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山口県の 中小企業 組合活性化情報 毎月1日発行 平成18年10月1日 10 2006 Oct Vol.582 組合等ニュース 自転車でそのまま電車の中へ サイクリング列車の旅 山口県自転車軽自動車商協同組合 アルペンホルンに挑戦 ホルンフェスティバル みどりの風協同組合 Curry★1グランプリ 天神町銀座商店街振興組合 安全パトロール実施中 下松陸上運送業協同組合 ■会員紹介…山口県パン工業協同組合 全国先進組合事例 景況動向 ■特集 平成18年事業所企業統計調査について 山口県総合政策局 名刺交換で交流の輪を拡げる! ~夢を持ち、新しい発想法で魅力ある企業に~ 経営革新セミナー 継続雇用制度の導入について 賃金体系等の見直しが課題 平成18年度中小企業労働事情実態調査速報 TOPICS

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Page 1: 山口県のaxis.or.jp/chuokai/cyusyok/pdf/0610.pdf · 経営革新セミナーを宇部、周南で開催 青木講師(宇部会場) topics 去る9月 12日、宇部会場「国際ホテル宇部」、9月

山口県の 中小企業 組合活性化情報

毎月1日発行平成18年10月1日

102006 Oct

Vol.582

組合等ニュース自転車でそのまま電車の中へ サイクリング列車の旅 山口県自転車軽自動車商協同組合アルペンホルンに挑戦 ホルンフェスティバル みどりの風協同組合Curry★1グランプリ 天神町銀座商店街振興組合安全パトロール実施中 下松陸上運送業協同組合■会員紹介…山口県パン工業協同組合■全国先進組合事例

■景況動向

■特集

平成18年事業所企業統計調査について 山口県総合政策局

名刺交換で交流の輪を拡げる!~夢を持ち、新しい発想法で魅力ある企業に~ 経営革新セミナー

継続雇用制度の導入について  賃金体系等の見直しが課題 平成18年度中小企業労働事情実態調査速報

TOPICS

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2山口県の中小企業

名刺交換で交流の輪を拡げる!

〜夢を持ち、新しい発想法で魅力ある企業に〜

経営革新セミナーを宇部、周南で開催青木講師(宇部会場)

TOPICS 去る9月12日、宇部会場「国際ホテル宇部」、9月19日、周南会場「ホテ

ルサンルート徳山」において、両会場併せて約220名の参加者のもと〝経

営革新セミナー〞を開催した。

 このセミナーは、平成18年度連携組織交流プラザ事業の一環で、異業種間

や産学官連携を目的に、①新しいことへの挑戦、②今までの発想の転換、

③新しいパートナーとの連携をテーマに行われた。

 

両会場とも冒頭、本会藤井会長よ

り「お互いに交流を深め、新しいス

タイルの連携体を構築し、事業の拡

大に繋げて欲しい」旨の開会挨拶が

あった。

 

宇部会場は、株式会社アオキの青

木豊彦社長を講師に招き、「フロン

ティア〝航空宇宙

〞苦しい時こそ

夢を持たなアカン!」をテーマに講

演があった。

 

同社は鉄工所として設立され、青

木さんが社長に就任した1995年

に改称した。1997年にボーイン

グ社の認定工場となり、2001年

からはロケット部品の開発を始め

た。現在、東大阪市のものづくり親

善大使として活躍されている。講演

では、東大阪市のために、若者が誇

れる町にするため、夢のある人口衛

星「まいど1号」の打ち上げ計画に

よる地域活性化を目指し、鉄工所か

ら航空機・ロケット部品のメーカー

へと飛躍した同社の歴史や苦労話が

熱く語られた。

 

また、周南会場には、有限会社中

里スプリング製作所の中里良一社長

を講師に招き、「『小さな会社の大き

な変革』!日本一楽しい会社づくり

を!〜金ではなく頭を使う中小企業

の生き残り発想法〜」をテーマに講

演があった。

 

中里社長は、1985年に有限会

社中里スプリング製作所代表取締役

に就任し、群馬県1社1技術企業・

群馬県IT推進モデル企業に認定さ

れている。講演では、中小企業のイ

メージアップ作戦として、新聞、雑

誌等のメディアに取り上げてもらう

ことにより、小さな会社が話題づく

りを行い好循環となる。いろんな工

夫・アイデアを行うことにより、従

業員が日本一楽しい企業として生き

甲斐を持って働ける会社となること

などが話された。

 

セミナーに引き続き開催した名刺

交換交流会では、両会場とも講師を

交え、参加企業同士及び支援機関と

の名刺交換・意見交換が行われ、会

場内で交流の輪を拡げることが出来

た。

中里講師(周南会場)

