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2006年1月(東証1部、JASDAQ: 6727)

株式会社ワコム事業紹介

2Copyright © 2006 Wacom Co., Ltd. All Rights Reserved

内容

会社概要

業績

テクノロジーと製品ライン

当社の強み

中期計画と成長戦略


株式会社ワコム本社所在地埼玉県北埼玉郡大利根町豊野台2-510-1設立年月日 1983年7月12日資本金 34億5,669万円（2005年12月末現在）代表者山田正彦年商 17,651百万円（連結、2005年3月期）従業員 454名（連結）、291名（単体）株式市場東証第一部、JASDAQ （ｺｰﾄﾞ 6727)事業内容電子機器事業コンピュータ入力機器の開発・製造・販売

ECS事業CAD/PDMシステムの開発・製造・販売

事業所等国内：東京、名古屋、大阪、福岡海外：アメリカ、ドイツ、中国、イギリス、

韓国、オーストラリア


ワコムのめざすもの

ビジョン

ワコムは、人とテクノロジーの調和ある発展を追求し、より豊かで創造的な暮らしを実現します。

ミッション

ワコムは、自然で直感的なユーザーインターフェイス技術で、世界に貢献するグローバルリーダーをめざします。その実現のために、私達は「ワコムが大切にする価値観」に基づき行動します。


ワコムの特徴

ペンタブレット=コンピュータで絵を描く、字を書くための「電子の筆」

ワコムはペンタブレット市場を創造してきた企業

タブレット＝「描く＋書く」


1983年株式会社ワコム、設立1987年世界初のコードレス・グラフィックス･タブレットSDシリーズ発表1988年ドイツ（WEG)現地法人設立1990年ディズニーに採用、「美女と野獣」制作に利用1991年米国（WTC)現地法人設立1996年クリントン大統領ワコム電子ペンで通信改革法に署名1998年プロ向けグラフィックス・タブレットIntuosシリーズ発売

科学技術庁長官賞受賞

1999年一般ユーザ向けグラフィックス・タブレットFAVOシリーズ発売2000年中国(WCC)現地法人設立2001年液晶一体型タブレットCintiqシリーズ発売2003年ジャスダック(JASDAQ)市場へ上場

タブレットPC向けコンポーネント供給開始2004年韓国（WDS)現地法人設立2005年オーストラリア（WAU）現地法人設立

東京証券取引所市場第一部へ上場

ワコムのあゆみ


0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

'01 '02 '03 '04 '05 '06

EHI事業

ECS事業

電子機器事業

16,515

15,037

12,32513,158

23.000

17,651

(19期） (20期） (21期） (22期)(18期） (23期予想)

連結売上高推移（単位：百万円）


909 907

259402

515

114

1,0351,031

503

1,702 1,671

589

1,841 1,852

944

2,640

1,530

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

'01 '02 '03 '04 '05 '06

営業利益経常利益当期純利益

(19期） (20期） (21期） (22期)(18期） (23期予想)

