1.計画の目的 - Yatomi

14

Transcript of 1.計画の目的 - Yatomi

- 1 -

1.計画の目的

弥富市国民健康保険の生活習慣病発症予防と重症化予防に向けた、総合的な取り組みをすること

を目的として策定されました。

2.計画の期間

平成 30(2018)年度から令和 5(2023)年度までの 6年間となり、令和 2(2020)年度が中間評価の年と

なります。

3.健康課題

計画策定時に弥富市の現状を分析し、下記の健康課題が考えられました。

● 特定健康診査受診率の向上

・受診率の低い年齢階層に対し、特定健康診査勧奨の啓発活動の継続を図り、受診しやすい環境

を整え、保健事業の充実をする。

● 生活習慣病の改善・予防

・特定健康診査前の年代(40歳未満)への生活習慣病発症予防のためのポピュレーションアプロー

・40~50代への生活習慣病改善及び生活習慣病発症予防、治療者に対して医療機関と連携し、

疾患の重症化予防のアプローチ

● 重篤な合併症の予防

・がん検診の受診状況の確認をし、早期発見・早期治療への啓発の充実

・生活習慣病を予防し健やかな生活を維持する保健事業の充実

● 虚血性心疾患・脳血管疾患等の予防

・特定保健指導対象者のみでなく、非肥満高血糖該当者等の合併症リスク保持者を含めた保健事

業活動の充実

● 特定健康診査結果の受診勧奨者の未治療者への支援

・生活習慣病重症化予防の実施の継続とともに特定健康診査直後の受診啓発及び定期的な働きか

けをして、確実に医療機関に受診につなげる

● 受診勧奨対象者の治療中の方への支援

・医療機関と連携し、継続的に通院してもらい生活習慣の見直し・改善への実践を徹底する働き

かけ

- 2 -

4.計画の目標・実践したこと

(1) 中長期目標

一人ひとりが主体的によりよい生活習慣に取り組み、高血圧症や糖尿病等の生活習慣とその合併症

のリスクを早期発見し、病気の発症及び重症化を予防することで、保健事業活動のさらなる充実と医

療費の適正化を目指します。

(2) 短期目標と成果目標、保健事業実施内容、今後の取り組み

短期目標 成果目標

① 特定健診デビューである若年層(40 代)へ受

診勧奨をし、全体の特定健診受診率を上げよ

う。

40~44歳における特定健康診査受診率

男性

計画策定時(2016年) 14.3%

中間評価(2019年) 16.6%

目標値(2023年) 19.0%

女性

計画策定時(2016年) 19.8%

中間評価(2019年) 16.3%

目標値(2023年) 24.0%

保健事業実施内容

特定健康診査・特定健康診査未受診者対策 ①

事業・取組名 アウトプット

指標

アウトカム

指標 これまでの取り組み 今後の取り組み

特定健康診査の実施

特定健康診査受診率※目標値変更 計画策定時

(2016年) 43.6

中間評価

(2019年)

44.9

計画策定時

目標値

60.0

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

46.1

※毎年の伸び率を検討し目標を変更 ※以下計画上の特定健診受診率の目標もすべて変更

メタボリックシンドローム該当者 【男性】 計画策定時

(2016年) 33.3

中間評価

(2019年)

37.6

計画策定時

目標値

25.0

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

30.2

【女性】 計画策定時

(2016年) 13.2

中間評価

(2019年)

14.2

計画策定時

目標値

10.0

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

11.4

※愛知県の令和元年度メタボリックシンドローム該当者率の数値を目標値とした。 ※以下計画上のメタボリックシンドローム該当者の目標もすべて変更

海部地区または津

島市での医療機関健

診・保健センターなど

での集団健診・総合が

ん検診(人間ドック)

を行うことで、メタボ

リックシンドローム

該当者及びその予備

軍の把握ができた。

今後も継続

受診率・メタボリッ

クシンドローム該当者

については、年代別の

状況などもみていくよ

うにする。

- 3 -

保健事業実施内容

特定健康診査・特定健康診査未受診者対策 ②

事業・取組名 アウトプット

指標

アウトカム

指標 これまでの取り組み 今後の取り組み

40 歳代前半の国保加入者に対する受診勧奨

40歳代前半への受診勧奨

計画策定時

(2016年) 1回

中間評価

(2019年) 2回

目標値

(2023年) 2回

スマホdeドック の実施回数(受診案内)※指標追加

目標値

(2023年)

