2009 巡礼街道パンフ/表面 TAKARAZUKA PILGRIM …...176 176 阪急宝塚線 中山観音...

宝塚 夙川 塚口 神戸 三宮 西宮 北口 石橋 蛍池 池田 豊中 岡町 伊丹 今津 中津 北千里 嵐山 箕面 甲陽園 曽根 服部天神 庄内 三国 天神橋筋 六丁目 淡路 十三 梅田 河原町 川西 能勢口 巡礼街道 神戸線 能勢電鉄 嵐山線 1月1日~3日 ・・・・・・・・・ 1月27・28日 ・・・・・・・ 2月3日 ・・・・・・・・・・・・・・・ 2月3~5日 ・・・・・・・・・・・ 3月19日 ・・・・ ・・・・・・・・・ 4月上旬 ・・・・・・・・・・・・・ 4月第1日曜日 ・・・・・・・ 4月27・28日 ・・・・・・・・ 8月9日 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 10月上旬 ・・・・・・・・・・・・ 10月24日 ・・・・・・・・・・・・ 10月25日 ・・・・・・・・・・・・ 12月27・28日 ・・・・・ 清荒神清澄寺 新年祝祷三宝大祭 中山寺 大般若転読修正会 清荒神清澄寺 初三宝荒神大祭 中山寺 星祭節分会 清荒神清澄寺 荒神星祭 売布神社 祈年祭 山本新池公園(あいあいパーク)宝塚植木まつり 中山寺 無縁経大会式 清荒神清澄寺 春季三宝荒神大祭 中山寺 星下り大会式 山本新池公園(あいあいパーク) 宝塚植木まつり 市杵島姫神社 秋の例祭 松尾神社・天満神社 例祭 清荒神清澄寺 納三宝荒神大祭 平安時代、西国三十三所観音巡礼復興にあたって 花山法皇が創設したと伝えられる道筋です。和歌山の 第一番札所那智青岸渡寺から始まり、岐阜の第三十 三番華厳寺に終着する道程のうち、第二十三番勝尾 寺から第二十四番の中山寺を経て、第二十五番播州 清水寺に至るまでの道筋が宝塚市を通っています。 宝塚中央部を覆う長尾山系に古代から通っていた 道が、社寺の成立や江戸時代以降の巡礼信仰熱の 高まりにともなって拡張・整備されていったものといわれ ており、史跡としても貴重な遺産が山本から清荒神一 帯に多数残っています。 中山寺の荘厳な山門には、旅の無事を祈る巡礼者たちに よって奉納された無数のわらじが結びつけられています。 お願い・注意事項 ●街道は閑静な住宅街と豊かな自然に包まれています。騒音など住民の方々の迷惑に なる行為は慎み、空き缶・吸い殻等のゴミは各自お持ち帰りください。 ●道中には急勾配の坂道も含まれます。自身の体調に気をつけて散策してください。 TAKARAZUKA PILGRIM ROAD GUIDE MAP TAKARAZUKA PILGRIM ROAD GUIDE MAP 中山寺 山門 4月27日に一切万霊の悉皆成仏を祈る法要が、28日には山 伏・伶人の奏楽を先頭に喜代寿女や僧侶が境内を練り歩 き百味(野の幸、山の幸)を御宝前に献供する儀式が執り 行われます。 清荒神清澄寺 春季三宝荒神大祭 18HAD 右手前には宇多天皇より与えられた称号「日本第一清三 寳大荒神王」の石標、山門正面に「蓬莱山」の扁額が掲 げられています。 清荒神清澄寺 山門 8月9日、西国三十三所の観音様すべてが星に乗って中山 寺に集まるとされ、この日にお参りすると、4万6000日参詣し たのと同じご利益があるといわれています。 中山寺 星下り大会式 TAKARAZUKA PILGRIM ROAD EVENT INFORMATION

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Page 1: 2009 巡礼街道パンフ/表面 TAKARAZUKA PILGRIM …...176 176 阪急宝塚線 中山観音 山本 至梅田 至宝塚 売布神社 清荒神 菰池 辻ヶ池 皿池 最 明 寺