連結利益推移（単位：百万円）


6.9%

10.4%10.3%

6.9%

3.3%

15.2%

10.6%11.1%

2.5%

6.1%

7.0%

2.2%1.0%

4.7%4.3%

0.0%

2.0%

4.0%

6.0%

8.0%

10.0%

12.0%

14.0%

16.0%

第18期第19期第20期第21期第22期

OPM（営業利益率） ROE（株主資本利益率）ROA（総資産利益率）

OPM, ROE&ROAの推移（連結）


第23期3Q連結損益計算書

（単位：百万円）

128.6%8771,558682当期純利益

91.8%1,1792,4631,284経常利益

13.7%9.8%営業利益率

97.5%1,2122,4561,244営業利益

48.7%51.2%売上総利益率

34.7%2,2568,7516,495売上総利益

41.4%5,25917,95612,697売上高

増減率増減額2005年4-12月

2004年4-12月

対前年同期比較第23期3Q第22期3Q


12,060

62215

17,311

646

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

2005年3月期3Q 2006年3月期3Q

電子機器 ECS EHI

95.0%

4.9%

96.4%

3.6%

（単位：百万円）増減率

3.8%

43.5%

12,697

17,95641.4%

連結売上高比較

EHI事業は2006年3月期より電子機器事業に統合されております。

0.1%


連結利益比較


1,244 1,284

682

2,456 2,463

1558

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

3,000

2005年3月期３Q 2006年3月期３Q

営業利益経常利益当期純利益


電子機器製品ライン別売上高

4,415

3,043

2,233

2,370

5,482

4,659

3,031

4,138

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

2005年3月期3Q 2006年3月期3Q

プロフェッショナルコンシューマ

液晶一体型コンポーネント

36.6%

25.2%

18.5%

23.9%

31.7%

26.9%

17.5%19.7%


12,060

17,31143.5% 増減率

74.6%

35.8%

53.1%

24.2%


電子機器製品ライン別売上高推移

0

1,000

2,000

3,000

4,000

5,000

6,000

7,000

'03/4-6 '03/7ー9 '03/10-12

'04/1-3 '04/4-6 '04/7ー9 '04/10-12

'05/1-3 '05/4-6 '05/7-9 '05/10-12

プロフェッショナルコンシューマ液晶一体型コンポーネント


3,356 3,6494,344 4,134

3,669 3,881

4,510 4,673 4,900

5,561

6,850


2,370

3,774

3,176

2,447

292

4,138

3,865

4,808

3,638

861

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

14,000

16,000

18,000

2005年3月期3Q 2006年3月期3Q

コンポーネント日本米国欧州アジア・オセアニア

31.3%

26.3%

20.3%

5.0%

22.3%

27.8%

21.0%

2.4%

（単位：百万円）増減率

194.9%

48.7%

51.4%

2.4%

12,060

17,31143.5%

電子機器所在地別売上高

74.6%19.7% 23.9%

(45.5%)

(45.7%)

( )内は現地通貨

ﾍﾞｰｽ増減率


連結・個別損益通期予想



実績当初見通し修正見通し（7/28）修正見通し（11/4)第22期第23期第23期第23期

2005年3月期 2006年3月期 2006年3月期 2006年3月期売上高 13,698 15,000 18,200 3,200 32.9%経常利益 1,252 1,220 1,040 △180 △16.9%当期純利益 849 620 720 100 △15.2%

個別

修正見通し(11/4)-

当初見通し

対前期増減率

実績当初見通し修正見通し（7/28）修正見通し（11/4)第22期第23期第23期第23期

2005年3月期 2006年3月期 2006年3月期 2006年3月期売上高 17,651 19,500 20,600 23,000 3,500 30.3%経常利益 1,852 2,020 2,330 2,640 620 42.6%当期純利益 944 1,110 1,280 1,530 420 62.0%

連結対前期増減率


当初見通し

（注）連結当期純利益については、当第３四半期の業績が好調に推移いたしましたので、11月4日の修正見通しを上回る見込みです。


連結下期予想アップデート


主たる業績予想の前提世界的な原油高や大型ハリケーンなどの景気への影響は限定的米国経済と個人消費は2006年1-3月に若干減速「Intuos3」の販売好調が全世界的に継続、国内販売も回復傾向コンシューマ向け製品の市場拡大が継続液晶一体型タブレットの好調が継続、新製品の市場投入タブレットPC向けペン・センサーコンポーネント出荷が引き続き拡大、機種変更に伴う一部在庫調整を見込む携帯向けペン・センサーコンポーネント出荷は今期は見込まず

実績当初見通し修正見通し（11/4)第22期下期第23期下期第23期下期05/10-06/03 05/10-06/03 05/10-06/03

売上高 9,675 10,700 12,116 1,416 25.2%経常利益 1,211 1,380 1,438 58 18.7%当期純利益 651 760 770 10 18.4%

連結


当初見通し

対前期増減率


ワコムの強み

日本発、世界が認めた独自の技術

ペンタブレットの世界シェアNo.1（当社推定）グローバルな開発体制とマーケット展開

0

10

20

30

40

50

60

70

80

1991

1992

1993

1994

1995

1996

1997

1998

1999

2000

2001

2002

2003

2004

Wacom CalCompSummaSeikoKurtaKYEAiptekGTCOACECAD


コードレス、電池レス筆圧感知能力高い動特性高い耐久性

キーテクノロジー

サイドスイッチ

コントローラ IC

イレーサスイッチ

ドライバー

センサーボード

電磁誘導方式（ＥＭＲ）高速・高精度位置センサー


世界的な特許管理と防衛体制登録済みおよび申請済み特許：487

(As of December 31, 2003)

63（24）224（149）2487(259）合計

45（16）18（ 8）

205（135）19 （14）

2-

313（188)174 （71）

登録済み

申請済み

意匠登録登録商標実用新案特許知的財産権

(2005年9月末現在)

IP戦略

（）内は海外の件数


製品ラインと利用分野

プロフェッショナル・タブレットＩntuos-シリーズ（インテュオス）

コンシューマ･タブレットFAVO-シリーズ（ファーボ）

BizTablet（ビジタブレット）

液晶一体型タブレットCintiq-シリーズ（シンティック）

ペンコンポーネントタブレットPC

携帯電話

ゲーム

電子印鑑 ….


プロフェッショナル・タブレット

=インテュオス


ワコムの技術はエンタテイメント産業を支えています

（例）「スパイダーマン」「タイタニック」などに代表される、CGを多用する世界中の多くの映画の製作現場で、CG製作に活用されています。

「ディズニー」や「スタジオジブリ」などに代表される、世界中のアニメーション映画プロダクションで、描画・色づけ・テクスチャー制作などに活用されています。

「ファイナルファンタジー」などに代表される、ゲームソフトの制作現場で、リアルな画像を制作するために活用されています。

プロフェッショナル・タブレット


コンシューマ・タブレット

FAVO =ファーボ


ホーム・ホビーユーザー


液晶一体型タブレット

=シンティック


工業デザイン


PL-Series

医療システム


ペン・コンポーネント


タブレットPC、携帯電話、PDA


液晶一体型 18.3% コンシューマー 25.8%

プロフェッショナル 36.5%

(2004年4月1日～2005年3月31日）

コンポーネント 19.4%

製品ライン別売上げ構成（22期）


グローバル展開

Wacom Tech. Corp.