1回

スマホdeドック の受診率※指標追加

中間評価

(2019年)

5.8

目標値

(2023年)

10.0

40~44 歳における特定健康診査受診率 【男性】 計画策定時

(2016年) 14.3

中間評価

(2019年)

16.6

目標値

(2023年)

19.0

【女性】 計画策定時

(2016年) 19.8

中間評価

(2019年)

16.3

目標値

(2023年)

24.0

スマホdeドック 実施後翌年度特定健診を受けた人の割合※指標追加

目標値

(2023年)

9.1

中間評価

(2019年)

20.0

年に 1回その年度 40

歳になる方や5年間

未受診の方に特定健

診受診勧奨のはがき

を送付している。

令和 1(2019)年度よ

り特定健診受診のき

っかけづくりとして

もらうため、スマホ de

ドック (簡易血液検

査)を 40歳代で5年未

受診の人へ案内を送

り希望者に実施した。

はじめて特定健診を

受ける方及び40歳代で

1 度も特定健診を受け

たことがない方を対象

に内容を工夫した受診

勧奨を行う。

スマホdeドックは継

続して特定健康診査受

診率向上への効果をみ

ていく。

令和2(2020)年度よ

り、健診予約の利便性

の向上のため、集団検

診のウェブ予約を導入

する。

健康づくり 推進ポスター

健康づくりポスター応募数※指標2019年度で削除

計画策定時

(2017年) 137

中間評価

(2019年)

100

目標値

(2023年)

150

特定健康診査受診率 計画策定時

(2016年) 43.6

中間評価

(2019年)

44.9

目標値

(2023年)

46.1

特定健康診査啓発ブース参加者 計画策定時

(2016年) 340

中間評価

(2019年)

400

目標値

(2023年)

500

夏休みに弥富市内の小学校 6年生に健康づくりに関するポスターを募集し、優秀者を健康フェスタの式典で表彰した。また、優秀作品をクリアファイルにし啓発に利用していた。 健康フェスタでは、

ブースを設けて、アンケートを実施し、受診の有無を聞くとともに、特定健診の受診案内を行った。

健康づくりポスターについては、応募数が減少しており、夏休みの宿題が多く負担との声が聞かれた。また、小学生の親への受診率向上も目指していたが、その年代は、国保加入者が少ないため受診率向上にはつながりにくいと考えるため令和元(2019)年度で終了とする。今後は、市のイベントの機会を利用し、健康への意識の向上できるようにブースの充実を行い、受診率向上につなげていく。

市のイベントにおける特定健康診査に関する啓発

市のイベント特定 健康診査啓発ブー スの設置 ※指標追加

目標値

(2023年)

1回

健診データ提供の仕組みづくり

市の健診以外で受診した健診結果提供周知回数※指標追加

目標値

(2023年)

2回

健康診査結果提供

計画策定時

(2016年) 10人

中間評価

(2019年) 13人

目標値

(2023年) 25人

年 1回商工会へ健診

結果の提出の案内を

健診時に渡してもら

えるようお願いして

いる。また、未受診者

勧奨ハガキ送付時に

結果提出の協力依頼

をしている。

今後も継続。

健診の結果提出につ

いては、受診券送付時

にも周知していく。

- 4 -

保健事業実施内容

特定健康診査・特定健康診査未受診者対策 ③

様々な媒体を活用した特定健康診査に関する啓発

広報やとみへ特定健康診査に関する記事掲載※指標2019年度で削除

計画策定時

(2016年) 年

3回

中間評価

(2019年)

3回

目標値

(2023年)

5回

回覧での特定健康診査案内※指標2019年度で削除

計画策定時

(2016年) 年

1回

中間評価

(2019年)

1回

目標値

(2023年)