名刺交換交流会

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3 山口県の中小企業

継続雇用制度の導入について

賃金体系等の見直しが課題

平成18年度中小企業労働事情実態調査速報

 毎年7月1日を調査時点として、県内従業員300人以下の事業所を対象

に全国の都道府県中小企業団体中央会が毎年統一様式により郵送調査を実施

しているもので、本会では、本年も県内の回答のあった事業所を独自で集計・

分析を行い、その概要をとりまとめました。

特  集

1.調査対象年月日

   

平成18年7月1日

2.調査対象事業所

  

 

800事業所

   (製造業:440、非製造業360)

3.回答事業所数

  

 

376事業所

   (製造業:162、非製造業214)

4.回答率 47・0%

Ⅰ 

経営について

⑴経営状況

 

厳しい経営環境の中で、県内の中

小企業の経営状況を見ると、「悪い」

(46・3%)が最も多く、「良い」

(11・0%)は昨年とほぼ横ばい、「変

わらない」(42・8%)は昨年度と比

較すると6・4ポイント減少してい

る。(図1)

⑵主要事業の今後の方針

 

主要事業の今後の方針は、「現状

維持」(66・9%)が最も多く、「強

化拡大」(25・1%)は全体の4分の

1を超えている。(図2)

⑶経営上のあい路

 

現在、中小企業者が直面している

経営上のあい路は、「販売不振・受

注の減少」(53・5%)が最も多く6

年連続で1位となっている。次に「同

業他社との競争激化」(40・1%)、「人

材不足(質の不足)」(30・6%)と

続いている。(図3)

⑷経営上の強み

 

自社の経営上の強みは、「顧客へ

の納品・サービスの速さ」(31・7%)

が最も多く、次に「商品・サービス

の質の高さ」(24・7%)、「製品の品

質・精度の高さ」(21・2%)と続い

ている。(図4)

経営上のあい路 53.5

40.1

30.6 29.8

18.0 13.2 12.6 11.6 11.3

8.6 7.5 4.3 4.0 3.2 1.1 0.8

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

販売不振・受注の減少

同業他社との

競争激化

人材不足(質の不足)

原材料・仕入品の高騰

製品価格(販売価格)

の下落

金融・資金繰り難

納期・単価等の

取引条件の厳しさ

人件費の増大

労働力不足

(量の不足)

製品開発力・

販売力の不足

後継者難

環境規制の強化

大企業等の進出

安価な輸入品の増大

情報化の遅れ

取引先の海外

シフトによる影響

経 営 状 況

6.5 5.2 5.8 4.6

11.2 11.2 11.0

40.333.0 31.5

34.7 39.6

49.2

42.8

53.2

61.8 62.7 60.7

49.2

39.6

0

25

50

75

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18(年)

(%)

良い 変わらない 悪い

46.3

経営上の強み 31.7

24.7

21.2 21.0

16.4 15.6 13.4 13.2 12.4 11.6 11.3 10.8

8.1 7.0

3.2

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

顧客への納品・

サービスの速さ

商品・サービスの

質の高さ

製品の品質・

精度の高さ

製品・サービスの

独自性

組織の機動力・

柔軟性

生産技術・

生産管理能力

技術・製品の開発力

工場・店舗の

立地条件の良さ

製品・サービスの

企画力・提案力

財務体質の強さ・

資金調達力

優秀な仕入先・

外注先

営業力・

マーケティング力

企業・製品の

ブランド力

製品(商品)・サー

ビスの価格競争力

情報の収集・

分析力

主要事業の今後の方針

18.1 14.4

16.6 15.8 20.1

23.3 25.1

69.4 71.9 71.8 74.4

71.9 68.2 65.9

10.3 10.3 10.7 8.7 7.5 8.5 8.7 2.2 3.3 0.9 1.1 0.4 0.0 0.3

0

20

40

60

80

H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 (年)

(%)

強化拡大 現状維持 縮小・廃止 その他

(図1)

(図2)

(図3)

(図4)

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4山口県の中小企業

⑴団塊世代の退職が及ぼす影響

 

団塊世代を正社員として雇用して

いる事業所に対し、「団塊世代の退

職は経営にどのような影響を及ぼす

か」を聞いたところ、「影響はない」

Ⅳ 

来るべき団塊世代の退職が

経営に与える影響について

ここでの「団塊世代」とは、1947

年(昭和22年)〜1951年(昭和26年)

に生まれた、55〜59歳までの世代とし

ます。

Ⅱ 

パートタイム労働者の

雇用状況等について

⑴パートタイム労働者を活用する理由

 

パートタイム労働者を活用する理

由は、「人件費が割安なため(労務

コストの効率化)」(39・6%)が最

も多く、次に「一時的な繁忙に対応

するため」(29・7%)、「仕事の内容

が簡単・単純なため」(29・7%)と

続いている。(図5

1)

※ 「パートタイム労働者」とは、1日の

所定労働時間が一般労働者より短い者、

または1日の所定労働時間は同じでも

1週の所定労働日数が少ない者です。

65歳までの高年齢者雇用確保措置

への対応状況

 

