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社名:DeNA

所在地: 東京都渋谷区

ウェブサイト: dena.com

業種: サービス業

ゲーム事業をはじめとして、IPプラットフォーム事業、キュレーション事業、eコマース事業などを手掛ける。「新しいことに挑戦し続けること」を自らのDNA（遺伝子）とし、常にユーザーに新鮮な便利さと楽しさを届け続けることを目指してビジネス領域を拡大している。

課題• 各部門が個別のツールで実績や計画データ

を管理• 全社横断的なデータの収集・集計には膨大

な手間と工数が必要• データドリブン・マーケティングの実践

解決策• 各部門の多様なデータソースから収集した

データをDomoで統合• 集計から加工、可視化（グラフ化）までの

一連の作業を自動化• ビジネスユーザーが容易に利用できる直感

的な操作性

Domoを選んだ理由毎朝1.5時間かかっていたKPIの集計作業DeNAでは、ゲーム事業をはじめとして、IPプラットフォーム事業、キュレーション事業、eコマース事業など、多角的な事業展開を行っている。しかし、これらの事業を横串で貫いた全社最適のマーケティングを推進していくには課題があった。「各事業部をはじめ、事業部の中の各チームは、ぞれぞれ個別のツールを使って計画や実績などのデータを管理しています。データの種類や頻度、粒度が異なるこれらの多様データを収集・集計して可視化するには、多くの工数と時間がかかっていました」（川田氏）「毎朝のマーケティング部門でのミーティングのために準備する主要KPIをまとめたレポート作成に、1.5時間程度費やしていました」（佐藤氏）

ビジネスユーザーが臆せず使える操作性こうした課題を解消し、勘や経験だけに頼らないデータドリブン・マーケティングを実践するために着目したのがDomoである。Domoにより、多様なデータを様々な切り口でスピーディーに集計・グラフ化できるとともに、膨大な工数が必要になるために従来は集計できていなかった指標の見える化も可能になる。「Domoを利用せず内製化することも検討しましたが、ビジネスユーザーが臆することなく使える操作性が重要だと考えていました。Domoのユーザーインターフェースを見た瞬間に『これは使える』と直感しました」（川田氏）加えて、各事業部やチームに対してデータ管理方法やワークフローの変更を強いる必要がなく、既存の仕組みをそのまま活用できることも大きなメリットだった。

お客様成功事例DeNA

川田 穂高 氏DeNA

マーケティング本部デジタルマーケティング部

チームリーダー

各事業におけるビジネス状況の可視化や、部門間のスムーズな情報共有を通じて、データドリブン・マーケティングを実践できるようになりました。

主なデータソース:

Google Drive

Facebook

Excel

AdobeAnalytics

GoogleAnalytics

Hadoop

Twitter YouTube

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お客様成功事例DeNA

モニターにKPIを表示し、“数値” に対する意識を高めるデータソースは、Hadoopに蓄積されるデータのほか、各事業部やチームが個別に利用しているExcel、Google Drive、Adobe Analytics、Google Analyticsなどが活用されている。さらに、Facebook、Twitter、YouTubeといった社外データソースを加えた多様なデータをDomoで統合することにより、下記のようなKPIを日次ベースで可視化している。

・全事業のオーバービュー・その時々で注力しているサービスの、計画に対する実績・各事業のアクティブユーザー数などのユーザー情報・ゲームへの経路（トリプルメディア）別の送客数

毎朝1.5時間かかっていたレポート準備は不要となり、その時間を新しいマーケティング施策の策定など、本来の業務に当てることができるようになった。「これらのKPIをデジタルサイネージ的に大型共有モニターに表示しています。現在の状況を周知させることで、“数値” に対する意識の向上に役立っています」（川田氏）

各事業部やチームが、“見たい時に最新の数値” を確認各事業部やチームにとってもDomo導入のメリットは大きい。Domoのダッシュボードを開くだけで、自分が担当するサービスやコンテンツ、役職などに応じてカスタマイズされたKPIを閲覧できる。最新の数値に自動的に更新されるため、わずらわしい作業は必要ない。そこから得られた “気づき” をもとに、次のアクションを迅速に起こすことができる。また、カスタマーサポートに寄せられた顧客の声や、ソーシャルメディアで交わされているコメントをテキストマイニングすることで分析した嗜好の変化など、定性的な情報もナレッジとして共有される。「あるゲームコンテンツの顧客が急増したり急減したりした場合、その異変の背景に何があるのかを、定性的な情報から読み解くことができます」（佐藤氏）DeNAは今後、Domoの活用によって得られたこれらの成果を、マーケティングにとどまらず全社的な規模に拡大していく考えだ。「Domoのわかりやすい操作性は、経営層や事業部門のニーズにもフィットすると思います。データドリブンによって様々な組織がより効率的に動き、相互に連携していくことで、DeNAのビジネス競争力をさらに高められると期待しています」（川田氏）

Domo導入前：各担当者がそれぞれ必要なデータにアクセスしデータ集計を行うため、多くの工数がかかっていた。部門間でレポートの定義・フォーマットのバラつきがあり、情報の認識にズレが生じるリスクがあった。

Domo導入後：必要なデータをすべてDomoに集約し、更新を自動化したことで定常的なレポート作成工数を大幅に削減。また、目的別ダッシュボードを作成、シェアすることで部門間でのスムーズな情報共有を可能にした。

HDFS事業

担当者

EC事業担当者

事業 KPIレポート

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マーケティング施策別ダッシュボード

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マーケティング担当者

Excel

経営層SNS

データ

ユーザー調査データ

アクセス解析ツール

その他外部データ

HDFS

Excel

SNSデータ

ユーザー調査データ

アクセス解析ツール

その他外部データ

事業担当者

マーケティング担当者

経営層

川田 穂高 氏DeNAマーケティング本部デジタルマーケティング部チームリーダー

佐藤 久美子 氏DeNAマーケティング本部デジタルマーケティング部

※この資料の記載内容は2015年1月現在のものです。