2回

特定健康診査に関する周知回数(個別通知広報・ホームページ) ※指標追加

目標値

(2023年)

3回

特定健康診査受診率 計画策定時

(2016年) 43.6

中間評価

(2019年)

44.9

目標値

(2023年)

46.1

広報やとみで特定

健診開始時や集団検

診の案内を年 3 回、回

覧でも集団検診の案

内を行った。

また、国保新規加入

の際に渡すチラシや

保険証や納付書送付

時にちらしによる啓

発を行っている。

特定健診受診券送付

や未受診者への個別の

勧奨も行っているた

め、広報や回覧での掲

載回数だけでなく掲載

内容の充実などを検討

していくとともにホー

ムページの内容やトピ

ックス利用なども行っ

ていく。

受診パターン等に応じた未受診者勧奨

5 年未受診者への 受診勧奨通知 ※指標追加

目標値

(2023年)

1回

個人に合わせた受 診勧奨通知※指標 追加

目標値

(2023年)

1回

特定健康診査受診勧奨ハガキ送付後受診率(国保連合会)

計画策定時

(2016年) 5.8

中間評価

(2019年)

7.0

目標値

(2023年)

10.0

個別に応じた受診勧奨通知後の受診率※指標追加

中間評価

(2019年)

11.0

目標値

(2023年)

15.0

45.0%未満の特定健康診査受診率の地区数 計画策定時

(2016年) 6

地区

中間評価

(2019年)

5

地区

目標値

(2023年)

3

地区

(全8地区)

国保連合会に委託

し、毎年8月に5年未

受診者に勧奨はがき

を送付している。令和

1(2019)年度からは、

受診勧奨の対象に 40

歳を追加した。

また、毎年9月末頃

には、その年度の健診

未受診者に対し、圧着

はがきを送付した。令

和 1(2019)年度から過

去 3年間の健診データ

をいれ、健診結果と受

診パターンに応じた

個別性の高い受診勧

奨を行った。

令和1(2019)年度の

勧奨結果から、前年度

健診を受けた人は、次

年度も健診を受ける人

が多いことが分かっ

た。令和2(2020)年度

は、昨年度受診した人

は除き、今年度健診を

受けていない人に過去

2 年の健診結果をのせ

た受診勧奨を実施す

る。3 年健診受診歴のな

い人には年代別に内容

を変更した圧着はがき

を送付する。今後の勧

奨については効果を見

ながら地区別に受診率

をのせるなど変更して

いくこととする。

- 5 -

保健事業実施内容

特定健康診査・特定健康診査未受診者対策 ④

特定健康診査を受けやすい体制づくり

がん検診との同時 受診の周知回数 ※指標追加

目標値

(2023年)

3

特定健診と同日にがん検診を受けた人の割合 ※指標追加

中間評価

(2019年)

42.8

目標値

(2023年)

50.0

個別医療機関・保健

センターでの集団検

診・海南病院での総合

がん検診との同時実

施を行っている。また

平成 30(2018)年度よ

り特定健診受診料金

を無料化した。

現在の健診方法・無

料化の実施の継続をす

る と と も に 令 和

2(2020)年度からは集

団検診のネット予約を

開始する。今後、特定健

診だけでなく、健康推

進課で行うがん検診も

同時実施できることを

周知していく。

令和 2(2020)年度からの

特定健康診査・

特定健康診査未受診者対策

① 特定健康診査の実施 及び 健診受診者の状況の把握・分析

② 40代の方への受診勧奨

③ 40代 5年未受診者へのスマホdeドックの実施及び効果検討

④ 特定健康診査の周知

・受診券の送付による個別通知

・市のイベント・広報・インターネットを用いた周知

⑤ 未受診者勧奨ハガキ

・5年間未受診者への勧奨

・受診パターンなど個別性のある未受診勧奨

⑥ 健診を受けやすい体制づくり

・無料化の継続

・選べる健診方法(個別医療機関・集団検診)

・がん検診との同時受診できる体制づくり

(集団検診・総合がん検診・医療機関でのがん検診の周知)

・申し込みの利便性の向上(集団検診のインターネット予約)