高年齢者雇用確保措置への対応状

況を聞いたところ、「継続雇用制度

を導入した」(45・3%)が最も多く、

Ⅲ 

高年齢者の継続雇

用について

次に「62歳以上の定年に引上げた」

(13・4%)、「定年の定めを廃止した」

(6・7%)となっている。「対応し

ていない」と回答した事業所は34・

6%となっている。(図6

1)

⑵継続雇用制度の導入に当たっての課題

 「継続雇用を導入した」と回答し

た事業所に対し、「継続雇用制度の

導入に当たっての課題」を聞いたと

ころ、「賃金体系や水準の見直し」

(62・5%)が最も多く、次に「業務

や作業内容の見直し」(23・1%)、「特

に課題となることはなかった」(22・

5%)と続いている。(図6

2)

パートタイム労働者を活用する理由 39.6

29.7 29.7

25.3

18.7 16.5 15.4

12.1 11.5 9.3

5.5 2.7

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

人件費が割安なため

(労務コストの効率化)

一時的な繁忙に

対応するため

仕事の内容が

簡単・単純なため

1日の忙しい時間帯

に対応するため

仕事量が減ったとき

雇用調整が容易なため

経験・知識・技能が

ある人を採用したいため

定年社員の再雇用・

継続雇用のため

業務が増加したため

人が集めやすいため

正社員を減らすため

その他

新規学卒等

一般正社員の採用が

困難なため

⑵パートタイム労働者の処遇について

 

パートタイム労働者の処遇として

行っていることは、「特別な処遇は

していない」(39・7%)が最も多く、

次に「基本給を引上げる」(38・0%)、

「賞与を支給、または引上げる」

(30・7%)と続いている。(図5

2)

パートタイム労働者の処遇

38.0

30.7

12.3 8.9

6.7 4.5

1.1

39.7

0.0

5.0

10.0

15.0

20.0

25.0

30.0

35.0

40.0

45.0

基本給を引上げる

賞与を支給、

または引上げる

手当(退職金を除く)

を支給、または引上げる

正社員に転換する

グループリーダー等

責任ある地位に登用する

退職金を支給する

その他

特別な処遇はしていない

65歳までの高齢年齢者確保措置への対応 62歳以上の定年に引上げた 13.4

継続雇用制度を 導入した 45.3定年の定めを廃止した

6.7

対応していない 34.6

継続雇用制度の導入に当たっての課題 62.5

23.1 20.6 19.4

11.3 8.1

3.8 0.6 0.6

22.5

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

賃金体系や

水準の見直し

業務や作業内容の

見直し

役職や人事制度の

見直し

勤務体系や

勤務時間の見直し

心身の健康管理の

充実

若年者の雇用・

採用の手控え

以前の部下や若手と

の人間関係

段差解消等

職場環境の見直し

その他

特に課題と

なることはなかった

(図5-1)

(図5-2)

(図6-1)

(図6-2)

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5 山口県の中小企業

(46・0%)が最も多く、次に「マイ

ナスの影響が強い」(34・3%)、「プ

ラスの影響が強い」(5・0%)、「わ

からない」(14・6%)と続いている。

⑵団塊世代の退職の及ぼすプラスの影響

 「プラスの影響が強い」と回答し

た事業所に対し、「どのようなプラ

スの影響があるか」を聞いたところ、

「人件費の削減」(83・3%)が最も

多く、「企業内の活性化」(41・7%)、

「過剰労働力の解消」(41・7%)と

続いている。(図7

1)

団塊世代の退職の及ぼすマイナス

の影響

 「マイナスの影響が強い」と回答

した事業所に対し、「どのようなマ

イナスの影響があるか」を聞いたと

ころ、「技術水準の低下」(50・0%)

が最も多く、「技能の継承手段の喪

失」(47・6%)、「労働力の不足」

(47・6%)、「ノウハウの喪失」(35・

4%)、「退職一時金等の負担」(28・

0%)と続いている。(図7

2)

⑷団塊世代の退職への対策

 

団塊世代の退職への対策は、「延

長雇用した高年齢者の活用」(60・

0%)が最も多く、次に、「人材育成・

能力開発の推進」(29・8%)、「中途

採用の拡大」(28・4%)と続いてい

る。(図7

3)

Ⅴ 

新規学卒者の採用

について

 

平成19年3月学卒者の採用計画に

ついて、「ある」(18・2%)とする

事業所は前年度と比較して6・5ポ

イント増加している。逆に「ない」

(65・0%)とする事業所は前年度と

比較して4・8ポイント減少してお

り、明るい材料となっている。(図8)

Ⅵ 

賃金改定について

 