Wacom Europe GmbHWacom Co., Ltd.

Wacom Component Europe

TaipeiSingaporeMoscowShanghai

Wacom China Corp.

Wacom Digital Solutions

Wacom Australia Pty. Ltd.


ヨーロッパ 20.2% アメリカ 26.9%

日本 31.2%アジア（中国、韓国）

2.2%

コンポーネント 19.4%

(2004年4月1日～2005年3月31日）

地域別売上構成（22期）


タブレット業界のグローバルスタンダード

世界マーケットシェア

（当社推定 2004）国内マーケットシェア

BUSINESS COMPUTER NEWS 2005

マーケットリーダー

ACECAD2%

KYE2%

WACOM70%

Others12%

Aiptek14%

WACOM96%

Other4%


開発・生産・販売体制

技術開発日本、アメリカ

商品企画各地域のグローバルPMが主導して企画

商品設計ハード基本設計は日本ソフトはアメリカ、ヨーロッパハード量産化設計はEMS設計委託を活用

生産・供給基幹部品は日本でBlack Box化し、集中生産して供給量産品生産はEMS各社を活用（中国、台湾）SCM管理は日本が一括管理

販売各地域のマーケティング・販売組織で販売


グローバル・パートナーシップ

OSベンダーマイクロソフト, アップル, シンビアン, パームソース等

アプリケーションベンダーアドビ, コレル, エーリアスリサーチ, Ulead, 富士通, ソフトプロ等

ディスプレーベンダーTMD, BOE-Hydis, 三星, LG, サンヨーエプソン, 日立等

ステーショナリーベンダーA.T. クロス等


「ヒューマンインターフェイス・ソリューション」に集中し

新しいデジタルペーパー時代のデファクト・スタンダードになる

「ヒューマンインターフェイス・ソリューション」に集中し

新しいデジタルペーパー時代のデファクト・スタンダードになる

基本戦略

WP515：財務目標当社27期（2010年3月期）までに連結売上高：500億円以上

連結営業利益率：15％以上

中期経営計画 -WP515


連結損益計画

(単位：百万円）

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

2005年3月期 2006年3月期 2007年3月期 2008年3月期 2009年3月期 2010年3月期

売上高

粗利

販管費

営業利益


成長戦略 -1タブレットのリーダーシップ強化と成長プロダクト・ブランドリーダーシップ強化AP, BRICs市場拡大と新規利用分野の開拓タブレットユーザーのLCDタブレットへの移行促進

コンポーネントビジネスの拡大タブレットPCのモバイルからデスクトップへの拡大携帯電話・ゲーム・情報家電へのプラットフォーム拡大

グローバルブランド構築とブランド価値の向上グローバル・ブランディングプロジェクトの推進顧客志向の商品マネジメントと顧客価値の向上

新規技術開発と新規ビジネスの開拓新世代ペン技術の開発新UI技術の開発・技術取得ディスプレイ技術との融合新規事業開発（NBD）、M&A


成長戦略 -2SCM機能の強化とグローバル統合グローバル最適地生産の追求（品質、コスト、デリバリー）EMSの活用とQCDプロセス統合戦略的コンポーネントのブラックボックス生産

QA機能の強化とグローバル統合EMSを含んだグローバルQAプロセスの構築組織・リソース強化と人材の育成

グローバル統合推進とグローバルＩＴサポートグローバルな業務改革の推進グローバルITサポートによる生産性と効率の追求業務精度の向上とSOXコンプライアンスの確保

グローバルパートナーシップの拡大OS、アプリケーション、ディスプレイ、ソリューションPenabled Partnership Program (PPP)の推進


所在地別売上高


0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000


ｺﾝﾎﾟｰﾈﾝﾄ日本米国欧州アジア


電子機器製品ポートフォリオモバイル

コンシューマビジネス

CO

MP

ON

ENT

WA

CO

M TA

BLET

デスクトップ


製品ライン別売上高（電子機器のみ）


0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000


プロフェッショナルコンシューマ液晶一体型コンポーネント


製品ライン戦略

先進的デザインツールをプロフェッショナルに

直感的で使いやすい入力機器をコンシューマに

液晶ペンタブレットで業務分野のIT利用拡大高性能なペン技術をモバイル情報機器へ

デジタルペーパー時代のデファクトスタンダードへ

キーテクノロジーの共通化キーテクノロジーの共通化


株式会社ワコム経営企画部 IRグループTEL：03-5309-1525 FAX：03-5309-1503

〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2ハーモニータワー 18階

http://www.wacom.co.jp


本資料の取り扱い上の注意点

本資料に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点における情報に基づき判断したものであり、マクロ経済や当社の関連する業界動向、新たな技術の進展などにより変動することがありえます。従いまして、実際の業績などが本資料に記載されている将来の見通しに関する記述と異なるリスクや不確実性がありますことをご了承ください。

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