- 6 -

短期目標 成果目標

② メタボリックシンドローム該当者を減少さ

せよう。

メタボリックシンドローム該当者

男性

計画策定時(2016年) 33.3%

中間評価(2019年) 37.6%

目標値(2023年) 30.2%

女性

計画策定時(2016年) 13.2%

中間評価(2019年) 14.2%

目標値(2023年) 11.4%

初回指導参加率

計画策定時(2016年) 24.3%

中間評価(2019年) 19.8%

目標値(2023年) 60.0%

保健事業実施内容

特定保健指導・特定保健指導利用勧奨 ①

事業・ 取組名

アウトプット 指標

アウトカム 指標

これまでの取り組み 今後の取り組み

特定保健指導の実施

初回指導参加率 計画策定時

(2016年) 24.3

中間評価

(2019年)

19.8

目標値

(2023年)

60.0

指導参加者の体重減少者率※指標追加

中間評価

(2019年)

54.7

目標値

(2023年)

70.0

集団・個別など参加

者が指導方法を選択

して参加できるよう

に実施。

今後も継続

特定保健指導の参

加者の年齢や以前の

参加の有無などの状

況も分析し今後の指

導につなげていく。

市のイベントにおける特定保健指導に関する啓発

市のイベントで特定 保健指導啓発ブース の設置※指標追加

目標値

(2023年)

1回

特定保健指導啓発ブース参加者※指標追加 計画策定時

(2016年) 340

中間評価

(2019年)

400

目標値

(2023年)

500

国保新規加入の際

に渡すチラシや保険

証や納付書送付時に

ちらしによる啓発を

行っている。

特定保健指導の対

象者へは、個別案内の

送付を行っている。

今後も継続

特定保健指導につ

いて知ってもらうた

めに、特定健診受診券

送付時やホームペー

ジなどに特定保健指

導についての説明を

載せて、自分が対象と

なった場合に参加し

てもらえるような環

境づくりをする。個別

案内の際にもパンフ

レット等で参加の必

要性を伝えていく。

様々な媒体を活用した特定保健指導に関する啓発

広報やとみへの特定保健指導に関する記事掲載※指標 2019 年度で削除 計画策定時

(2016年) 3回

中間評価

(2019年) 3回

目標値

(2023年) 4回

特定保健指導に関する周知回数(広報・ホームページ・個別通知)※指標追加

目標値

(2023年) 4回

特定健康診査問診 票:生活習慣の改 善について保健指 導を受ける機会が あれば、利用しま すか。の「はい」の 割合※指標追加

中間評価

(2019年)

40.0

目標値

(2023年)

45.0

- 7 -

保健事業実施内容

特定保健指導・特定保健指導利用勧奨 ②

事業・ 取組名

アウトプット 指標

アウトカム 指標

これまでの取り組み 今後の取り組み

電話や訪問による特定保健指導の利用勧奨

特定保健指導未利用者電話勧奨※指標2019年度で削除 計画策定時

(2016年) 1 人当たり

2回まで

中間評価

(2019年)

1 人当たり

1回

目標値

(2023年)

1 人当たり

3回まで

特定保健指導の利用の有無の意思表示がない方への電話・訪問勧奨率※指標追加

目標値

(2023年) 50.0%

電話・訪問後の指導参加率※指標追加

目標値

(2023年) 20.0%

保健指導は、手紙と

電話にて勧奨してい

る。以前は保健指導の

案内も業者委託して

いたが令和 1(2019)年

度からは市から案内

を送付するように変

更した。

今後も継続。

同じ人に何度も勧

奨しても参加の意向

は変わらないことが

多いため、訪問や手紙

の内容などその人に

合わせた勧奨ができ

ればと考えている。特

に保健指導対象者へ

の初めの通知をわか

りやすくしていく。

特定保健指導を受けやすい体制づくり及び内容の充実

特定保健指導初回参加者数

計画策定時

(2016年) 78名

中間評価

(2019年) 49名

計画策定時

目標値

(2023年)

100名

特定保健指導終了率(終了率とは保健指導対象

者に対する割合※参加者に対

する割合はない)