平成18年1月1日から7月1日

(調査時点)までの賃金の改定状況

を見ると、賃金を「引上げた」(31・

団塊世代の退職の及ぼすマイナスの影響

0.0

7.3

15.9

19.5

28.0

35.4

47.6

47.6

50.0

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0

その他

企業内活力の低下

対外的な信用力の低下

人脈の喪失

退職一時金等の負担

ノウハウの喪失

労働力の不足

技能の継承手段の喪失

技術水準の低下

団塊世代の退職の及ぼすプラスの影響

0.0

0.0

0.0

41.7

41.7

83.3

0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 80.0 90.0

その他

新技術導入が可能

昇進遅滞の解消

過剰労働力の解消

企業内の活性化

人件費の削減

15.8

団塊世代の退職への対策

60.0

29.8 28.4

10.77.4

3.30.0

21.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

延長雇用し

た高年齢者の活用

人材育成・能力

開発の推進

中途採用の拡大

新卒採用の拡大

パートタイム

労働者採用

による業務の代替

機械化、

IT化の推進

派遣採用による

業務の代替

その他

特になし

1%)事業所は前年度(30・6%)

と比較して0・5ポイント増加して

いる。また、「引下げた」(2・4%)

事業所は前年度(2・0%)と比較

して0・4ポイント増加している。

(図9)

賃金改定実施状況

23.7 24.9

23.2

30.6 31.1

6.3 5.4 4.6 2.0 2.4

0.7 3.1 4.0 2.2

5.1 1.2

1.3 1.8 0.8 1.1

56.7 50.3

41.8 39.0

35.4

11.5 14.8

24.6 25.4 24.9

0

20

40

60

H14 H15 H16 H17 H18

引上げた 引下げた 7月以降引 下げる予定

7月以降引 下げる予定

今年は 実施しない 未定

採用計画の推移

18.2

11.7

11.0

8.9

8.6

12.3

16.5

18.2

11.7

11.0

8.9

8.6

12.3

16.5

65.0

69.8

73.6

71.1

72.7

70.9

65.9

16.8

18.5

15.4

20.0

18.7

16.9

17.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

H18

H17

H16

H15

H14

H13

H12

ある ない 未定

(図7-1)(図7-2)

(図7-3)

(図8)(図9)

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6山口県の中小企業

今後も米飯給食の増加は避けて通

ることができない。また、少子化

により生徒数が減少し、年々売上

個数は減少しており、組合を取り

巻く状況は非常に厳しくなってき

ている。

県産小麦「ニシノカオリ」

を使ったパンの促進

 

山口県では、県内の身近な農産

物を県内で消費するいわゆる「地

産・地消」の取り組みを進めてお

り、本組合も積極的に取り組んで

いる。

 

現在、パンは外国産の小麦粉を

主に使用されているが、本組合で

 

本組合の歴史は古く、昭和39年

に県下にあった山口県パン協同組

合、山口県学校給食パン協同組合、

山口県パン商工協同組合の3組合

が一本化し、その後、組織変更を

経て現在に至っている。

 

主としてパン食需要拡大のため

の宣伝普及、製パン技術向上のた

めの講習並びに研究指導、学校給

食における児童・生徒の嗜好に応

じたパンの研究並びに米飯給食の

開発研究と促進等を行っている。

 

特に学校給食については、山口

県では現在、パン給食が週2・6

回、米飯給食が2・4回となんと

かパン給食の方が上回っているが、

は「農林61号」を基に改良された

県産小麦「ニシノカオリ」(山口

県で3年前から栽培が進んでいる

パン用小麦の品種)を100%原

料に使用したパンの作り方を組合

で研究し、今では食感、食味とも

高い評価が得られるようになって

きた。

県産米を使った米粉パンの

取り組み

 

去る9月9日、本会事業の組合

等活性化支援事業を実施し、県産

米「ヒノヒカリ」を主原料に使用

し、小麦粉を一切使用しない米粉

パンの製造に関する研修会を開催

した。

 

米粉パンの取り組みは、地産・

地消とあわせて米の消費拡大も目

的としており、研修会では配合や

食の安全や安心して美味しく食べて頂くために

〝誠心誠意〞をモットーに

組合概要

組合名 

山口県パン工業協同組合

理事長 岩 

本 

秀 

住 所 山陽小野田市大字

鴨ノ庄93

 

☎  0836

73

1043

出資金 33万円

組合員数 

33名

工程を変えて数種の米粉パンを作

り、参加した組合員はプロの厳し

い目で評価を行い、甘くてモチモ

チした食感を確認していた。

〝山口県のパン〞作りに力を!

 

今後は地産・地消をさらに促進

させていくために県産小麦「ニシ

ノカオリ」に県内産のリンゴ、み

かん、栗等を混ぜて「山口県のパ

ン」作りに力を入れていき、食の

安全や安心して美味しく食べて頂

くために〝誠心誠意〞をモットー

に力を入れていきたいとのこと。

 

なお、平成18年8月4日、東京

にて全パン連50周年記念式典が開

催され、記念行事として「ギネス

に挑戦! 