宝塚

夙川 塚口神戸三宮

西宮北口

石橋

蛍池

池田

雲雀丘花屋敷

京都線

千里線

阪急宝塚線伊

丹線

甲陽線

今津線

山本

中山観音

売布神社

清荒神

豊中

岡町

伊丹

今津

中津

北千里

嵐山

箕面

甲陽園 曽根

服部天神

庄内

三国

天神橋筋六丁目

淡路十三

梅田

河原町

川西能勢口

巡礼街道

神戸線

能勢電鉄

箕面線

嵐山線

2009 巡礼街道パンフ/表面C●M●Y●K●

◆1月1日~3日 ・・・・・・・・・

◆1月27・28日 ・・・・・・・◆2月3日 ・・・・・・・・・・・・・・・◆2月3~5日 ・・・・・・・・・・・◆3月19日 ・・・・・・・・・・・・・◆4月上旬 ・・・・・・・・・・・・・

◆4月第1日曜日 ・・・・・・・◆4月27・28日 ・・・・・・・・◆8月9日 ・・・・・・・・・・・・・・・・◆10月上旬 ・・・・・・・・・・・・◆10月24日 ・・・・・・・・・・・・◆10月25日 ・・・・・・・・・・・・◆12月27・28日 ・・・・・

清荒神清澄寺 新年祝祷三宝大祭中山寺 大般若転読修正会清荒神清澄寺 初三宝荒神大祭中山寺 星祭節分会清荒神清澄寺 荒神星祭売布神社 祈年祭山本新池公園(あいあいパーク)宝塚植木まつり

中山寺 無縁経大会式清荒神清澄寺 春季三宝荒神大祭中山寺 星下り大会式山本新池公園(あいあいパーク) 宝塚植木まつり市杵島姫神社 秋の例祭松尾神社・天満神社 例祭清荒神清澄寺 納三宝荒神大祭

 平安時代、西国三十三所観音巡礼復興にあたって花山法皇が創設したと伝えられる道筋です。和歌山の第一番札所那智青岸渡寺から始まり、岐阜の第三十三番華厳寺に終着する道程のうち、第二十三番勝尾寺から第二十四番の中山寺を経て、第二十五番播州清水寺に至るまでの道筋が宝塚市を通っています。 宝塚中央部を覆う長尾山系に古代から通っていた道が、社寺の成立や江戸時代以降の巡礼信仰熱の高まりにともなって拡張・整備されていったものといわれており、史跡としても貴重な遺産が山本から清荒神一帯に多数残っています。

中山寺の荘厳な山門には、旅の無事を祈る巡礼者たちによって奉納された無数のわらじが結びつけられています。

お願い・注意事項●街道は閑静な住宅街と豊かな自然に包まれています。騒音など住民の方々の迷惑になる行為は慎み、空き缶・吸い殻等のゴミは各自お持ち帰りください。●道中には急勾配の坂道も含まれます。自身の体調に気をつけて散策してください。

TAKARAZUKA PILGRIM ROAD GUIDE MAPTAKARAZUKA PILGRIM ROAD GUIDE MAP

中山寺 山門

4月27日に一切万霊の悉皆成仏を祈る法要が、28日には山伏・伶人の奏楽を先頭に喜代寿女や僧侶が境内を練り歩き百味(野の幸、山の幸)を御宝前に献供する儀式が執り行われます。

清荒神清澄寺 春季三宝荒神大祭

18HAD

右手前には宇多天皇より与えられた称号「日本第一清三寳大荒神王」の石標、山門正面に「蓬莱山」の扁額が掲げられています。

清荒神清澄寺 山門

8月9日、西国三十三所の観音様すべてが星に乗って中山寺に集まるとされ、この日にお参りすると、4万6000日参詣したのと同じご利益があるといわれています。

中山寺 星下り大会式

TAKARAZUKA PILGRIM ROADEVENT INFORMATION

Page 2: 2009 巡礼街道パンフ/表面 TAKARAZUKA PILGRIM …...176 176 阪急宝塚線 中山観音 山本 至梅田 至宝塚 売布神社 清荒神 菰池 辻ヶ池 皿池 最 明 寺

176

176

阪急宝塚線

中山観音

山本

至梅田

至宝塚

売布神社

清荒神

菰池

辻ヶ池

皿池

最明寺川

中川

天神川

渕池

菱池

沢池

新池勅使川

足洗川

荒神川

中国自動車道

平井1

山本交番南

中筋2

阪急中山観音駅前中山寺西

中筋1

宝教寺

平井北自治会館 大宝寺

八坂神社

小学校

ほこら

小学校佛光山寺

有高稲荷大明神

車止め

キリスト像

道標

道標

八幡神社

あいあいパーク

道標

清荒神参道

商店会

駐車場

山本新池公園

正念寺泉流寺 松尾神社天満神社

行基の投げ石

しだれ桜

山本園芸流通センター

売布神社黙想の家

市杵島姫神社

中山寺

鉄斎美術館

清荒神清澄寺

木接太夫彰徳碑

最明寺滝

願勝寺

休休

WC

WC

WC

休 WC 休 WC( ) ( )