計画策定時

(2016年) 22.7

中間評価

(2019年)

21.0

計画策定時

目標値

(2023年)

60.0

メタボリックシンドローム該当者 【男性】 計画策定時

(2016年) 33.3

中間評価

(2019年)

37.6

目標値

(2023年)

30.2

【女性】 計画策定時

(2016年) 13.2

中間評価

(2019年)

14.2

目標値

(2023年)

11.4

特定保健指導につ

いては、医師会への委

託、業者への委託、市

の保健師による指導、

結果説明会での指導、

運動教室での指導な

ど様々な方法を選ん

で参加できるように

工夫している。

令和 2(2020)年度は参加できない理由を調査する予定で今後の保健指導方法に生かしていきたい。令和2(2020)年度より、ICT(パソコン・スマートホン)での保健指導を行っていく。今後、対面を希望せず市役所でICTを希望する方もできるようにしていく。

特定健康診査結果説明会の実施

結果説明会の実施 ※指標 2019 年度で削除

計画策定時

(2016年) 年 3回

中間評価

(2019年) 年 4回

目標値

(2023年) 年 5回

保険年金課が主体

で健診結果説明会を

行っていた。健診結果

は、国保の人だけでな

く市民すべてに行う

とより効果がえられ

ると考えられるため、

令和 2(2020)年度より

健康推進課へ移行予

定。

結果説明会は主体

が健康推進課になる

が特定保健指導の対

象者も参加されるた

め、その機会に保健指

導につなげていける

ようにする。

令和 2(2020)年度からの 特定健康診査未受診者対策

① 特定保健指導の実施及び特定保健指導参加者の状況の分析

② 特定保健指導の周知

・健康フェスタ・広報・インターネットを用いた周知

③ 特定保健指導の利用勧奨

・対象者へわかりやすい個人通知

④ 特定保健指導の受けやすい環境づくり

・保健指導の方法の充実

(海部医師会・海南病院・市の保健師または管理栄養士・業者委

託・ICT面談など)

・保健指導を受けない理由を把握し、教室の勧奨・内容に生かす。

- 8 -

短期目標 成果目標

③ 生活習慣病の重症化による重症疾患(脳卒

中、心筋梗塞、腎不全等)を予防しよう。

医療受診勧奨対象者への勧奨割合

計画策定時(2016年) 86.8%

中間評価(2019年) 57.7%

目標値(2023年) 90.0%

生活習慣病予防事業対象者のうち健診後

受診した人の割合

計画策定時(2016年) 71.7%

中間評価(2019年) 78.9%

目標値(2023年) 75.0%

今までは分母が受診勧奨を送付し、返信のあった

数だったが、令和 2(2020)年度からは、受診勧奨

送付数に変更するため、目標値を下記へ変更。

中間評価(2019年) 45.5 %

目標値(2023年) 60.0%

保健事業実施内容

生活習慣病重症化予防 ①

事業・

取組名

アウトプット

指標

アウトカム

指標 これまでの取り組み 今後の取り組み

高血圧や高血糖、脂質異常の人への医療受診勧奨

医療受診勧奨者への勧奨割合

画策定時

(2016年) 86.8

中間評価

(2019年)

57.7

目標値

(2023年)

90.0

(勧奨時アンケートを送付

し返答があった人の割合)

生活習慣病重症化予防事業の実施※指標2019年度で削除 計画策定時

(2016年) 年 1回

中間評価

(2019年) 年 1回

目標値

(2023年) 年 2回

健診後受診した人の割合※指標の出し方の変更 計画策定時

(2016年) 71.7

中間評価

(2019年)

78.9

目標値

(2023年)

75.0

(勧奨時アンケートを

送付し返答があった人

を分母とする)

↓ 通知者全数のうち健診後受診した割合に変更

中間評価

(2019年)

45.5

目標値

(2023年)