長さ60mのホットドッ

グ」が行われ、本組合から10名が

参加して見事世界記録(申請中)

を達成した。

山口県パン工業協同組合

研修会風景

会員紹介

米粉パン

岩本理事長(右)と濱崎職員

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7 山口県の中小企業

三重シックハウス対策協同組合http://www.miesickhouse.com

 

全国的に前例のない「総合的

シックハウス対策」を組合事業

として手掛ける。組合設立から

1年強にもかかわらずその社会

性の高さから数々のマスコミで

パブリシティとして登場。

背景と目的

 

医学的立場以外から、シック

ハウス症候群に関する専門性を

持ち、ソフトとハードを含めた

総合的な観点から症状の緩和や

罹患の防止を行える組織等がな

かったことから、専門的な知識

と技術を活かして、シックハウ

ス症候群の罹患者の症状の緩和

と今以上の増加防止を目的に事

業を行っている。

事業・活動の内容

 

事業内容は、①講演会・シン

ポジウムの開催、②住宅関連建

材メーカーと共同でのシックハ

ウス対策全般の研究、③新築及

び既存建築物に対する室内空気

の測定とその周辺環境の調査及

びそれらの分析、④揮発性有機

化合物(VOC)を軽減するた

めの建材及び機器の販売、⑤シッ

クハウス症候群への罹患を予防

するための新築物件の施工・販

売又は事前対策工事、⑥シック

ハウス症候群を発症した原因物

件に対する対策工事に加えて、

一般消費者からの無料相談を随

時受けている。

成果

 

シックハウス対策について、

協同組合として全国に先駆けて

取り組んだことにより、シック

ハウス症候群で現に悩んでいる

人の症状改善、シックハウス症

候群について誤った知識を持つ

者への啓発など1次目標を達成

した。

全国初!シックハウス対策専門家に

よる協同組合

組合概要

組合名 

三重シックハウス対策

協同組合

設 立 平成16年6月

住 所 三重県四日市市

尾平町3028

10

 

☎  0593

34

7500

出資金 8、000千円

組合員数 

4名

セパレーター協同組合 

鉄スクラップとして廃棄物管

理の一元化が可能となる、オー

ル鉄製の梁金具「梁ポッター」

を開発。梁金具市場で10%(3

60万個)のシェア獲得を目指

す。

背景と目的

 

組合員企業が製造する建設工

事用金属製金物である丸セパ

レーターは、建設工事・土木工

事の減少に伴って、売上が大幅

に落ち込んでいた。この状況を

打開し、組合の健全な運営を図

るためにも、収益性が高く競合

他社メーカー製品との差別化が

図れ、特許の取れる新製品開発

の必要性を感じ始めていた。

事業・活動の内容

 

商品開発カテゴリーはハリ金

具分野とし、コーンを鉄製にす

ることで、廃棄物分別の手間が

省け、環境対応にも順応できる

製品として、他社メーカーとの

差別化を図ることができ、大き

なセールスポイントになることは

間違いないと確信した。その後、

商品スペックを具体的に設計し

ていく段階で、技術的な面で様々

な問題があり、それを一つずつク

リアして行くのに相当の時間と

費用を要した。

成果

 

平成16年2月の、「梁ポッ

ター」の本格的発売以来250

万個の販売実績を誇り、ハリ金

具市場で10%(360万個)の

シェア確保という目標に向けて、

平成16年度実績で、140万個

販売し、約4割弱の達成率とな

る。最終のユーザーへの販売総

額では約1億2、000万円程

度と推測される。

オール鉄製梁金具の開発で

廃棄物管理に対応

組合概要

組合名 

セパレーター協同組合

設 立 昭和60年10月

住 所 

大阪市中央区本町橋

-

23 

第7松屋

ビル1235号室

 

☎  06

6942

7305

出資金 5、900千円

組合員数 

22名

全国先進組合事例

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8山口県の中小企業

組合等ニュース

にぎわい創出連携イベント

Curry★1グランプリ

アルペンホルンに挑戦

ホルンフェスティバル

 

去る8月27日、JR列車でサイク

リング「第2回サイクリング列車」

(山口県サイクリング協会及び山口

県自転車軽自動車商協同組合主催)

が行われ、77名が参加した。

 

JR徳山、防府、新山口、宇部、

小野田駅より自分の自転車をのせ、

城下町長府の史跡を訪ねるサイクリ

ング列車の旅。

 

長府から唐戸の往復20㎞完走した

小学生は、「いつもより長い距離だっ

たが、みんなで走ると楽しい!」と

笑顔で話した。

 

去る8月27日、阿東町徳佐「船方

農場」において、14回目を迎えるホ

ルンフェスティバル(みどりの風協

同組合主催)が開催された。

 

