上６階（地下２階）建

延床面積 ２７，５４７㎡

■施設構成

大ホール：１，７０５席

中劇場６８７席、小劇場２３３席

リハーサル室、スタジオ、活動室、レストランなど

■事業手法

ＰＦＩ方式

①資金調達 民間

②ホールの設計・建設 民間

③ホールの所有 市

①文化交流施設の基本構想・基本計画の策定

市民との協働による検討の中で、「老朽化した市民会館を建て替え

るのではなく、芸術文化の拠点として、また、あらゆる世代にわた

る市民の交流空間として整備することにより、中心市街地の賑わい

づくりや交流人口の拡大にもつなげること」を使命とした。

②市民意見の反映とコストの抑制

基本計画等を踏まえ、総合的に判断し、建設費だけでなく、維持管理

コストも考慮した整備方法を検討した。

【ＰＦＩ方式のメリット】

・設計及び建設に維持管理を含めた総合的なコストが縮減できる。

・施設の維持管理、管理運営を考慮した設計が可能となる。

４ いわき市芸術文化交流館アリオス（ＰＦＩ方式）

解体工事

設計等

第一期建設工事

業者選定

第二期建設工事

第一次オープン グランドオープン

基本構想

基本計画

策定

施設の概要、経緯等については、いわきアリオスのホームページ等から抜粋

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＜４ 施設〔ＰＦＩ方式(BTO型)〕の特徴＞

○ 大ホール、小劇場を先行してオープン

事業者の募集から第一次オープンまで約４年３ヶ

月、グランドオープンまでは５年４ヶ月である。

○ １５年間の維持管理コストを含めたコスト縮減

従来方式と比較して、約２５％（約５２億円）の

縮減効果がある。

○ 市民のニーズへの対応

音楽・芸術活動ができるリハーサル室、スタジオ、

活動室等を設置した。

※

施設の写真等については、いわきアリオスのホームページ等を参考