中山寺境内の梅林は花見の名所

02

030405

06

07

08

09

01

山本駅

松尾神社

正念寺

中山寺

売布神社

清荒神清澄寺

清荒神駅

行基の投げ石

最明寺滝

願勝寺の鐘

清荒神自治会館

墓地

カーブミラー

道標

細い道

中川

東の松尾神社と並んでこの土地の産土神で、学問の神様として有名な菅原道真公が祀られています。

約1400年前に創建され、平安時代に編纂された神社一覧「延喜式神名帳」にも名を遺す由緒ある神社です。

織田信長と有岡(伊丹)城主・荒木村重の戦により焼痕を負い、「焼け残りの仏様」と呼ばれた阿弥陀如来像が、修復を受けた姿で安置されています。

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2009 巡礼街道パンフ/中面C●M●Y●K●

閑静な住宅街の中を延びる、現在の巡礼街道。車1台分の幅しかないような狭い路地や、子どもたちが駆けまわる通学路に、由緒ある寺社仏閣が忽然と姿を現します。往時に思いを馳せながら、のどかな街道沿いを歩いてみては。

清荒神駅

清荒神清澄寺

売布神社

正念寺

中山寺

松尾神社

山本駅

安土桃山時代、この地で接木の技術を発明し、植物の品種改良に尽力した坂上頼泰公が豊臣秀吉から「木接太夫」の称号を授けられた功績を称えるべく建立されました。

祭神は武神 坂上田村麻呂公と大山昨命の二神で、代々将軍家に守護弓を献上していました。

所要時間 【総距離:約7.5km/総歩行時間:約2時間】

01

泉流寺のねむり観音泉流寺の観音様は自分が居眠りをしていたせいで寺が観音霊場に選ばれ損ねたことを反省し、眠りについて悩む人々に特にご利益を与えるようになったといわれています。

04

05

海上守護の神である市杵島姫命を祀っています。現在では、市場(商売)・芸能の神として親しまれています。明治4年に中山寺の寺域から移されたそうです。

06

07

寛平8年(896)、宇多天皇の勅願寺として創建された真言三宝宗大本山です。本尊は国の重要文化財・大日如来坐像で、鎮守神として三宝荒神を祀る神仏習合のお寺です。火の神、台所の神として信仰されており、参道の長い坂道は多くのお店が軒を連ねる門前町となって栄えています。

08

02

養老2年(718)、夢で閻魔大王の御告げを受けた大和長谷寺の徳道上人によって創始され、その約270年後に花山法皇の手で再興された我が国最古の観音巡礼です。中山寺は当初は第一番札所とされていましたが、花山法皇の時代に巡礼の道順に従って第二十四番札所となり今日に至っています。

1000年に及ぶ園芸の歴史をもつ山本地域は、坂上頼泰公の接木技術の発明によってその名を不動のものとし、現在も日本三大植木産地の一つとして全国有数の流通拠点となっています。

左.松尾神社の狛犬右.神の使いとされる  天満神社の牛の像

西国三十三所観音霊場第二十四番札所。聖徳太子の創建といわれる我が国最初の観音霊場であり、真言宗中山寺派です。1400年間の歴史において、明治天皇御平産など皇室の崇信も篤い「安産信仰」の寺としても知られており、その霊験を求めて訪れる多くの参詣者で日々賑わっています。

火箸納所には、厄除けに使用された火箸が多数納められています

赤い欄干橋の先に拝殿があります

清荒神清澄寺境内に昭和50年4月開館しました。文人画家・富岡鉄斎の作品2000点余が順次公開展示されています。

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展示内容は企画展に合わせ入れ替わります

約30分

約25分

約20分

約15分

約12分

約5分

休WC… 休憩スポット。ベンチがあります… トイレ

往時を偲ぶ道標 在りし日の人々の旅路を思い起こさせる道標が街道に点在します。

上/中山寺 五重塔左/中山寺の本尊、十一面観世音菩薩310:00~16:30(入館は~16:00)4月曜

(祝日、振替休日の場合は翌日)、臨時休館、夏季・冬期休館あり(要問合せ)6大人300円