当日は、徳佐高校吹奏楽部の生徒

によるホルン・吹奏楽の演奏や乳搾

り、アルペンホルンに挑戦(アルペ

ンホルンに挑戦への参加者は、参加

賞に船方農場ヨーグルトプレゼン

ト)、ぶどう・野菜重量あてクイズ

が行われ、多くの家族連れは大いに

賑わい、大自然を満喫していた。

(表紙写真)

 

去る9月3日、防府市「天神町銀

座商店街」において、にぎわい創出

連携イベント「Curry★1グラ

ンプリ」が開催された。

 

カレーは、梅(防府青年会議所)、

鱧(レオクラブ)、イチジク・松の

実(防府商工会議所青年部)の3種

類で競い合い、防府商工会議所青年

部のイチジク・松の実が防府最強カ

レーグランプリを受賞した。

 

参加者は「コクのあるカレーが美

味しかった。辛くて熱かったけれど、

夏はカレーにかぎる!」と笑顔で

語った。

 

去る9月15日、下松陸上運送業協

同組合(田中博理事長、組合員9名)

は安全パトロールを実施した。

 

昭和44年より毎月1回実施してお

り、安全パトロール員3名が山口県

トラック協会の会員を訪問し、車両

整備の点検などを行った。

 

当組合は〝全国安全輸送〞をモッ

トーに、ドライバー安全教育や事故

防止、飲酒運転の撲滅などの安全へ

の呼びかけ及び取り組みを行い、よ

りよい輸送サービスの提供に努めて

いる。

安全パトロール実施中

自転車でそのまま電車の中へ

 サイクリング列車の旅

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9 山口県の中小企業

 

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10山口県の中小企業

景況動向

食料品

○暑さが厳しい分「冷菓」は良く動

いたが、反動で土産品の販売がふ

るわなかった。盆休みの日曜日も

昨年に比べると滞在日数が短い分

売上減となった。

(菓子製造業)

○お盆期間は好天に恵まれ対前年+

4・5%の大商い。特に「瀬つき

アジ」や「ケンサキイカ」などの

主力商品の入荷が好調で、全国T

V放送等での認知度アップもプラ

スに動き、売上の伸びに大きく貢

献している。 (食料品製造業)

繊維・同製品

○残暑が厳しいため、秋物の生産数

が少なく、受注量が昨年より減少

している。 (繊維・同製品製造業)

窯業・土石製品

○少子化の影響により、少しずつ売

上減。

(石工品製造業)

一般機器

○設備投資関連はどの分野も依然と

して好調である。即戦力の人材が

不足している。

(一般産業用機械・装置製造業)

輸送機器

○設備操業度に回復、上昇の兆しが

見られるようになったが、原価低

減が厳しく、収益状況は低迷が続

き、作業量はやっと上昇カーブに

乗ってきた。

(鉄道車輌・同部品製造業)

その他の製造業

○官工事の受注を受けた店は増加し

ている。全体的に、需要が落ちて

いるので、対策を進めている。

(畳製造業)

月次景況調査結果平成18年8月期

全国山口

-80

-70

-60

-50

-40

-30

-20

-10

0

㈪H17.9 10 11 12 H18.1 2 3 4 5 6 7 8

(DI)

-30.8-29.8

■業界の景況-業種別-■ ■業界の景況の推移-全国平均との比較-■業   種 景況(DI値)

食 料 品 1

繊 維・ 同 製 品 2

木 材・ 木 製 品 1

印   刷 1

窯 業・ 土 石 製 品 1

鉄 鋼 ・ 金 属 5

一 般 機 器 5

輸 送 機 器 5

そ の 他 の 製 造 業 3

非製造業

卸 売 業 2

小 売 業 1

商 店 街 1

サ ー ビ ス 業 2

建 設 業 2

運 輸 業 1

※DI値(前年同月比)=[(増加・好転組合数-減少・悪化組合数)/調査対象組合]╳100(上表、グラフについては、情報連絡員60名の他に、中央会が聞き取り等で集めた20組合のデータが加算されています。)

30以上5  10以上30未満4 -10以上10未満3-30以上-10未満2  -30未満1

 

情報連絡員とは、山口県内

の組合の中から地区、業種を

代表する組合の役職員60名を

情報連絡員に委嘱する制度です。

情報連絡員から毎月、業界の

景気動向に関する情報を収集、

分析して、行政面に反映させ

るとともに、各関係機関に情

報提供しています。

 

また、中央会(http://w

ww.

axis.or.jp/chuokai/

)のホー

ムページで掲載しております

のでご活用ください。

【情報連絡員報告】

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11 山口県の中小企業

卸売業

○国内メーカーによっては、マシン

を止めた工場もあって、在庫もま

ずまずで、低価格安定。輸出価格

も先月並み。

(防府市)