60.0

以前は、前年度の受

診勧奨判定値の方に

翌年度受診勧奨を行

っ て い た が 、 平 成

30(2018)年度より受

診勧奨値以上の方(脂

質・血糖・血圧・腎症

に関する)全員に受診

勧奨の通知を約 2か月

後に手紙にて行って

いる。受診したかの確

認は、受診報告書を返

送してもらい把握し

ている。

今後も継続。

データ管理できる

ように健康カルテに

も入力していく。

生活習慣病重症化

予防事業については、

集団で行うのでなく

受診勧奨の値よりさ

らに悪い人の基準を

検討し、家庭訪問など

個別対応を行ってい

く。

<参考>

医療受診勧奨の対象者:血圧 収縮期血圧 160mmHg以上 または 拡張期血圧 100mmHg以上

脂質 LDL180mg/dl 以上 または 中性脂肪 500 mg/dl以上

血糖 HbA1c(NGSP)6.5%以上

※訪問対象者の基準及び治療中断者への支援を今後予定。

- 9 -

保健事業実施内容

生活習慣病重症化予防 ②

事業・

取組名

アウトプット

指標

アウトカム

指標 これまでの取り組み 今後の取り組み

糖尿病性腎

症重症化予

防事業の実

糖尿病性腎症の受診勧奨通知者率 ※指標追加

中間評価

(2019年)

100

目標値

(2023年)

100

糖尿病性腎症重症化予防保健指導参加者数 ※指標追加

目標値

(2023年) 4人

受診勧奨後の医療機関受診者率 ※指標追加 中間評価

(2019年)

100

目標値

(2023年)

100

保健指導後 HbA1c改善率 ※指標追加

目標値

(2023年)

80

平成 30(2018)年度

より、受診勧奨は実施

している。

令和 2(2020)年度よ

り糖尿病の重症度や

医療機関の受診状況

等に応じて、適切な情

報提供、受診勧奨、保

健指導を行う。

<備考>

令和2(2020)年度より糖尿病性腎症重症化予防

目的:生活習慣の改善や医療機関での治療に結びつけ、糖尿病による重症化リスクの高い者に対して腎不全、

人工透析への移行を予防する。

医療受診勧奨の対象者:HbA1c6.5%以上の方で尿蛋白(±)以上 または

eGFR60ml/分/1.73㎡ 未満の方で糖尿病にて医療機関を継続受診していない者

保健指導の対象者:2型糖尿病であり、糖尿病性腎症の病期が第2期である者で医師が必要と認め、

本人の同意が得られた者

保健事業実施内容

生活習慣病予防に関する啓発 ①

事業・ 取組名

アウトプット 指標

アウトカム 指標

これまでの取り組み 今後の取り組み

市のイベント (健康フェスタ )における生活習慣病予防に関する啓発

市のイベントで生活習慣病予防に関する啓発ブースの設置 計画策定時

(2016年) 年

1回

中間評価

(2019年)

2回

計画策定時

目標値

2回

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

1回

生活習慣病予防に関するブース参加者 計画策定時

(2016年) 340

中間評価

(2019年)

400

目標値

(2023年)

500

健康フェスタでの

ブースと、イオンタウ

ンのスペースにて、生

活習慣病に関する啓

発を行った。イオンタ

ウンでは国保の人は

少なく市外の人が多

いなど効果的ではな

かった。

市のイベントの機

会にブースを設置し、

健康への意識の向上

できるように内容の

充実をしていく。

- 10 -

保健事業実施内容

生活習慣習慣予防に関する啓発 ②

事業・

取組名

アウトプット

指標

アウトカム

指標 これまでの取り組み 今後の取り組み

生 活 習 慣病 予 防 教室の開催

受診率が低い地域での結果説明会及び運動指導教室の実施※指標2019年度で削除

計画策定時

(2016年) 年 6回

中間評価

(2019年) 年 6回

目標値

(2023年) 年 8回

受診率が低い地域での出前講座や教室等の実施回数※指標 2019 年度で削除

計画策定時

(2016年) 年 1回

中間評価

(2019年) 年 3回

目標値

(2023年) 年 2回

45%未満の特定健康診査受診率の地区数※指標を特定健診未受診者対策へ移動

計画策定時

(2016年) 6

地区

中間評価

(2019年)

5

地区

目標値

(2023年)