○インターネットでの販売は上昇の

傾向にあるが、卸そのものの売上

は減少している。 (柳井市)

○全般的に消費回復で売上げは改善

しつつあるが、金利政策解除に伴

う金利引上げ(9月より)や原油

高の影響で今後はやや低迷(売上

げ、収益とも)懸念される。

(周南市)

○長引く不況の中で雇用の縮小によ

り、仕事の簡素化に着手する一方

で、事業収益の方は期待通りに見

込めず困惑している。

(防府市)

○原油の高騰が依然として続いてお

り、配送車輌等の燃料費のコスト

削減に苦慮している。

(下関市)

小売業

○エアコン関係におけるメーカー各

社のまとめでは、天候不順で前年

割れで終わった。

(山口市)

○個人消費の動向は依然として上向

かない。県外での消費が増加して

いるのではないかと推測。(山口市)

○お盆時期の集客が良く、飲食店は

前年を超えているが、物販店は、

前年の貴金属店閉店セール等特殊

要因で前年を下回っている。

(下関市)

○空店舗対策にて1階テナントが今

月26日店舗増加したが、売上減少

傾向が続いている。

(長門市)

サービス業

○国民文化祭への協力で、組合員一

同頑張っている。(理容・美容業)

○インターネットによる予約件数が

増加。

(旅館業)

建設業

○県内物件の見積の引き合いは大幅

に増加している。ただし、他県と

の競合は厳しい。

(鉄骨工事業)

○山陽側の中小企業の工場増設もあ

り。 (岩国市)

運輸業

○景気浮上中の一般企業の波にのり

輸送量も2%強伸びたのに収益は

1・3%の減。8月は盆休みにも

かかわらず輸出、国内向け鉄鋼素

材好調。

(下松市)

○タクシーチケットの取扱いは、前

年比△2・0%。前月ほどではな

いが、取扱いは減少し続けている。

(周南市)

業界の現状について教えてください。

 

近年の繊維加工業界は、日本の

モノ作り「メイド・イン・ジャパ

ン」を見直す傾向にあります。景

気は上向き傾向で、業界の雰囲気

はとても良くなってきています。

しかし、消費マーケットの不振や

天候不順により春物は打撃を受け、

メーカーも季節変動が読めない状

態です。

最近、熱中していることは何ですか?

 

熱中しているというよりも私の

夢は、山口をミラノ(イタリア)

のようなオシャレでクリエーショ

ン(創造)溢れる街にしたいです

ね。

組合で力を入れていることは何で

すか?

 

山口発信の服飾文化振興活動を

展開しています。各種講習会や永

年勤続者の表彰、「メイド・イン・

ジャパン」を旗印としたファッ

ションデザインコンテスト、山口

発プロジェクトブランドの開発・

育成に取り組んでいます。

最後に組合としてPRしたいこと

があればどうぞ!

 

第21回国民文化祭・やまぐち2

006と連携して、デザイナーの

登竜門である第7回ジャパン

ファッションデザインコンテスト

をよりパワーアップして、11月12

日に山口市にて開催します。

 

服飾文化の振興を図る「メイド・

イン・ジャパン」の活動が〝維新

の地山口〞にとどまることなく、

全国へ、さらに世界へと拡がるよ

う願っています。

岡部連絡員(山口県繊維加工協同組合 専務理事)http://www.axis.or.jp/~ysk/

情報連絡員の

業界の

声!

ジャパンファッションデザインコンテスト

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12山口県の中小企業

産 業賃   金 労 働 時 間 数 及 び 雇 用 労 働 異 動

現金給与総  額

所 定 内給  与 出勤日数 総実労働

時  間所 定 内労働時間

所 定 外労働時間

月末常用労働者数

パートタイム労働者比率 入職率 離職率

円 円 日 時間 時間 時間 人 % % %

調 査 産 業 計 391,158 240,585 20.2 155.1 144.6 10.5 445,409 20.9 1.76 1.53

建 設 業 417,162 284,900 21.0 166.5 157.5 9.0 38,813 6.0 1.25 0.25

製 造 業 493,977 249,948 20.7 169.1 152.3 16.8 96,612 10.8 1.55 1.66

電気・ガス・熱供給・水道業 504,819 340,935 18.9 153.1 144.6 8.5 3,973 2.0 0.00 0.70

情 報 通 信 業 752,743 420,570 20.4 176.1 153.1 23.0 4,507 4.0 0.77 1.08

運 輸 業 397,299 239,803 21.4 184.8 158.6 26.2 30,880 3.9 0.81 0.40

卸 売 ・ 小 売 業 329,545 192,363 20.8 141.6 136.3 4.8 84,605 43.1 2.14 1.61

金 融 ・ 保 険 業 358,060 298,285 19.5 156.5 148.3 8.2 10,943 5.9 4.24 2.43

事業所規模5人以上

毎月勤労統計地方調査結果 平成18年7月-山口県統計分析課

〔物的担保に依存しない融資を受けたい〕

施策シリーズ⑤

売掛債権担保融資保証制度物的担保に依存せず、中小企業の皆様の資金調達の途を開きます。

対象となる方 中小企業者(個人又は法人・組合等で事業を営まれる方)で、一部の業種(農業、林業、漁業、金融・保険業等)を除きほとんどの業種の方が対象となります。(通常の信用保証制度の利用者の範囲と同じです。)支 援 内 容 中小企業者が保有している売掛債権(売掛金債権、割賦販売代金債権、運送料債権、診療報酬債権、工事請負代金債権など)を担保として金融機関が融資を行う際、信用保証協会が債務保証を行う制度です。 借入れは、商品の納入や役務の提供が完了した後(既に売掛債権が発生している状態)のほか、一定の範囲内で契約が成立した段階からもできるようになっています。■保証限度額・保証割合 保証限度額:1億円            保 証 割 合:90%            (金融機関からの借入限度額は1億1,100万円)■保証料率 年率0.85%■担保条件

 ・申込人の有する売掛債権のみを担保とします。法人代表者以外の保証人は徴求しません。

  (金融機関がリスク負担する10%部分は、これとは別扱いとなりますので、金融機関にお問い合せ下さい)

 ・売掛債権の譲渡は、第三者に対抗できるようにするため、①債権譲渡登記制度に基づく登記、②売掛先への通知、③売掛先の承諾のいずれかが必要です。■保証期間  根保証方式:1年間       個別保証方式:1年以内

■お問い合わせ  山口県信用保証協会  ☎083‒921‒3090

http://www.yamaguchi-cgc.or.jp

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13 山口県の中小企業

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申込み・お問い合わせ 山口県中小企業団体中央会  企画課(担当:小倉) ☎083-922-2606

願書受付は10月13日㈮まで平成18年度中小企業組合検定試験のご案内!

 平成18年事業所・企業統計調査を10月1日現在で行います。全国すべての事業所を漏れなく把握して調査することにより我が国の産業構造や事業活動の実態を明らかにします。 調査へのご協力をお願いします。

10月1日㈰は、平成18年 事業所・企業統計調査です調査へのご協力をお願いします

 中小企業事業主に対する雇用保険事業の制度の周知・活用促進を図るために、下記により無料相談室を開設します。 専門家(社会保険労務士)が皆様方のご相談にお応えします。 ぜひこの機会にご利用下さい。日 時 平成18年10月20日㈮ 10:00~15:00場 所 山口市「山口公共職業安定所 会議室」 ☎083‒922‒0043相談内容 ◆ 失業予防・雇用機会の増大等、雇用の

安定を図る事業の助成・援助関係◇ 職業能力開発向上を図る事業の助成・援助関係◆ 労働者の雇用のための福祉の増進を図る事業の助成・援助関係◇ 高年齢雇用継続・育児休業・介護休業給付関係

お問い合わせ 山口県社会保険労務士会 ☎083‒923‒1720

事業主の皆さんご存じですか無料相談室開設のお知らせ

Q  検定試験の概要について教えて下さい。

A 検定試験の概要については次のとおりです。①試験科目  「組合制度」「組合運営」「組合会計」

の3科目②試 験 日 平成18年12月3日㈰③試 験 地 山口市湯田温泉      「翠山荘 ガーデニアの間」④受 験 料 5,000円      (一部科目免除者は3,000円)⑤受験申込  必要書類に受験料を添えて本会宛

にお申し込み下さい。⑥合格発表 平成19年3月1日㈭

お問い合わせ 山口県総合政策局統計分析課人口統計班  ☎083‒933‒2650

皆さんの個人情報

の保護を、徹底し

ています。

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 ビルクリーニン

グ技能士の資格保

有者である村上さ

んと学業と両立し

ている吉本さん。

 「最近はバス釣

りやヨガにはまっ

ています。(村上

さん)」「事務局で

は笑顔を大切にし

ています。(吉本

さん)」とのこと。

 組合のPRをお

願いしたところ、

「平成17年4月に美祢市の指定管理者の指定を受け、勤労者

福祉センターの管理運営を行っています。長年培ってきた経

験や知識を地域社会に活かす場を提供し、地域社会に良質な

労働サービスの提供を行っています。」と笑顔で応えてくれ

ました。

編集・発行山口県中小企業団体中央会

〒753-0074 山口市中央4丁目5番16号 山口県商工会館6階☎ 083-922-2606  Fax 083-925-1860

E-mail [email protected]://www.axis.or.jp/

印刷製本 株式会社 桜プリント社

企業組合美祢市中高年雇用福祉事業団村上 静恵さん  吉本 幸子さん

200610.1