3

地区

(全 8地区)

令和元 (2019)年度

健診結果説明会を年 4

回実施し、運動教室を

2 回行った。健康推進

課にて糖尿病予防教

室を実施。年 7回行っ

た。

出前講座として健

康サロンにて生活習

慣病、フレイル予防に

ついての講話を3か所

で行った。

地区別の受診率だけ

なく必要な人へ生活習

慣病予防ができるよう

に出前講座や教室を検

討していくとともに健

康推進課と協力してい

く。また、国保の人は

高齢者医療制度に移行

していくため、高齢者

医療・保健事業・介護

予防の一体的実施に向

けた事業も検討しく。

地 域 に おけ る 出 前講座、教室等の開催

令和 2(2020)年度からの 生活習慣病重症化予防 生活習慣病予防に関する啓発

① 受診勧奨値の方への受診勧奨

・受診勧奨値以上の方へ手紙を送り受診状況の確認。

・受診勧奨の中でも値を検討し、未受診の方へ家庭訪問を

行う。

② 糖尿病性腎症の予防

・受診勧奨値以上の方すべてへ手紙を送り受診状況の確認。

・保健指導対象者への保健指導

③ 生活習慣病の周知

・市のイベントなどでのブースの設置

・必要に応じて生活習慣病に関する出前講座の実施

④ 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施に向けた事業の検

討(介護高齢課・健康推進課と連携)

- 11 -

保健事業実施内容

その他

事業・ 取組名

アウトプット 指標

アウトカム 指標

これまでの取り組み 今後の取り組み

ジ ェ ネ リッ ク 医 薬品 の 差 額通知

ジェネリック医薬品の差額通知の発送数 計画策定時

(2016年) 年

258通

中間評価

(2019年)

299通

目標値

(2023年)

400通

ジェネリック医薬品の使用割合※目標値変更 計画策定時

(2016年) 67.1

中間評価

(2019年)

79.7

計画策定時

目標値

70.0

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

80.0

年 2回送付。令和元

(2019)年度は毎年 8月

と 2月に差額が 400円

以上の人に通知を送

付。

今後も継続。

状況に応じて薬の内

容や差額費用額を見直

していく。

重 複 頻 回対 象 者 への啓発

重複頻回対象者への指導率

計画策定

時(2016

年)

頻回 1件

重複 5件

指導率

100%

中間評価

(2019年)

頻回 1件

重複 2件

指導率

100%

目標値

(2023年)

頻回 5件

重複 10件

指導率

100%

重複頻回レセプト改善率※目標値変更 計画策定時

(2016年) 0

中間評価

(2019年)

100

計画策定時

目標値

20.0

中間評価か

らの目標値

の変更

(2023年)

100

生活習慣病に関す

る内服を 3 か月以上 2

つ以上の医療機関か

ら処方されている人

や市で把握している

頻回受診の人に指導

を行った。

今後も継続。

令和 2(2020)年度からの その他保健事業

① ジェネリック医薬品の使用の推進

・年2回のジェネリック医薬品差額通知の送付

② 重複頻回受診の方への啓発

・訪問や面接による重複頻回受診者への指導

③ 重複服薬についての啓発

・重複服薬による副作用及びお薬手帳の使用についての周知

④ セルフメディケーション(自分自身の健康に責任を持ち、軽度

な身体の不調は自分で手当てすること)の推進

・ホームページや特定健診未受診者はがきなどで周知

- 12 -

データヘルス計画 個別事業評価 【評価判定区分】a:改善 a*:改善(改善しているが、現状のままでは最終評価までに目標達成が危ぶまれる) b:変わらない c:悪化している d:評価困難)

中間評価より目標値を変更するもの 中間評価より指標を 追加したもの 中間評価より指標を削除するもの

弥富市第2期国民健康保険データヘルス計画中間評価 ― 令和 2年(2020)年度 ―

令和 3(2021)年 3月

弥富市 健康福祉部 保険年金課

〒498-8501 愛知県弥富市前ケ須町南本田 335番地

TEL (0567) 65 - 1111 (代表)

FAX (0567) 67 - 4011